大和古伝、桜花姫ヨシノの物語
ムーンライズ
(6) 恥辱の舞、それは辱めの序章
極悪なるオニマガツは、あろうことかヨシノ姫に裸で舞踊れと命令したのだった!!
「イヤとは言わさんぞヨシノ姫。ワシらを満足させる踊りをしてもらわんとつまらんのでなあ。」
その言葉に手下どもは大喜びし、連呼してヨシノ姫に迫る。
「そうだそうだっ、裸で踊れっ、スッポンポンで踊るんだ〜♪」
容赦ない責め言葉に、ヨシノ姫は顔をひきつらせて拒否する。
「い、いやですっ!!裸でなんか・・・お、踊れませんわ・・・」
しかし、人質をとられている以上、拒否は一切許されないのだった・・・
禍神達が陰湿な目で踊りを強要してくる。
激しく苦悩するヨシノ姫を守ろうと、年配の侍女カレンが前に出た。
「姫さまに裸踊りなどさせるわけにはいきませんわっ!!わ、わたしが・・・私が裸で踊りますっ!!」
それを見たオニマガツは、フンと鼻を鳴らして嘲笑う。
「お前だけじゃ足りんわ、隣の小娘も裸になってもらおう。」
カレンの隣・・・年少の侍女ハルカにも邪悪な目が向けられた。
オニマガツは最初から、ヨシノ姫だけでなく侍女達も裸で踊らせようと企んでいたのだ。
もはや3人に選ぶべき道は一つだけとなった・・・
観念したヨシノ姫が、着物の紐を解き、禍神の前に立つ。
「・・・わ、わたしは・・・私はどうなってもかまいません・・・皆を助けて下さるなら・・・なんでも致しましょう・・・」
着物がハラリと床に落ち、麗しき姫君の肌が露になった・・・
腰布と胸を隠す僅かな布だけを残し、恥辱に震えながら立つ半裸の姫君を見て、禍神どもは大いに悦ぶ。
「いいぞいいぞ〜っ、その恰好っ♪」
「恥ずかしがってんじゃねーや、腰布もとれ・・・をうっ?」
野次を飛ばした手下の頭をボカッと殴るオニマガツ。
「慌てるな〜、じっくり楽しまなきゃ損だろーがマヌケめ。」
そして再びヨシノ姫達に視線を向けた。
「お姫さまが勇敢に脱いでくれたんだ、侍女のお前らも脱がんでどうする。」
邪悪な視線に晒され、侍女達2人も姫君に続いて着物を脱いだ。
恥ずかしさに耐えかねたハルカが泣き出してしまう。
「あうう・・・カレン姐さま・・・恥ずかしいですぅ・・・」
「我慢なさいっ、姫さまはもっと恥ずかしい思いをなさっておられるのですわよ。」
微かに身体を震わせるヨシノ姫の心中は、激しい恥辱に満ちている。
産まれてから今まで、姫君として汚れなく過ごしてきたヨシノ姫にとって、男の前で肌を晒すのがどれだけ恥ずかしい事か。
まして相手は邪悪極まりない禍神どもだ、いやらしい視線は鋭い刃となって姫君の素肌を貫く。
「・・・カレン・・・ハルカ・・・あなた達まで巻き込んでしまいましたわ・・・許して・・・」
切ない謝罪の言葉と、頬を伝う一筋の涙がヨシノ姫の胸の内を物語っていた。
自分の事よりも侍女を気遣う姫君の心に、カレンもハルカも胸を痛めた。
「・・・姫さまを・・・お守りできなくて・・・も、もうしわけありません・・・」
悲しみのまま、3人は舞い始めた・・・
できるだけ恥ずかしい場所を見られぬよう、扇や布で隠すが、しかしそれが返って男どもの欲求を昂ぶらせる事になった。
「おおっと、もう少しで見えたのによ〜。」
「へへへっ、もっと足広げろ〜。」
陰湿な視線と欲望は、姫君の心に耐えられぬ恐怖となって伸しかかる。
だが姫君を苦しめるのは恐怖だけでなかった。闇の世界の寒さが、ヨシノ姫の裸身から体温を奪う。
惨いほど芯まで冷えきっていく姫君の身体・・・
それが、さらなる恥辱となって姫君を襲う。
「・・・あ・・・ああ・・・お、オシッコが・・・したくなりましたわ・・・」
ヨシノ姫は、寒さと恐怖で尿を催してしまったのだ。
腰に力が入らず、少しでも気を抜けばオモラシをしてしまうだろう状況で踊らねばならなくなった。
足を振るわせ、顔色を変えるヨシノ姫の様子に気付いたカレンとハルカが、心配そうに声をかけた。
「・・・姫さま・・・もしかして・・・だ、大丈夫ですか!?」
「・・・心配いりません・・・これぐらい・・・が、がまんできま・・・す・・・」
だが、額に浮かぶ汗が限界に達している事を示している。
オシッコを我慢している事を察したオニマガツが、ニタニタ笑いながら言い放った。
「我慢しなくていいんだぞぉ〜。ワシらの前で盛大にショウベンをもらせばいいのじゃ〜。」
隠していた事を見透かされたヨシノ姫は顔面蒼白となる。
「・・・い、いや・・・そんなこと・・・できま・・・せ・・・あううっ・・・」
気高く美しい姫君が、卑しい男どもの前でオモラシをする・・・これほど屈辱的な事はなかろう。
すでに臨界点に達している状況で、懸命になって堪え、そして踊り続けるヨシノ姫。
股間を堅く閉じ、身体中を小刻みに震わせながら、それでもなお我慢し続ける姿は余りにも惨いと言えよう・・・
そのヨシノ姫の足に、卑劣なムチの一撃をくわえるオニマガツ。
「ほぅれっ、これでどうだっ。」
「あひっ!?・・・あっ・・・ああ・・・」
激痛が走った瞬間、股間から・・・温かいオシッコが勢いよく漏れ出した・・・
ーーーシャアアア・・・
緊張感が一気に崩れ、全ての力を失って座り込むヨシノ姫。
「・・・うああ・・・み、みないでぇ・・・あ、ああ・・・」
麗しい眼から悲しみの涙が溢れ出る。姫君としての気高きプライドが、内側からガラガラと音を立てて崩れて行った・・・
恥辱に震え、小さくなって泣きじゃくるヨシノ姫を、無情にも嘲笑う禍神ども。
「ひゃ〜っはっはっは〜、とうとうチビリやがった〜っ。お姫さまがオモラシしちゃったぞお〜♪」
嘲り笑う声は、さらに姫君を追い詰める。
声も出せなくなったヨシノ姫に縋ったカレンとハルカは、卑劣な禍神どもをキッと睨んだ。
「この外道!!よくも・・・よくも姫さまを侮辱しましたわねっ!?」
「ぜーったいに許さないですぅ!!あんたたち、みーんなひっぱたいてやるんだからっ!!」
叫ぶ2人に、邪笑いを浮かべて迫る禍神。
凶悪な人相を醜く歪ませ、欲望を露にした禍神達の股間が・・・恐ろしく怒張している!!
それを見たカレンとハルカの顔が、激しい恐怖で硬直した。
「・・・い、いや・・・こないで・・・」
「・・・ひめさまを、い、い、イジメたらダメですぅ・・・」
2人はヨシノ姫に覆い被さり、邪悪な魔の手から姫君を守ろうとする。しかし・・・それは余りにも非力な事だった・・・
あっさりと引き離され、人質の女の子達の所へ連行されるカレンとハルカ。
「姫さまっ!!ひめさまぁーっ!!」
「カレーンッ!!ハルカーッ!!」
泣き叫ぶ声が、無情な闇の世界に響き渡る・・・
そして独り残されたヨシノ姫に、最悪の陵辱が襲いかかってきた!!
「へっへっへ〜、桜のお姫ちゃま♪たっぷりとイジメてやるぜ〜、覚悟しろおお〜。」
迫る禍神どもから、汚れ腐った酷い臭いが漂ってくる。垢や膿でドロドロに汚れた体は不潔極まりなく、周囲には大量のハエやゴキブリが飛び回っていた。
美しき桜の姫君の周りを、汚れ腐った悪党が取り囲む。もはや・・・絶体絶命・・・
「・・・あ・・・ああ・・・ゆ、ゆるして・・・や、やめ・・・て・・・」
泣いて懇願するヨシノ姫を、大きく醜い手で掴み上げるオニマガツ。
「うはは〜っ、ご開帳だ〜っ。桜のお姫さまの(花)を咲かせるぜ、ほ〜れっ♪」
凶悪にも・・・両足を大きく広げた!!
そして・・・一切の汚れなき大切な部分が・・・お姫さまの・・・大切な部分が・・・
「いやあああああーっ!!」
響くヨシノ姫の絶叫・・・
晒された秘部に悪しき視線が集中し、欲望に塗れた大歓声が沸き起こる。
「うひょおお〜っ、咲くいた咲いた、桜のオマ○コが咲いたぜ〜っ。お姫さまのオ○ンコが丸見えだぜ〜っ♪」
オシッコで濡れたヨシノ姫の腰布がハラリと落ち、それに大勢の汚れた男どもが群がる。
「お姫さまの腰布だ〜っ♪いい匂いだぜ〜♪」
「よこせゴルア〜ッ!!独り占めしてんじゃねーぞっ。」
「ぐるる〜。こ、この着物キレイだにゃ〜。お、おいらのモンだかんね。」
腰布だけでなく、ヨシノ姫の脱いだ美しい衣装をめぐって取り合いをしている。
腰布や衣装だけでこれほどの大騒ぎだ・・・裸にされたヨシノ姫が、飢えたこの連中の中に放りこまれたらどうなるか・・・
ヨシノ姫の脳裏に、凄まじい恐怖が走る!!
「・・・い、いや・・・た、たすけて・・・だれか・・・だれか・・・」
か細い声で助けを求めるも・・・ケダモノと化した禍神どもの騒乱にかき消される。
そして、悪夢の陵辱が始まったのだ・・・
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