テッサリアの女王 4
堕ちた太陽神の巫女
ムーンライズ
リネアは吸い込まれるような深い深い闇の中にいた。彼女の背後から、おびただしい 異形の魔獣達が迫ってくる。逃げようとするが、手足が思うように動かない。あっとい う間に追いつかれ、魔獣の手で押さえつけられた。 「・・はなしてぇ・・だれか、たすけてぇ・・」 必死に助けを求めるリネアだが、何処までも続く深淵の闇に、叫び声が空しく響くの みだった。魔獣達は、捕らえたリネアの全身を長い舌で舐めまわした。舌が体を這うた びに、しなやかな体をのけぞらせるリネア。 「・・ああぁ・・」 声にならぬ悲鳴を上げるリネアに、気味の悪い奇声をあげ、牙をむく魔獣達。 「・・食ッテヤルゥ・・オマエヲ食ッテヤルゥウ・・」 魔獣の口から、嬉々とした声が漏れた。そして、血に飢えた魔獣の牙が、リネアの白 い腹部に食い込んだ・・ 「きゃああっ!!、・・あ・・夢?私一体・・」 レイディアの電撃責めをうけて気を失っていたリネアが、悪夢から目を覚ました。 「はっ!?」 意識を取り戻したリネアは、自分の体が全く動かないことに気付き、両手足を見た。 宴の間の中央に、X型の台が据えられ、リネアはその上に両手足を広げた状態で寝か されていた。 黄金の針は全て抜き取られ、傷口の出血も止まっている。しかし手首と素足は、鉄製 の拘束具によって固定されており、全裸のリネアは、身動きをとる事も出来ず、あられ もない姿を下僕たちの前に晒していた。 彼女の耳に、気味の悪い声が響いてきた。 「さっ、さわりてぇ、あのきれいな乳に、さわりてえ・・」 「見ろよ、丸見えじゃねえか・・きれいなピンク色だぜ・・」 「たっ、たまらねえぜ・・やらせろ・・」 薄暗い周囲から、下僕たちの声が聞こえてくる。下僕たちは皆、口々に下劣な言葉 を発していた。 「お願い・・見ないで・・」 恥辱と恐怖で思わず目を伏せるリネア。 「こっ、これも夢なの?・・夢なら覚めて・・」 悪夢から覚めたリネアだったが、現実は、悪夢と変わりは無かった。いや、今彼女が 置かれている現実の方が悲惨であった。魔獣共の手で、一思いに八つ裂きにされていた 方がよほど楽だったろう。 「やっとお目覚めかしら。」 横から不意に声がした。リネアの顔のすぐ横にレイディアが立っていた。 「いい格好ね、リネア。お前はこの私の前に跪いた、この私にね。今からお前に快楽 の洗礼を受けさせてあげるわ。そして、お前は・・私の忠実な下僕になるのよ。」 「そ・・そんなこと出来ません!!私はあなたの下僕になんか・・」 「そうかしら、この2人を見れば、いくら強情なお前でも納得するはずよ。」 レイディアの傍らに跪いていた2人の女が立ちあがり、リネアの顔を見下ろした。 「あなたたちは・・」 2人の顔を見るなり、リネアは絶句した。見知った顔だったからである。 「アルタイア、それに、メネリス・・あなたたちが、なぜ。」 2人の女は、女王候補だった、カリテスのアルタイアと、タイナロンのメネリスだった 。2人とも、薄い腰布と、小さな前掛けをつけただけの格好で立っている。彼女等の両 腕の同じ場所に、レイディアの毒針責めを受けたであろう小さな傷跡があった。 どうして、女王候補の2人が、ここにいるのか・・リネアは、2人の腕の傷跡を見て ハッとした。彼女等もリネアと同じように、レイディアから血の凍るような拷問を受け ていたのだ。 「レイディア・・あなたはこの2人を生贄にしたって言っていた・・わかったわ!!、 拷問にかけて2人があなたに逆らえないようにしたのね!?2人を苦しめるだけでは飽 き足らずに、無理やり下僕にして辱めるなんて・・」 なんて卑劣な・・リネアの心に激しい怒りが込み上げてきた。アルタイアとメネリス の事は、幼いころから知っていた。女王候補として恥じる事のない誠実な人格の持ち主 であった2人は、年上でありながら、リネアの才覚を認め、自分達と同等の扱いをして くれた。リネアは、そんなアルタイアとメネリスを心から尊敬し、良きライバルとして お互いの技量を競ってきたのである。 それを・・何の罪も無い2人を、虫けらの様に扱ったレイディアを許せるはずは無か った。 「この2人はお前ほど拷問に耐えられなかったけどね。それと・・お前は、拷問で無 理やり下僕にしたと言ったけど、それは違うわ・・この2人は自分の意思で私の下僕に なったのよ。そう、自分から喜んでね。」 「うそ・・」 自分の意思で下僕になった・・レイディアの言葉に驚愕の表情になるリネア。 「うそではないわ。何なら、2人に直接聞いてみるのね。」 2人に限ってそんなはずは・・リネアは叫んだ。 「アルタイア、メネリス!!あなた達が自分から下僕になったなんて信じられませんっ 、何かの間違いでしょう!?答えて!!」 だが、アルタイアもメネリスもリネアの声には反応を示さなかった。ただ、無表情で リネアを見ているだけだった。 「一体どうしたの、2人とも・・私ですっ、エルクスのリネアですっ!!わからな いの!?」 何か様子がおかしい。リネアの知っているアルタイアとメネリスではない。まるで別 人だ。彼女等の心から、人格そのものが抜け落ちているかのようだ。 これは、拷問による影響ではない、リネアの怒りに震える目が、レイディアに向けら れた。 「レイディア・・あなたは、この2人に何をしたの!!」 「教えてあげようかしら?」 レイディアの手に小さな紙袋が握られている。レイディアは紙袋を破ると、中に入っ ている白い粉を手のひらにのせてリネアに見せた。 「わが一族に伝わる、最強の媚薬よ。これを使ったものは、どんな清純な乙女でも、 たちどころに淫乱なメス犬に成り果てるわ。最高の快楽と淫靡な気持ちを味わえる悪魔 の媚薬よ。ただし、強い副作用と、常用性で廃人になってしまうけどね。」 「廃人、ですって・・なんてことを・・」 狂っている、レイディアは狂っている・・リネアの怒りは、邪悪に歪んだレイディア に対する恐怖へと変わっていった。 下僕が、小さな台の上に置かれたランプに火を点した。レイディアは、手のひらの媚 薬をさじに移すと、それを火の上に翳した。媚薬は熱で溶け、液状になる。それを台の 上にあった注射器で吸い取った。 「ウフフ・・さあ、リネア、お前も味わうのよ。悪魔の快楽を・・」 注射器を片手に持ったレイディアは、ぞっとするような笑みを浮かべ、リネアに近寄 った。 「たっ、助けてっ、アルタイア、メネリス!!おねがいっ、目を覚ましてぇッ!!」 泣き叫ぶリネア。だが、アルタイアとメネリスは人形のように無表情のままだ。 「いくら呼んでも無駄よ。この2人はすでに正気を失っているのですもの、お前の事 なんか、何一つ覚えていないわ。でも、心配は要らないわ。お前もすぐに正気を失う事 になるのよ。この薬でね。」 レイディアは、涙で濡れたリネアの頬を舐めた。そして、顔を背けるリネアの耳元に 口を近づけると、小さな声で囁いた。 「フッ・・お前が正気を失う前に、ひとつだけいい事を教えてあげるわ。前女王を暗 殺したのはあなたではないか、お前はそう言ったわね・・そうよ、前女王を暗殺したの は私よ。」 レイディアの口から、恐るべき真相が語られた。 「やはり・・あなたが・・」 「あのババアは、お前と同じことをほざいたわ。お前のような外道には女王の資格な どないってね。だから殺したのよ・・あの女の食事に毒を盛ってね。」 「鬼ッ!!悪魔ッ!!あなたは人間じゃあないわっ!!」 「あーははは!!なんとでもいいなさい、全ては力よッ、力あるものこそ王にふさわ しい。非力なものに支配者の資格など無くってよ!!さあ、お前も屈するのよ。新しい 女王、レイディア様の前にね!?」 リネアの腕に注射器の針が刺さり、媚薬が体内に入った。 「あっ、いやぁ!!」 針が抜き取られると、リネアの肩から力が抜けた。泣きじゃくるリネアの体に変化が 起きたのは、そのすぐ後だった。 「あっ・・あ・・あうっ!!」 リネアの白い体が、ビクンと跳ねた。涙に濡れた目が大きく見開かれ、拘束具に固定さ れた両手足が硬直する。 「あ・・あっ・・ああああ・・」 雪のように白い肌が、火責めで炙られた時のように赤くなった。そして、豊満な乳房が プルンと揺れながら膨らみ、ピンク色の乳首がピクンと起った。 先程の電撃責めで受けたような衝撃が、再びリネアの体を襲った。拷問で受けた傷の 痛みが徐々に薄れてゆき、かわりに、軽くしびれるような感覚が全身を覆う。心臓が激 しく鼓動し、それに呼応して、手足がビクビクと震えた。 「今、お前の体の神経は普通の何倍にも高まっているのよ。それも、性感帯や性器の 神経が特にね。」 レイディアは、指をリネアのヘソから胸の谷間にかけて、ツッと這わせた。 「う・・あ・・」 リネアの唇が微かに震える。今まで経験した事の無い感覚が、体中を駆け巡った。 「ふふ・・感じてるのね。さあ、アルタイアにメネリス。リネアをすばらしい快楽の 園に導いてあげなさい。」 「はい、レイディアさま・・」 2人は、そろって敬礼すると、腰布と前掛けを外し、リネアの傍らに立った。そして アルタイアは上半身を、メネリスは下半身を手で弄った。肌を手で触られる度、リネア は体をのけぞらせた。 「やめて・・2人とも、や、やめてぇ・・」 リネアは、涙声で2人に懇願した。 「にげられないわよ・・おとなしくなさい。」 アルタイアはリネアの顔を、両手でそっと掴むと柔らかい唇を重ねてきた。 「あ・・アルタ・・うう・・」 唇を重ねたまま、両手で硬くなった乳首を刺激し、乳房をゆっくりと揉んだ。 メネリスは、腹部を手で弄りながら、毒針責めでふくらはぎにあけられた傷口を舌で 舐めていた。 毒針責めで受けた傷は、先程まで強烈な痛みを伴っていた筈なのに、今は痛みをあま り感じなくなっていた。いや、それどころか、傷口を舐められるたび、痛みが、快感へ と変わっていったのだ。 ふくらはぎから、太ももに舌を移動させたメネリスは、両方の太ももの傷も舐めた。 そして、腹部を弄っていた左手で、金髪の陰毛をそっと撫でると、茂みの中にゆっくり と指を入れた。 「メネ・・ぐくく・・うう・・そこ・・だ・・め」 唇を塞がれているリネアには、言葉にならないうめき声を上げるしかなかった。 メネリスは指でピンクのひだを広げると、ひだの内側を指の腹で擦った。 「きれい・・いちども、けがされてないのね・・」 トロンとした目で、リネアの性器を見つめたメネリスは、舌を出すと、クリトリスを 舐め始めた。 「うっ・・んんんっ」 下半身に強い刺激が走った。快感は徐々に大きくなり、それに伴って呻き声も大きく なっていった。 激しい波に呑まれるような感覚に翻弄され、アルタイアに口を塞がれたまま身悶える リネア。そして、激しい波が頂点に達する。 「うぅ・・くうううぅっ・・うっ・・う・・くっ・・うっ、んんんっー!!」 リネアは始めての絶頂を体験し、ヒクヒクと体を震わせた。 「・・ふふ・・いったのね、こねこちゃん・・」 リネアから口を離したアルタイアは薄笑いを浮かべながら、リネアの額にキスをした。 「はあ・・はあ・・うっ・・う」 激しかった波が静かに引いてゆき、リネアは嗚咽を漏らしながらさめざめと泣いた。 レイディアは、大きく開かれたリネアの両足の前に立つと、愛液で濡れた性器を指で 撫でた。 「ずいぶんと濡れているわね。どう、すばらしい快楽の感想は。じきに苦しみは無くな るわ。そして、お前の体は男なしではいられないようになるのよ。」 下僕達の方に向き直ったレイディアは、右手をスッと上げた。 「ケンタウロス、お前の出番よ。」 下僕達の中から、両側に2本の角のついた鉄兜を被った、背の高い男が現れた。 ケンタウロスと呼ばれた男は、筋骨隆々の浅黒い裸体に、巨大なペニスケースをつけ ただけの格好をしている。 「最後の仕上げよ、思う存分この女をいたぶりなさい。お前の自慢の一物でね。」 レイディアの声に答えるように股間につけられたペニスケースを外すケンタウロス。 「おおっ・・」 下僕達の間から叫喚の声が上がった。 ケンタウロスの勃起したそれは、正に巨大な馬の一物だった。 「ワァオオッウウウッ!!」 反り立った自慢の一物を翳し、高らかに雄たけびを上げるケンタウロス。 「すごいわ・・なんてたくましいの・・」 「あぁ・・ケンタウロス・・おかしてぇ・・そのいちもつで・・」 恍惚とした表情のアルタイアとメネリスが、ケンタウロスの足元に傅き、そのたくま しい太ももを、そして、見事な一物を、手で弄り、舌で舐めた。 「ほしいか、俺のが・・さぁ、四つん這いになれ、メス犬ども・・」 アルタイアとメネリスを這いつくばらせたケンタウロスは、代わる代わる2人を犯した 。獣の様に・・ 「うう・・アルタイア、メネリス・・」 ケンタウロスに犯される2人を凝視するリネア。アルタイアもメネリスも、もはや、 リネアの知っている2人ではなかった。清純で、誇り高かった2人は、ケンタウロスに 嬲られながら激しく悶えていた。その姿は淫らで汚れに満ちたメス犬にすぎなかった。 だが、その有様から、リネアは目を離すことが出来なかった。心臓の鼓動が高まって いく。悶える二人を見るうちに、淫らな興奮が高まっていったからだ。 やがて、いき果てたアルタイアとメネリスが、ぐったりと床に倒れ伏した。至上の快 楽にまみれた表情で・・ 「リネアァッ・・お前も犯してやるぞ・・俺の一物でな・・」 「いや・・いやぁ!!」 叫ぶリネアに、猛り狂ったケンタウロスが迫る。 「フフフ・・フハハッ・・ワァハハハーッ!!」 リネアは我が目を疑った。高笑いを上げるケンタウロスの姿が、見る見るうちに血に 飢えた魔獣の姿へと変貌したのだ。 全身から剛毛が生え、四肢の表皮には、トカゲのような毒々しい銀鱗が光っている。 腰には蛇のごとき強靭な尾が伸び、背中からは巨大なコウモリの羽根が出現した。 鉄兜の下の顔が醜く歪み、残忍な笑いを浮かべている口には、鋭い牙が連なっている 。その姿は正に・・悪魔。 「・・食ってやるぅ・・お前を食ってやるぅう・・」 ケンタウロスは、悪夢の魔獣と全く同じ台詞を呟いた。そう、あの狂おしい悪夢が、 現実となったのだ。 悪夢に出てきた凶悪な魔獣がリネアの目の前に出現したのである。 「ひいぃっ・・こないでぇ!!」 首を横に振り、悲鳴を上げるリネア。手足の自由を奪っている鉄製の拘束具のために、 迫りくる魔獣から逃れる術はなく、手足を広げたまま空しくもがくのみだった。 実際にはケンタウロスが魔獣に変身した訳ではなかった。媚薬による幻覚でケンタウ ロスの姿が魔獣に見えただけだった。だが、強力な媚薬の幻覚作用によって、魔獣と化 したケンタウロスの姿が、極めてリアルに映し出されたのだ。 ケンタウロスは、リネアの体に覆い被さるように乗ってくると、炎のように熱い吐息 を吐きながら、リネアの肌の匂いを嗅いだ。 「フフフ・・処女だ・・処女の匂いがするぞ。」 長い舌で、胸の谷間や乳首を舐めた。その刺激で白い肌が波打つように痙攣した。 「あうう・・」 魔獣に柔肌を汚されながら、リネアの体は、次第に強烈な快感の虜になっていった。 リネアの気持ちとは裏腹に、性器は、淫乱な欲望によって愛液があふれていた。リネアは 信じられなかった。自分がこんなにも淫靡な気持ちになるなんて・・ 「柔らかいぜェ・・」 ケンタウロスの両手が、白く美しい乳房を鷲掴みにして揉んだ。 「いっ、痛いぃっ!!」 乳房を掴まれた激痛に耐えかねたリネアは、大粒の涙を流しながら泣いた。 リネアは下腹部に蠢く物を感じ、目を向けた。 「あ、ひっ!?」 鎌首をもたげた毒蛇が、赤い舌をチロチロと出しながら這い回っているのだ。 毒蛇の正体は、ケンタウロスの怒張した一物だった。幻覚により、一物が蛇に見えて いるのである。 幻覚の毒蛇は、青白く光る目をリネアに向けながら、牙をむいた。 「どうだ・・俺のは・・こいつをな・・お前の中に入れてやるぜ・・」 ケンタウロスは、体を僅かに後ろへ移動させた。それに伴い、毒蛇もリネアの内股 の辺りに後退した。拘束具で固定され、大きく開かれた美しい太ももの上を、毒蛇が這 いまわる。やがて毒蛇は金髪の陰毛の上に、ゆっくりと移動した。 「いや・・」 やめて、やめて・・リネアは涙目でケンタウロスに懇願した。 「今更遅いぜェ、リネアちゃん・・俺のでかくなった一物をよォ・・慰めてくれるのは 、おめぇだけなんだぜ・・」 「いやっ!!」 「心配するんじゃあねえ、すぐに天国へ、いかせてやるぜっ!!」 毒蛇が・・巨大な一物が、リネアの中に挿入された。 「いぃやああーあぁっ!!」 熱い肉棒が、ズブズブと体の中に入ってゆき、処女膜を破られる、切り裂くような 痛みが走る。でも、それは一瞬の事だった。痛みは速やかに消え、肌を弄られた時の何 倍もの衝撃が、下半身に響いた。 「くうぅっ、締まるぜェッ、こいつは最高だっ。」 ケンタウロスは口から涎を垂らしながら笑った。彼が犯してきた女の中でも、リネア のは格別の名器だったのだ。 ケンタウロスは、ククク・・と無気味に笑い、ゆっくりと腰を動かした。 「あ・・あぁ」 肉棒で突き上げられるたび、強い衝撃が全身を貫き、リネアの口から短いあえぎが漏 れた。 腰の動きは徐々に加速してゆき、やがて強く激しい動きへと変わっていった。その腰 の動きに合わせ、リネアの大きく膨らんだ白い乳房が、波打つように上下に激しく 揺れた。そして、リネアを乗せたX型の台がギシギシと軋んだ。 「はっ・・あっ・・うっ、あう、あうっ!!・・あぁ、ああっ!!」 断続的に続く衝撃は、連続した大きな快感へと変わり、アルタイアとメネリスに責め られた時よりも、はるかに強い波がリネアを翻弄した。 「おぉ、すげえ・・」 下僕達が、嬉嬉とした目でケンタウロスに犯されるリネアを見ている。 「あぁ、いいわ・・そうよ、もっと激しく責めるのよ、ケンタウロス!!」 興奮しているのは、下僕達だけではなかった。レイディアも狂おしい欲情にかられ、 胸と太ももに手を当てて、ハアハアと喘いだ。 (アルタイア、メネリス・・お父様、お母様、・・エルクスが・・私の故郷が・・) 弄ばれるリネアの脳裏に、今は亡き両親や、家臣達、そして、幼いころからの親友で あり、良きライバルであったアルタイアとメネリスの顔が浮かび、消えていった。 頭の中は、白い霧に包まれるように感覚が麻痺してゆき、リネアにあった全ての記憶 が音を立てて崩れていった。 「オオオオ・・ウワアォオオ!!」 目をカッと開いたケンタウロスが咆哮を上げた。同時にリネアの中で何かが弾けた。 (あ・・ああぁぁぁぁぁ・・) プツンという音が頭に響き、リネアの心が、暗い漆黒の闇に落ちていった。 「ウフフ・・堕ちたわ・・偽りの太陽神の巫女は地に落ちたのよ。これで、私を邪魔 するものは、すべて・・全て消えうせた!!」 果てたリネアの姿に、レイディアは歓喜の声を上げた。 「レイディア様っ、我等が女王!!」 下僕達も、レイディアの声に合わせて、喚声を上げた 僅かに残った感覚の中で、ケンタウロスの雄たけびと、下僕達の喚声、そして、レイ ディアの嘲笑うような高笑いだけが、リネアの耳に、木霊のように響き渡った。
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