『騎士で武士な僕と皇女様005』(15)
小さい人間
そう言うと、皇女様はおもむろに胸元から革製の指輪? の様なものを取り出した。
「お主が戦に明け暮れている間にな……」
皇女様の僕の逸物を握る手が、ゆっくりとほどかれる。同時にそのリングをもった手を僕のソレに回す。
「お主が持ってきていた本……読ませてもらってのう……刺激的じゃったぞ? 思わず描かれていた器具を職人に作らせたほどじゃ! これは……その一つ」
カチャリっと音が腰の方で響く。同時に僕の物にひんやりとした物があてがわれたのが地肌で解った。
「こっ皇女様!? これは……」
「お主の本では……早すぎるオノコを仕置きする為に使う物……らしいの?」
僕は以前、皇女様に僕の国の言葉の読み書きを教えた事を悔いた……。
僕の逸物に巻かれたそれは、早漏防止用の拘束具だった。
「皇女様! どうかこれをお外しください!」
僕が懇願すると、皇女様は楽しそうに笑みを浮かべられた。
「だ・め・じゃ!」
僕は泣きたくなった、いや心で実際に泣いた。
同時に作者を恨ん……いや、いいとしよう。とにかく、皇女様がそれを望まれるのならば、僕はそれを望まれるまま遂行するしかないのだ!
皇女様は僕をフカフカのベットの上に押し倒すと、僕の逸物に舌を這わし始めた。
「!? こ……皇女様? そ……そんな、汚のうございます!」
僕は皇女様の行為に驚いた。 普通、身分の高い女性がたかが騎士如きの物に口をあてることなど無い……というより、プライドの高い皇女様は今まで一回もコレをやってはくれなかっただけなのだが、とにかく僕は感動していた。
「いいのじゃ……してほしかったのじゃろ?」
あのプライドの高い皇女様が僕のモノをなめながら僕を見上げている……それだけで僕は十分果てることができそうだった。
しかし……。
「……つらそうじゃの〜?」
僕の物はいきたくても、いけないのだ。
「く……う……」
皇女様は今度はおもむろに僕の物を加えこんだ。「う……ップ……むう」と多少つらそうな声が皇女様の口から洩れ、歯が少し当たったしして少し痛い。
「だ……大丈夫ですか?」
僕が問うと、皇女様は一層強く逸物を吸引した。
「っう!」っと僕は声を上げる。
要するに……集中しろ、ということなのだろう。
ジュバ……チュ〜、チュッパ……。
卑猥な音が室内に響いた。風で部屋の蝋燭がかき消されると、月明かりが皇女様のしなやかな四肢を滑らかに映し出し、僕は腰に全神経が集中された。
「クパァ……なんじゃお主……先ほどからピクピクと脈を打っておるぞ?」
「う……気持ち良すぎるからですよ〜」
「そうかそうか」
僕が弱音を吐くと、皇女様はニッコリ笑みを浮かべながら今度は僕の袋にまで手を伸ばす。
「しかし……ずいぶん先走りがでとるの〜。もっと良くしてやろうか?」
そう言ってそっと僕のソレの先端から溢れるほど出ているソレを皇女様は指ですくい、僕の袋の下に回す。
「な……何を……」
僕が言い終わる前に、皇女様がその小枝の様な指を一気に僕の後ろの禁断の穴に突っ込む。
「ハウゥ!」
背筋に電撃が走る。皇女様は同時にもう片手で僕の逸物をしごいた。
「どうしてもいきたいか?」
問いかけに、僕は「はい」と短くしか答えられなかった。もう、頭が変になりそうで、とにかく、いきたいという一心が僕の思考の全てになっていた。
「いいじゃろう……根性でいけ」
僕は泣いた。
実際に頬を汗じゃないものがつたった。
「安心しろ……ちゃ〜んと中で果てさしてやる」
皇女様はそう言いつつ手を放すと僕にまたがり、逸物を手で快楽の入口に誘った。
準備はすでにできていたようで、皇女様のその中は洪水状態であった。
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