バラステア戦記
第一話
009
(バラステア帝国:帝都バラ・シティ)
バラステア帝国は大陸一の軍事強国である。その軍事力を背景に、バラステアは現皇帝
の代になってから辺境国への軍事侵攻を次々に進めていた。
皇帝のカルノアは 辺境国を降伏させ、バラステアの国土を空前の大きさへ広げた実力
者であったが、生来の女好きであり、政務の時も常に傍らに女をおかせていた。
今日も皇帝の執務室からは淫らな声が聞こえてくる・・・・。
(うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・)
(はぁ・・・はぁ・・・ふふふ・・・どうだ・・・)
皇帝の執務室では、小柄で透き通るような白い肌をした美しい少女に、屈強な体をした、
紫の長い髪の男がのしかかっていた。バラステアの皇帝カルノアが、先月に支配下におい
た属国の姫を犯しているのだ。
「うっ・・・うっ・・・うっ・・・」
姫の白い体はほんのりと朱に染まり、大きな乳房が激しく揺れている。
「あう・・・ああ・・・ああ・・」
「どうじゃ・・・ほれ・・・ほれ・・・」
カルノアは降伏した国に人質として姫を差し出すように要求していた。降伏した国々はや
むなく清純な姫をカルノアに差し出す。姫のいない国では王妃が要求される。そうして差
し出された姫達は、昼夜カルノアの慰みものにされるのである。
執務室にいるのはこの二人だけではない。この他にも属国から差し出された美しい姫達が
20人以上、それに警護の兵が5人、常にいるのだ。つまり姫達はたくさんの視線がある
中で犯され続けるのである。
「ふう・・・ふう・・・なかなか良い締まりじゃ・・・」
「ああ・・・あう・・・ああ・・ああああ」
カルノアの腰の動きが早くなる。
「ああ・・ああ・・ああ・・ああ・・ああ・・ああああああああっ!」
姫の全裸の体がぎくん、ぎくんと激しく痙攣し、股間から愛液を飛び散らせる。
美しい全裸の少女が絶頂を極めている。その様子を警護の兵達は羨望の眼差しで見つめる。
傍らに立つ姫たちはある者は哀れみの視線を送り、ある者はしくしくと涙を流している。
「むん・・・」
姫の女の部分が激しく収縮すると、カルノアはその中に欲望を放出した。
「あうう・・・」
美しく清純だった姫は、よだれをたらして宙をみあげている。昨日の夜カルノアにより、
純血を散らされたばかりだというのに、不覚にもこんな大勢の前で女の極みを露出してし
まったことへのショックがひどく、もはや何も考えられない様子である。
「さあ、まだ終わりではないぞ」
カルノアはうつろな視線の少女の頭をつかみ、自分の股間へ導く。カルノアは行為の後、
かならず姫達にその口で後始末をさせるのだ。
「うう・・うぐっつ・・」
「さあしっかりときれいにするのだ」
姫は涙を流しながらカルノアの分身を口にふくみ、丁寧に舐めあげていく。股間からはカ
ルノアの欲望がとろとろ流れ出ている。今まで自国で何不自由なく育てられてきた姫たち
は、このバラステアへ来て地獄を見ているのだ。
(世界中の女は俺のものだ)
カルノアは女に限らず、この世で自分の手に入らないものは無いと考えていた。
「さあ、これを飲んでみよ」
カルノアは自分のモノを舐めている姫の顔を上げさせ、薬をのませた。
「あう・・・」
それはカルノアが配下の魔法使いに作らせた、古代に使われた強力な淫薬であった。すで
に失われた旧世界の魔法であったが、カルノアは自分の欲望の為に魔法を復活させ、この
薬を調合させたのだ。
「あ・・?ああああ・・・・これは・・・陛下・・・・」
「どうじゃ・・・体が疼いてたまらんであろう・・・」
とたんに姫の体がぶるぶると震えだした。乳房がはり、股間からとめどなく愛液があふれ
てくる。体は朱に染まっている。
「ああ・・・私は一体・・・」
廻りの姫達は恐怖の視線を送っている。
「さあ・・・自慰をいたすのじゃ・・皆によく見えるような」
「ああ・・そんな・・・」
しかし言葉とはうらはらに、姫はすでに我慢ができなくなっていた。しゃがみこむと、手
は自然に股間へ向かい、もう一方の手は乳房をつかむ。
「あああ・・神様・・・この私の行為をどうかお許しください・・・」
姫は大勢の人間がみていることも忘れ、自慰に没頭しはじめた。淫薬はそれほど強力であ
った。股を大きく開き、クリトリスを擦りあげる。乳首を摘み、声をあげて悶える。股間
からはぐちゅ、ぐちゅと音をたてて愛液があふれ出てくる・・・・。
「あふ・・・ああああ・・・・」
清純だった姫君は、今や一介の売春婦のように快楽に溺れ、理性を完全に失っている。こ
れがここへ差し出されてきた姫達の運命なのである。
「あああ・・・ああ・・・・あああうううううっつ!」
やがて姫は白目を剥いて後ろへ仰け反るように倒れた。股間は潮を吹き、体は痙攣して
やがて意識を失った。
「あはははは、この程度で失神するとはなあ!」
カルノアは失神した姫の腰を持ち上げた。そして愛液でトロトロになっているところを再
び犯しはじめた・・・。
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