魔戦姫伝説(ミスティーア・炎の魔戦姫)第2話.伏魔殿の陰謀10


   スノウホワイト絶体絶命!!
ムーンライズ

 同じ頃、スノウホワイトとドワーフ達は、ゲルグの部下であるペ
ドロの案内で、デスガッドの部屋に向かっていた。
 ペドロの後を少し離れた位置から付いて行くスノウホワイト達は、
城の者に見つからない様、気配を消して進んでいる。
 人気の無い階段の踊り場でペドロに歩み寄ったスノウホワイトは、
ペドロに声をかける。
 「ペドロさん・・・デスガッドの部屋まで後どれぐらいですか?」
 スノウホワイトによって(改心?)しているペドロは、喜んだ顔
で振り向いた。
 「もうすぐです白雪姫様。この上の階の一番端にデスガッドはい
ます。心配はいりませんよ、俺が何とかごまかしますからっ。」
 デスガッドに偽の報告をする手筈になっているペドロは、スノウ
ホワイトに心配をかけまいと笑顔を見せて答えた。キラキラと輝く
純真な瞳には、スノウホワイトに対する汚れ無き誠意が溢れている。
 スノウホワイトは心配そうにペドロを見た。彼を巻き込んだ事に
不安を抱いているのだ。
 「でも、無理はしないでくださいね・・・バレそうになったら、
私達に構わず、すぐに逃げるのですよ・・・」
 「何を言うのですかぁ〜!?あなたを見捨てるだなんて出来ませ
んよぉっ。」
 ペドロに手を握られて困った顔をするスノウホワイト。
 「え、ええ・・・わかりましたから、大声を出さないで・・・」
 「あ、スミマセン・・・」
 ペドロは、ペコペコ頭を下げながらデスガッドの部屋に向かって
歩き出す。
 その後姿を不安げに見ているスノウホワイトに、ドワーフ達が声
をかけた。
 「ヒメサマ。アイツ、ダイジョウブカナ・・・」
 「ウラギッタラ、ゼッタイニユルサナイ。イジメテヤルゾ。」
 口々に言うドワーフ達を制して、スノウホワイトは別ルートでの
潜入を考える。
 「私達は建物の外からデスガッドの様子を見ましょう・・・彼は
大丈夫よ・・・裏切ったりしないわ・・・」
 スノウホワイトはそう言いながら、近くの窓に身を乗り出して城
の外に出て行く。その後を、ドワーフ隊も続いた。
 壁の雨どいを伝って、デスガッドの部屋に向かって進んで行った。
 
 ペドロがデスガッドの部屋に向かっている頃、デスガッドの部屋
の前ではゲルグが苛立った顔でペドロを待っていた。
 「あのバカはまだ来ないのかっ、時間厳守と言っていたのに遅刻
するとは・・・」
 イライラしながら足を踏み鳴らしているゲルグの背後から、ペド
ロが声をかけてくる。
 「司令ー、遅くなりましたぁ〜。」
 ペドロの声を聞いたゲルグが、眉間に血管を浮き立たせて振り返
った。
 「今何時だと思ってるンだっ!!遅刻など軍人にあるまじき・・・
のおっ!?」
 ペドロの顔を見たゲルグが急に血相を変えて驚いた。遅刻したに
も関わらず、ペドロはとてもニコニコした顔をしている。
 「な、なんだ貴様そのニヤけた顔はっ!?近寄るな気持ち悪いっ!
!」
 (異様に)キラキラ輝く瞳のペドロを、シッシッと手を振って追
い払おうとするゲルグ。
 「司令〜、近寄るななんてヒドイです〜。自分はこんなにも司令
に忠誠を誓っていると言うのに〜。」
 どアップで迫るペドロに、さすがのゲルグも思わず後退りしてし
まった。
 「ああっ、わかったから、さっさと報告して来いっ!!」
 「は〜い。」
 怒鳴るゲルグに頭を下げたペドロは、デスガッドのいる部屋に入
って行った。
 「失礼いたしまーす。報告に参りました〜。」
 浮かれた口調でペドロが部屋に入ると、デスガッドが椅子に頬杖
をついて座っている。
 「うむ、待っていたぞ。で?奴等の様子はどうだったのだ?」
 「はい、お姫様歌劇団は全員グッスリと眠っております。奴等が
怪しい行動を起こした様子もありませんでしたです、はい。」
 ニコニコしながら報告をするペドロを、鋭い目で見ているデスガ
ッド。
 「ほう、何も無かったのだな・・・では、私の思い過ごしだった
という訳か?」
 「はぁい、あの者達はスパイではありませんでした。ドクターの
思い過ごしだったのですよ、本当に。」
 「フン・・・なるほどな・・・」
 デスガッドの目が更に鋭く光る。
 「貴様・・・それで私を謀ったつもりか?」
 その言葉に、ニコニコしていたペドロの顔からサッと血の気が引
いた。
 不信の篭った口調で問い詰められ、ペドロはとぼけた顔でシラを
切る。
 「は?な、何のことでしょうか?」
 「奴等に洗脳されおったな、このバカめが・・・出て来いネズミ
めっ!!」
 叫んだデスガッドが、手を窓に向けて念力の波動を放った!!
 グワッ!!
 凄まじい音と共に窓と壁が崩れ、窓の外に隠れていたスノウホワ
イトが悲鳴を上げて部屋に転がり落ちてくる。
 「きゃあああっ!?」
 床に転がったスノウホワイトを見て、驚愕の声を上げるペドロ。
 「ああっ、し、白雪姫様ーっ!!」
 慌てて駆け寄り、スノウホワイトを抱き起こした。
 「大丈夫ですかっ?すみません・・・私のせいで見つかってしま
って・・・」
 「どうして逃げなかったんですっ!?これではあなたも・・・」
 「そんな、白雪姫様を見捨てるなんて・・・」
 オロオロするペドロの背後から、ゆっくりとデスガッドが歩み寄
ってくる。
 「ほほう、白雪姫様とは・・・完璧に骨抜きにされておるな。そ
いつを操って私の素性を探るつもりだったようだが、他の者をごま
かせても私の目はごまかせんぞっ!!」
 クワッと目を見開き、スノウホワイトを威圧するデスガッド。
 最初からバレていたのだ、ペドロの事も、スノウホワイトが隠れ
ている事も・・・
 そのデスガッドに、窓から飛びこんできたドワーフ隊が一斉に攻
撃を仕掛けてきた。
 「ヨクモヒメサマヲーッ!!」
 襲ってくるドワーフ達に、デスガッドは少しも臆する事なく波動
の一撃を御見舞いした。
 「デク人形どもがっ。」
 強力な波動に、7人のドワーフ達は全員吹き飛ばされ、壁に叩き
つけられる。
 スノウホワイトは倒れているドワーフ達を抱き上げ、彼等の名前
を叫んだ。
 「ああっ、みんなっ!?ヨハンッ、ルドルフッ、ミハイルッ、し
っかりしてっ!!」
 「アウウ・・・ヒメサマ・・・」
 「ひどい・・・なんて事を・・・」
 泣きそうな顔でドワーフ達を抱き起こすが、波動を浴びたショッ
クで7人とも動けなくなっていた。
 「何の騒ぎだっ!?」
 部屋での騒動を聞きつけたゲルグが飛びこんで来た。そして、ス
ノウホワイトの傍で呆然としているペドロを見るや否や、ゲルグは
全ての成り行きを察した。
 「これはどー言う事だ!?ペドロ、貴様は裏切ったなっ!!」
 鋭い声に、ペドロは狼狽して後退りする。
 「あ、あの・・・こ、これは・・・」
 うろたえるペドロに、ゲルグが詰め寄った。
 「裏切り者の末路はわかってるな?この俺に逆らったらどうなる
か・・・」
 「あわわ・・・」
 「クタバレッ!!」
 ゲルグの腕が凶悪な狼男の豪腕に変貌し、鋭い爪がペドロの胸板
を切り裂いた。
 「ぎゃああーっ!!」
 真っ赤な鮮血を撒き散らし、ペドロはスノウホワイトの傍らに投
げ出される。
 「ペドロさんっ!?」
 慌ててペドロに駆け寄ったスノウホワイトは、血塗れの胸に手を
当てて止血した。
 「ううう・・・白雪姫さま・・・」
 「喋らないでっ、今助けてあげますから・・・」
 ペドロを応急処置したスノウホワイトは、ゲルグに向き直るやキ
ッと睨んだ。
 「惨い事を・・・彼はあなたの部下でしょうっ!?あなたには血
も涙も無いのですかっ!!」
 声を上げるスノウホワイトを、見下すように睨み返すゲルグ。
 「フン、そんな裏切り者を部下に持った覚えは無い。裏切り者に
は死を、それが俺の信念なのさ。」
 非情なゲルグに、スノウホワイトは怒りを爆発させた。
 「あなたは人間じゃありませんわ・・・冷酷なあなたに相応しい
場所・・・地獄に送ってあげますっ!!」
 そう叫ぶや、ベストを脱ぎ円形の鏡に変化させた。悪党を地獄に
送るアイテム、真実の鏡だっ。
 それを見たデスガッドがゲルグに向かって叫んだ。
 「奴の鏡を見るなっ!!」
 その声に、ゲルグは慌てて目を隠す。
 鏡の前の空間が一瞬揺らいだが、何かの力で制圧された様に速や
かに収まった。
 「!!・・・こ、これは・・・」
 驚愕するスノウホワイト。真実の鏡の魔力が、あっけなく無力に
されたのだ。
 ハッとしたスノウホワイトがデスガッドに目を向ける。そこには・
・・怪しい光を放つ巨大な宝石を手にしたデスガッドが立っていた。
 「ククク・・・驚いたか?貴様の非力なアイテムなぞ、この私に
は通用せんぞっ。」
 デスガッドの手にしている宝石が、スノウホワイトの魔力を封じ
ているのだった。
 スノウホワイトは声を失った。
 人間にも、魔族にも、真実の鏡の魔力を封じる力を持つ者はいな
い。魔力を封じる力を持つデスガッドは一体・・・
 唇を震わせているスノウホワイトに、デスガッドの鋭い視線が突
き刺さる。
 「その鏡は確か・・・魔族どもの重要アイテム、真実の鏡だった
な。悪党を真実の姿に変え、地獄に送る鏡・・・下賎な魔族らしい
アイテムだ。我等の真実の姿を見たいのなら・・・フフフ、見せて
やろうぞっ。」
 デスガッドの声と共に、彼の体が恐るべき変貌を遂げたっ!!
 「フハハッ、ワーッハハハッ!!」
 高笑うデスガッドが、灰褐色の凶悪な軟体動物と化した。背中か
ら触手が生え、デスガッドの纏っていたマントがイカの甲を思わせ
る形態に変貌している。
 そして、デスガッドの頭部は三角錐状に変化しており、そこに醜
く歪んだ彼の顔があった。
 その姿は正にイカ・・・深海に潜むイカの怪獣クラーケンであっ
たっ。
 クラーケンに変身したデスガッドの横には、狼男に変身している
ゲルグもいる。
 凶悪な魔人に変貌した2人を見て、スノウホワイトは凄まじい恐
怖の虜になった。
 「あ、あああ・・・」
 怯えるスノウホワイトの前に、ペドロが血塗れ状態で立ちあがっ
た。両手を広げ、怪物達を睨む。
 「し、白雪姫さまには・・・指一本触れさせんぞバケモノめっ。
貴様等はバーゼクスの敵だっ!!」
 彼の目には、2人に対する怒りが込められていた。
 スノウホワイトに改心してもらった彼は、スノウホワイトのみな
らず、バーゼクスを守りたいと言う正義にも目覚めていた。
 そんなペドロを、虫けらを見る様に嘲笑うデスガッドとゲルグ。
 「バカめが、世迷言はあの世でほざくがいいっ!!」
 巨大なクラーケンの触手がペドロ目掛けて振り下ろされる。
 「いけないっ、魔界ゲートオープンッ!!」
 叫んだスノウホワイトが、魔界ゲートをペドロの背後で開き、間
一髪で彼を魔界へ送った。
 だが、ペドロを助けたスノウホワイトに触手が直撃する。
 「あうっ!!」
 悲鳴を上げて床に叩き付けられるスノウホワイト。
 「しっ、しらゆきひめさまあああっ・・・」
 魔界ゲートからペドロの声が響き、そして消えた。
 激痛に苛まれるスノウホワイトに、凶悪なバケモノ達がにじり寄
る。
 「う、ううう・・・」
 「フッ、自分1人で逃げれば良いものを・・・とことんお人好し
な奴よ。貴様等は皆そうだったな、人間を守るために悪と戦う闇の
者・・・魔戦姫っ!!」
 デスガッドの言葉は、触手の一撃以上にスノウホワイトを驚愕さ
せた。
 「!!・・・なぜ、その名をっ・・・」
 呆然とするスノウホワイトを、ゲルグが羽交い締めにして持ち上
げた。
 「さあ立てっ!!」
 狼男の豪腕で両腕を掴み上げられたスノウホワイトが、苦悶の声
を上げる。
 「は、離してえっ・・・」
 「いいザマだな白雪姫〜。ドクターにタップリ可愛がってもらえ
っ。」
 自由を奪われたスノウホワイトに、邪悪なクラーケンが近寄った。
 ドワーフ達を倒され、真実の鏡を封じられたスノウホワイトに抵
抗の術は無かった・・・
 「あ、ああ・・・」
 「フフフ、いい顔だ、気に入ったぞ白雪姫。その白く美しい肌、
この私が直々に汚してやるぞ。」
 醜く歪んだ顔がスノウホワイトに迫る。その顔を見たスノウホワ
イトは、デスガッドの正体を察した。
 人間でも魔族でもないデスガッドの正体とは・・・
 「わかりましたわ・・・あなたの正体がっ。あなたは・・・し・・
・神ぞ、く・・・」
 そこまで言いかけて声を詰まらせた。デスガッドの正体が余りに
も驚愕であったからだ。
 抵抗できないスノウホワイトを嘲笑うデスガッド。
 「ククッ、今さら気が付いても遅いわっ。貴様等、魔族に私を倒
す事は絶対にできぬ・・・それを知らずにノコノコ現れるとは、愚
かな奴よっ!!」
 触手がスノウホワイトの胸元を引き裂き、白い乳房を露にした。
 「ああっ!?やめてっ!!」
 怯えた顔の前に、数本の触手がユラユラと鎌首をもたげて近寄っ
てくる。無数の吸盤がついた触手が彼女の顔を舐めまわした。
 「あひ・・・いや・・・」
 さらに別の触手が胸を這い回り、豊満な乳房を絡め取った。
 シュルシュルと這い回る先端が乳首に群がり、乳首を無数の吸盤
で刺激する。敏感な乳首におぞましい感触が走り、スノウホワイト
は声を震わせた。
 「やめて・・・き、気持ち悪い・・・」
 体を捩って逃れようとするが、ゲルグに羽交い締めにされている
上、デスガッドの持っている宝石に魔力を奪われているため、身体
を思うように動かせなくなっていた。
 もはや、されるがままのスノウホワイトの両足に、一際大きい2
本の触手が纏わりついた。
 「フフフ、動けまい。胸でそれほど感じておるのだ、下はもっと
感じるのであろうなあ〜。」
 デスガッドは邪悪に呟くと、大きな触手で足を強制的に広げさせ
た。
 八の字に広げられた太ももに触手の先端が蠢き、スパッツの中に
潜りこんできた。
 「ひっ、ひいっ・・・いや、いや〜っ!!」
 激しく首を振って泣きじゃくるスノウホワイト。触手は敏感な柔
肌を這い回り、太ももやお尻を怪しく撫で回す。
 「やめて・・・だめ・・・」
 足を閉じようとするが、触手に動きを封じられているため、それ
もかなわない。そしてデスガッドの目が陰湿に光った。
 「お前は肌も髪も真っ白だが、大事な部分は何色なのだ?見させ
てもらうぞ・・・」
 その声と共にスパッツが触手に破られ、大切な部分を守る純白の
下着はボロボロにされた。
 その最後の砦に、デスガッドの手が伸びる。
 「さあ、ご開帳と行こうか・・・」
 「や、やめてっ・・・そこは・・・いやっ!!」
 その叫びも空しく、脆弱な砦はあっけなく引き裂かれ、白く清純
な秘部が露になった。
 美しい秘部に、邪悪な視線が向けられる。
 「おおっ、これはこれは・・・陰毛もアソコも、見事な純白では
ないかっ。」
 イヤらしく秘部を眺めているデスガッド。そしてスノウホワイト
を羽交い締めにしているゲルグも、感心した様に口を開いた。
 「へえ〜、アソコも真っ白とはね・・・さすがは白雪姫様だな、
ペドロのアホが惚れ込んだわけだ。」
 狼の鼻先をフンフンと鳴らしながら、スノウホワイトの髪を嗅ぐ
狼男のゲルグ。
 「離しなさいっ・・・はなして・・・」
 「ンフフッ、逃がしはしないぜ〜。さあ言ってみろ、お前はどう
やってペドロのアホを誘惑したんだ?純白のアソコでか?それとも
こうやってかあ?」
 狼の口から真っ赤な舌を出し、白く美しい顔を舐め回した。
 「あうう・・・」
 抵抗できぬまま、邪悪な獣人に顔を舐めまわされるスノウホワイ
ト。
 そして陵辱は佳境になった。
 「では、お前の大事な部分を味見させてもらおうか・・・」
 デスガッドが呟くと、大きな触手の先端が男性器の如き形状に変
化し、秘部に迫った。
 「いやっ、ダメッ!!やめてーっ!!」
 悲鳴を上げるスノウホワイトの白い秘部を、ヌメヌメした触手が
怪しく刺激する。
 ヒダとクリトリスに無数の吸盤が吸い付き、容赦なく責め立てる。
その責苦によって、おぞましくも淫靡な感触がもたらされた。
 「あう、あっ・・・あああ・・・」
 それによって、自分の意思とは関係なく秘部が愛液で塗れた。
 「程よく濡れてきたな・・・さあ、貴様の中に入れてやるぞ。」
 「ああ・・・ダメ・・・」
 「フハハ、観念するのだっ。」
 無情の声と共に、おぞましい触手が秘部に挿入された。
 「あああっ、ううっ!?」
 ビクビク痙攣しながら悶えるスノウホワイト。その中に入った触
手が激しく蠢き、膣内を吸盤が弄る。
 そして・・・狂おしい快楽に翻弄され、絶頂に達した。
 「ああっ、いぃやあああーっ!!」
 激しい絶頂によって、スノウホワイトの意識が途切れそうになる。
だが、再度股間で蠢いた触手の感触に目を覚まさせられた。
 「はあ、あっ!?」
 「クックック・・・後ろの穴は未開通か?試してみようぞ・・・」
 「ひいいっ!!」
 もう一本の触手が、アナルにグリグリと捻じ込まれ、回転する触
手が、アナル内部に深く入って行く・・・
 「きゃあああっ!!いやーっ!!」
 「フハハーッ、泣けっ、叫べっ。貴様を助けられる者などおらぬ
わ〜っ!!」
 デスガッドの責苦に、声を上げて泣き叫ぶスノウホワイト。
 「ああ・・・助けてハルメイルさま・・・助けてハル坊ーっ!!」
 彼女の悲鳴が部屋全体に響いた。そして、絶体絶命のスノウホワ
イトは凶悪なバケモノの餌食にされた・・・


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