ローザ姫の悲運第二部:白百合美少女親衛隊

第六話:大ピンチ
神光寺雅
「ふふふ・・威勢のいいお姫様だ・・・いいねぇ」
隻眼の男は、たたかれたいたくもない頬を押さえていった。
胸をかくし、目で威嚇するロゼット。
流れ者が目配せすると、両脇の男がロゼットを両側から抱えて、大きなテーブルに上半身を載せると押さえ込んでしまう。
「はなせ!はなしなさい!」
「いつまでその威勢が続くかな・・おいしっかりおさえてな・・」
隻眼の男が一言。
ドレスの裾を二人がかりでめくりあげる。
ローザ姫の赤いドレスがめくりあげられ。花のようなペチコートもまくり上げられた。
裾のフリル飾りがふんだんに施されたドロワースが現れた。
「ひっ・・・」
お尻にすっと外気が当る。
【見られちゃう・・】
ロゼットはそれに気づいて青ざめた。

「どうだ?それも・・お股に穴があいてるのか?ひひひ」
「なにっ・・破廉恥な」
禿げた男がペチコートをまくり上げて、スリットを確認する。
暴れたせいだろう。スリットは開いてしまって、お尻が半分見えてしまっている
「きゃあ・・」
お尻を、禿頭の手で撫でられる。
そのいやらしい感触。
あまりのショックにロゼットの抵抗はやんでしまった。
「破廉恥は姫様の方だろう・・・こんな穴あき下着を履いているとは」
「襲われたくて・・池に来ていたんじゃないのか?」
「違いないぜ」
三人がどっと笑う。
卑猥な言葉を浴びせられ、ロゼットは言葉を失った。
汚いテーブルに押さえつけられたまま、身動きできないロゼット。
ローザ姫の身代わりとばかりにめいっぱいのおしゃれ。
ドロワーズには親衛隊の名の通り白百合の刺しゅうまでされている。
こんな山賊達に汚い手だ触られたくないのに・・。
気が遠くなる、無防備な背中のボタンは次々とはずされていく。

「ほらほら・・これからが本番だ。待ってたんだろう?」

手ばやにドレスの後ろボタンをはずし、胸あきドレスの両肩から力任せに引きずり下ろす。形のいい乳房が転がり出てきた。
「姫様のおっぱいだぜ!」
ロゼットは男達の暴力の前になすすべもなく、ドレスとペチコートを脱がされ床にうずくまった。
山賊達がわらわらと取り囲んだ。
それはローザ姫の時を繰り返すかのようだ。
ローザ姫と同じ赤のドレスを着たロゼットを、ローゼ姫に見立てて、かなわなかったどす黒い欲望が一斉に吹き出していた。

男達が一斉にズボンや猿股を脱いでいく。

宴会が始まった。
親衛隊長のロゼットがあっさりと敵の手に落ちてしまって、リヒテとユーリアもおろおろとしているうちに山賊達に捕まってしまった。
「あれ・・あれぇ・・・・」
長身で巨乳のリヒテには三人の男が争うように押し寄せた。
少し頭の弱い大男。でぷっと太った中年おやじ。がりがりにやせぎすの髪の毛ぼさぼさのこじき男。
「いひひひぃ〜〜でかおっぱいのねぇちゃん」
ドレスの上からはち切れそうな乳房に吸い付く男達。
「いやいやぁ・・・・・」
パニックになって・・・男達の思うままに触られ、ドレスを脱がされていく。
ぷりんと乳房をむき出されて、吸われたり・・・乳首をつねられたり・・さんざん

「いやいや・・・おじさん臭い・・怖いぃ」
「うひひひぃかわいいねぇ・・おぢさんがいいことしてあげるから」
リーダーぶって演説をしていた禿げおやじが小柄なユーリアに襲いかかった。
いつもは冷静なユーリアだが、すっかりパニックになって・・ぶるぶる震えて
泣き出しそうになってる。
「ほら・・今脱がしてあげるからね・・・・ほら・・ほら」
「いやいやあ・・・」

大ピンチ!

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