鉄格子のついた木戸を押し開けると、男たちはファミーユ姫を部屋の中に押し倒した。 部屋の中は薄暗く、異様な臭いが鼻をついた。部屋はそこそこの広さを持っていたが、 ここにはそれ以上の人数の男たちがいるようだった。 「ここは、奴隷どもの部屋さ。充分かわいがってもらえよ」 海賊達はそこまで言うと、木戸をしめさっさと行ってしまった。 「女?・・・女か?」 「・・・そうだ・・・しかも・・・上等の」 ファミーユは最初ことの重大さが理解できずにいた。 やがて、ゆらゆらと灯る蝋燭にも慣れ、あたりの様子が確認できるようになった。 そこは、海賊が下働きや、鮒漕ぎなどにこき使っている奴隷どもの部屋だったのだ。 穴蔵を利用したその部屋には10人ほどの奴隷が閉じこめられていた。部屋にはトイレな どあろうはずもない。部屋のはずれにくぼみを作り。そこで用を足しているのだろう、部 屋一面に漂う悪臭は、彼らの便の臭いだ。 ろくに食料も与えられていない彼らは妙にやせ細っていた。おまけに、着る物とて十分 には与えられていない。ぼろぼろの布きれを羽織っているだけだ。そこへ来て、身体を洗 うこともできず、この部屋で暮らしているのだ。多くの者は皮膚病を患い、皮膚のあちこ ちにただれた痣を作っている。 おまけに、様々な人種が集まって、中にはかって、バラクーダの部屋に忍び込んでいた あの、おぞましい鬼のような顔をした小さな男たちも混ざっていた。 「ひっ・・・」 ファミーユ姫にはそんな事情がわかるはずもない。そこにいるのが人間とはとても思え なかったのだ。 「・・・おんな・・・女だ・・・」 オーロラ姫が甲板で陵辱を受けた際にも、奴隷達は舟底にいたのである。バラクーダ達が どんな戦果を挙げたとしても、彼らにはなんお恩恵もえられなかったのだ。 ところが今回は違った、獲物の中でも最高級の若い姫君なのだ。しかも、いくら海賊達 に陵辱されたあととはいえ、ここに連れてこられるまでは、貞淑な処女だったのだ。 そのあたりは、奴隷達にもわかったのだろう。こんな奴隷部屋にあっても白く輝く美し い肌。肉付きのいいぽっちゃりとした肌。輝くようなブロンズの髪。 奴隷達は狂ったように嬌声をあげて、ファミーユ姫に襲いかかった。 「ひ、ひいっ!あ、あれええ!」 必死になって悲鳴をあげ、部屋から逃げ出そうとする。しかし、恐ろしいほど素早く飛 びかかった奴隷達にやすやすと取り押さえられると、男たちの中心にと連れ込まれてしま った。 それからは、姫の身体はおもちゃのようにもてあそばれた。両足を苦もなく開かれ。最 初の男が、姫の秘唇に激しく突入した。待ちきれない男たちが、姫の口や、頬にまでペニ スを突き立ててくる。ペニス?そんな生やさしい物ではなかったのだ。 長時間不潔な環境で暮らした奴隷達のペニスはいんきんやタムシなどの皮膚病にただれ きっていた。陰毛にはウジがわいている。そんな物を姫の口に無理矢理突っ込んでくる。 いや、それが、自分の中に激しく突っ込まれているかと思うと、姫の頭の中が狂いそう になる。 「うおおおお・・・おんなああ・・・」 「オマ○コ・・・オマ○コお・・・」 奴隷達は、片言の言葉をうなるように呟きながら、姫の中に放出する。口に頬に、乳房に 次々と病気にただれたペニスを押しつけては 汚れた精液を、姫の純白の身体に放出していく。 「・・・・・うううう・・・おおおおお・・・」 ファミーユ姫はやがて悲鳴を上げることさえできずに、うめくことしかできなかった。 奴隷達の責めは休むことを知らない。精液でべちゃべちゃになった乳房を、その垢まみ れの手でこねまわす。皮膚病にただれた袋を姫の顔に押しつけてしゃぶらせようとする。 やがて、一つの穴だけでは足りないとみたか、突然姫の豊かな尻たぶを分け入って、菊 の蕾に突入する。 「ひぎいっ!そ、そこはおおおおお!・・・」 手下どもにずたずたに犯されたアヌスに再び加えられる陵辱。姫のアヌスは再び鮮血にま みれていく。その激しい痛みに、ファミーユは気が狂いそうになった。 奴隷達の陵辱はとどまるところを知らなかった。全身が精液まみれになってしまうと、 今度はこともあろうか、自分たちの汚水入れに姫の顔を突っ込んで、身体を洗い、そして 再び陵辱を繰り返した。 ファミーユ姫には既に感情はなくなっていた。眼の前には、まるで化け物のような奴隷 達が、代わる代わる、姫の身体に精液をぶちまけいく。やがて、姫の頭を狂気が支配し始 める・・・・。 「・・・・あ、おおおお・・・あは・・あははは・・・・」 突然、目の前に照りつける太陽が現れる・・・。そして・・・獣のように襲いかかる海 賊達の姿が・・・・・。 ファミーユ姫は完全に意識を失っていった。