淫虐の罠(第3話)3
辺り一面のランプが点灯され、ここが洞窟の中であることがわかる。やがて 「お、お兄さまあ〜!」 ファミーユ姫が海賊の手下どもに引き連れられて入ってきた。どこか、牢屋にでも閉じこ められていたのだろう。 舞踏会に向かう途中のファミーユである。胸の大きくあいた赤いドレス。全身にフリルを あしらった豪華なドレスで。幾重にも襞のついたペチコートを重ね着してスカートを膨ら ませている。その姿は、闇の中に咲いた薔薇のように艶やかだ。 「お、お兄さま・・・・」 ファミーユはその場の淫靡な空気に圧倒され言葉を失ってしまった。 「ファミーユ見るな!見てはいけない!」 オルフェの声に思わず兄の姿を求めるファミーユ。 「お、お兄さま・・・・」 下半身を丸だしにして、トパーズにフェラチオされているオルフェ。その意味までは分か らずとも、あまりのおぞましさに、今度はバラクーダに目を向ける。この海賊の親方は全 裸でコニーにフェラチオをさせている。 あまりのおぞましさに気を失って倒れかかるところを、手下どもにかかえられる。 「おっと!おぼこな姫様には刺激が強すぎたかなへへへ・・・」 そういいながら、助け起こすフリをして、ドレスの上から乳房を触ったり、お尻を撫で上 げたりする。 「ひいっ!」 海賊達の手が這い回る、おぞましい感触に ファミーユ姫は気を取り直し、身を固める。 「お兄さま〜!助けてええ」 「ファミーユ!おのれ!ファミーユにまで手を出すというのか!ゆるさんぞ」 トパーズのフェラチオの責めにあえぎながらも、オルフェはバラクーダに食って掛かる。 「へっ!そんなざまでなにができると言うんだ。安心しな!俺はお前の妹には興味はない! そのかわり、おれの手下どものガキをはらませてやる。お前の目の前で、さんざんになぶ ってからな」 「おい!やろうども!」 バラクーダの命令一過。何処から湧き出したかと思うほど数十人の手下どもが飛び出して きた。 そして、まるで花のようなドレスに包まれたファミーユに、みだらな性欲に満ちた視線を 浴びせた。 ファミーユは突然飛び出してきた手下どもの姿に驚いた。ほとんど猿股一丁の裸で、全身 から雄の臭いをぷんぷんと漂わせている。 中には猿股の横から飛び出した自分のモノをしごきながら近づいてくる奴さえいるのだ。 「きゃああああ!お兄さま助けてええ!」 「やめろ!妹には手を出すな〜」 王子が絶叫する! 「うるさい餓鬼だ!おいトパーズ!もっと責め上げてやれ!」 トパーズは、王子のモノをくわえ込むと激しくしごき上げる。 「うあ!や、やめろトパーズ!」 「本当にうるさい餓鬼だ。こいつでもくわえていろ、お前の愛しいオーロラ姫の穿いてい た靴下だ!」 「うぐううう・・・・」 墓場から持ち出したのだろう。オーロラ姫の靴下を丸めると、王子の口にくわえさせた。 「これでじっくりといたぶれるってモンだ!てめえらまずはその豪華なドレスを着た ままの姫様をいたぶってやりな」 「へへい!」 手下どもは一斉に自分たちの猿股を脱ぐと、ドレスの上から乳房を、お尻を、そして大き く露出した肩から胸に手を這い回らせ、ドレス越しに、自分のモノをファミーユに押しつ ける。 「へへへ・・・こんな豪華なドレスのお姫様をやれるなんてよ」 「ひひひ・・・乳房も尻も柔らかくて最高だぜ」 「尻はオーロラ姫よりでかいかもしれんぜ」 「いや、乳房だって、でかいかもしれん」 手下どもは2〜3人づつ、ファミーユ姫の身体にとりついては、自分のモノを押しつける。 手当たり次第さわり捲って、好きなことをいう。 「ぽちゃぽちゃと柔らかい肌だ、あまい味がするぜ」 首筋や、肉付きのいい肩に下を這わせては、自分の唾液を塗りたくる。 「ひいいい!ひいいい・・・・」 次々に襲いかかるおぞましい責めに、やがて姫は悲鳴さえ上げられなくなってきた。 「へへへ・・・こいつは案外気持ちがいいぜ」 手下の一人がシルクのドレス生地に自分のモノをくるんでしごき出す。 「ひいっつ!いや!なにするの!いやああ!」 今までとは違う恐怖感が、ファミーユ姫を襲った。 「おおお!出る!出るぞおお!ぶちまけてやる」 赤いレース飾りのついたドレスに、海賊の精液が飛び散って、白濁色に染めていく。 「俺もやってみるか、お、なかなかいいぜ」 次の男も次の男も、豪華な赤の舞踏会用のドレスは海賊達の精液にまみれていった。 男たちが順繰りに交代する内、ドレスのボタンは飛び散り。フリルで飾られた前あきドレ スは引きずり降ろされていった。 そして、男たちが一巡巡ったとき。ファミーユ姫は既に下着姿になっていった。 「ファ、ファミーユ」 口に入った靴下のため言葉には出せぬものの、オルフェが必死に妹に呼びかける。 しかし、オルフェの男は明らかに妹の下着姿に反応していた。 やがて2巡目が始まり、ファミーユ姫のペチコートが引き吊り落とされ、レースとフリル をふんだんに織り込んだドロワースがあらわれると、王子の男が暴発した。 「うううっぐううう!」 どぴゅどぴゅ・・・・・。 「こいつは傑作だあ!この王子様は妹の下着姿でいっちめえやがった!」 その姿をみてバラクーダが大声で笑った。 「本当に!こんな変態男が王子だなんて!」 口から溢れんばかりに吐き出した王子のスペルマを飲み干しながら、トパーズがはき捨て るように言い放った。