淫虐の罠(第2話)1


トパーズに一番最初にとりついたのは、大柄な海賊だった。赤鼻と呼ばれるこの男は、侍
女のアリスを最初に犯した男だった。
「お嬢さん・・・。なかなかいいおっぱいをしてるじゃないか」
「くうっ」
 赤鼻はその大きな手で、小振りながらも形のいいトパーズの乳房を鷲づかむ。力任せに
揉むものだから、トパーズは小さく悲鳴を上げた。
「まだ男に揉ませたことはないのかい。もったいねえことだぜ」
 たしかに未だ男性経験のないトパーズではあった。それは、オーロラ姫を守る役目を果
たすという任務に徹していたからだ。
「へへへ・・・それじゃあこいつもまだかな?」
「うぐっ!ううう!」
 赤鼻が空いた手でトパーズの顔を引き寄せると、その分厚い唇を、トパーズの唇に押し
とけた。
 驚いて目をぱちくりさせながら、必死にあらがうトパーズ。だが、赤鼻の怪力はしっか
りと首根っこを押さえ、トパーズの柔らかい唇を吸い上げては、舐め回す。
「うぐっ・・・・」
 息苦しさとおぞましさに必死で抵抗するトパーズだったが、やがて、赤鼻の舌は口の中
にまで入り込み、暴れまくった。
「うぐっ!ふぐうううっ」
 やがて、トパーズは口の中の唾液を全て吸い取られ、乾ききった喉に、今度は濁った赤
鼻の唾液を飲み込まされた。 
「・・・・・・・」
「けけけ・・・キスの経験もなかったようだぜ・・・本当にこの国の奴等はおぼこ娘ばか
りなのかい?」
「これからまだまだ楽しませてやるんだ。こんなこといで、音を上げられちゃ困るぜ」
 ファーストキスをおぞましい海賊によって
奪われた衝撃も休まらぬ内。ふたたび、赤鼻の大きな手がトパーズの乳房を乱暴に揉み始
める。まるで白い陶器のように、染み一つ無い、白く、形よく膨らんだトパーズの胸が、
垢だらけの赤鼻の手によってもみくちゃにされ、その手垢に汚されていく。
「うくう・・・・」
  トパーズが激しい責めに小さく悲鳴を上げる。赤鼻はそんなことにはお構いなく、両の
乳房を揉み、つんと上を向いたまだピンク色の乳首を、つまみ上げては指先でこね回す。
 一方でその長い舌でトパーズの整った顔を舐め回す。唇を、ピンク色の頬に舌を這い回
らせてる。
 赤鼻の、酒ときざみ煙草の強烈な臭いの入り交じった口臭に、トパーズは気を失い掛け
る。
 赤鼻の責めに、息を荒くし興奮した別の海賊が、トパーズの下半身にとりつく。
 まるでかもしかのようにすらっと伸びたトパーズの脚、そして形よく引き締まったお尻
に、海賊の手が這い回る。前から後ろから・・・。
「ひいっ!」
 トパーズは小さく悲鳴を上げたが、必死になってこらえる。ここで泣き声でも上げたら
最後、飢えた海賊達はあざ笑うに違いない。
「つやつやとした白い肌をしてやがるぜ」
「女剣士というからもっと筋肉質のがりがりか、大女を想像したんだが、なかなか柔らか
い身体をしてやがる」
「すべすべした肌だ、この尻なんか思ったより膨らんでるじゃないか」
 海賊達は、口々に聞くに絶えないいやらしい口調で、トパーズの身体の品定めをしなが
ら、あちこちに手を伸ばしてきた。
 海賊達はあの悲惨な陵辱劇以来、この洞窟に潜んでいたのだ。久しぶりに見る女の裸に
異常なまでに高ぶっていた。
 海賊達の目は獣のように赤くぎらつき、激しく興奮しているのだろう、その息は荒い。
 それに海賊達の風体ときたら、ぼろ布のような申し訳程度の上着と、まるでふんどしの
ような猿股といった格好である。全身から雄の臭いをぷんぷんとさせて、トパーズの処女
の柔肌に、手を舌を這わせてくる。
 トパーズは恐怖のあまり気が違いそうになるが、必死になってこらえている。
 しかし、海賊達はそんなけなげなトパーズの恥じらいを楽しむかのように全身をなぶり、
その度にトパーズに悲鳴を上げさせる。
 やがて、海賊の一人がトパーズの股間に手を入れてきた。
「あ・・・い、いや!そこは・・・」
「ひひひ・・・なかなかいい毛並みじゃないか・・・奥をよくみせてくれよ」
「いや!そこはいやです」
 海賊の手がトパーズの股間に無理矢理手を入れようとする。トパーズは必死になって太
股を擦り寄せて、海賊の進入を拒もうとする。
「お、おい!手伝え!」
「へへへ・・いいぜ」
「ひいっ!やめてえ」
 必死に太股に力を込めて海賊の暴力を拒もうとするトパーズだが、やがて2人がかりで、
その美しい脚を大きく大の時に開かれていく。
「ほうらご開帳だぜ」
「ひいっ!いやあああ・・・」
 屈強な大男二人の力にはやがて抗すべくもなく、トパーズは、乙女の最も恥ずかしい部
分を隠しようもなくさらけ出されていく。
「うひょお〜。こいつはたまらねえ」
「こんなきれいなのはなかなかお目にかかれねえぜ」
 純白の柔肌に、そこだけうっそうと茂る黒い茂み、その下には、ふっくらと盛り上がっ
た処女の花園が、ひっそりと咲いていた。
 まだ、その花びらは充分に開ききっているとは言えず、その中の薄桃色の花弁をいくら
か覗かせている。
「・・・よし、俺がとどめをさしてやろう」
 それまで微動だにしなかったバラクーダがゆっくりと腰を上げた。
「ええ!ひいいいい!」
 バラクーダの声に思わず顔を上げたトパーズは初めて見る男の一物に悲鳴を上げた。
 そう、バラクーダは既に服を脱ぎさり、自慢のものをしごきながら、トパーズに近寄っ
てきた。

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