ダーナ氷の女王 2話 1
グリンウエルズの外海は一年中荒れている。なれている土地の猟師でさえ、外海へ出るのは命がけなのだ。不順な天候、激しい荒波。それら全てが、自然の防波堤となっている。
しかし、ダーナを連れ去った、男たちの船はまるで船全体が生きているかのように、荒波をすり抜けていく。数日が立つというのに。 姫の救助船は近づくことさえできないのだ。
船を包む青白い光が、船に振動すら与えず海面を滑るように進んでいく。この船が魔女の魔力に守られた、特殊な船である証拠だ。
「へへへ・・・何度見てもすげえおっぱいだ!今日はこいつでおいらのものをしごいてもらおうか!」
「なんべんやっても小さくて狭いプッシーだ今日もたっぷりと流し込んでやるからな」
「・・・・ううう・・・もう・・・もうおゆるしください・・・うぐうっ・・・・」
手持ち無沙汰の男たちがやることは一つしかない。舟底に閉じこめられたダーナ姫を犯すことだ。
ダーナ姫は素っ裸に剥かれ。後ろ手に縛られて、舟底の奥に転がされている。
男たちがやりたくなったら、いつでも抱きにこれる。あの気高い姫は、いまや男たちの公衆便所と化していたのだ。
今日もまた二人の男がダーナ姫を犯すために
舟底へとやってきた。
男たちの笑い声に、ダーナはきしむからだをやっとの思いで起こした。
「!」
男たちはすでに素っ裸だ。男の一人が、ひやにや笑いながら、姫の上にのしかかった。
「へへへ・・・なんて具合がいいおっぱいだ!おいらのでかいのがすっぽりうずまっちまうぜ・・・」
頭のドモンがダーナの腹の上に乗って、姫の大きな乳房で自慢の一物をしごいている。
すでにダーナの乳房は、幾度にもわたる陵辱に、男たちの精液にまみれている。荒々しく揉みし抱かれ、男たちの手垢にまみれ、あちこちに擦り傷つくり、赤く腫れ上がっている。
「ひいっ!・・・ぎいい・・・あぐう・・・」
触られるだけでも激しい痛みが全身を走るというのに。男たちはお構いなしに、獣の本能をぶつけていく。
それにしても男たちのこのあくる事のない性欲は何処から来るのだろう。姫をおびき出すためにと、数カ月の間、聖人君主のように女絶ちをしていたとはいえ・・・。