古城の艶舞4
「・・・へへへ・・・いい眺めだぜ・・・」 「こんな色っぽい格好ははじめてだ・・・」 「!!!!」 男たちの好色な眼が更に輝きを増し、下品な声で呟くのを聞いて、パトリシアは自分の 姿に気づいた。 短いオーガンジーのような硬い生地でピンと横に張っているスカートが、大きくまくれ 上がり、まるで裏がえった笠のように、下半身を丸だしにしているのだ。 その下半身を覆うものは、男が穿くタイツとはけた違いに薄い肌の色が透けて見える薄 い生地。そして、極限まで逆三角形にカットされた華麗なフリルのついたショーツだけだ。 ただでさえ、この当時の衣装からは思いもつかない刺激的な衣装である。いつもならわ ずかながらも、下半身を覆ってくれるスカートは、いまや、逆に上半身にめくれあがって、 獣欲に満ちた雄どもの欲情を刺激する。 「!!!・・・・・」 パトリシアは、必死に両足を閉じ、脚を曲げて獣達の眼から恥ずかしい姿を隠そうとす る。しかし、それすらも男たちの欲情をかき立てるものでしかなかった。 「ようやくおしとやかになってくれたぜ」 「それにしてもすごい格好だな。裸より興奮するぜ」 両手を高く柱に縛り付けられ、さらには差恥のために必死に両足を閉じ、身動き一つで きないパトリシア姫を、獣達は取り囲み、欲望に狂った荒い息づかいで、荒々しく手を這 わせる。 「う・・・・・」 パトリシアの上半身と下半身それぞれ二人の男がとりついた。姫は恐怖のあまり、悲鳴 一つあげることができずにいた。 それになんといっても、木箱の高さが微妙な位置だった。それは、ちょうど姫の目の高 さに男たちの下半身が来るというものだ。 男の一人が、姫の顔面に、自分のものを近づける。 「ほら・・・、い、今にこれをお姫様のアソコにぶち込んでやるからな・・・へへへ・・・ 」 「うぐっ!」 目の前に近づけられた男のペニスを見て、パトリシアは言葉を無くした。 幾度かの自慰で放出した精液の残りが透明な液体とともに鎌首から滴っている。 もう一人の男は、一言も発せず、息を獣のように荒げて、レッスンでしっとりと汗ばん だ、まるだしの肩から、胸にかけての柔らかな肌に手をペニスを這わせてくる。突然、胸 の部分を刺繍と飾り石で飾った衣装の中に手を入れ、胸に手を這わせてくる。 その触感にそして、肌に塗り付けられる体液に、その生臭い臭いに、これから起こるこ とへの恐怖をかき立てられる。 一方ドワーガ王子は、パトリシアの下半身にとりかかっていた。 「ちぇ!このショーツはスカートに縫いつけてあるんだ」 早速ショーツを脱がして、姫の無垢の下半身をむき出そうとしたドワーガは落胆の声を上 げる。 と同時に、この風変わりな衣装の構造にも興味をそそられたのか、姫の下半身を覆う魅惑 の部分に手を這わせた。 「それにしてもどうだい、この格好は!太股から腰、尻なんぞ半分以上丸だしだぜ!そこ いらの場末の娼婦でもこんないやらしい格好はしていないぜ」 「・・・・うううう」 姫の衣装は、その躍動感ある踊りを踊るために、極限まで下半身を覆う布の部分がカット されている。ドワーガの言うとおり、乙女の細腰を覆うのは、肌の色が透ける、薄い生地 のタイツのみだ。 最初パトリシアもこの衣装には抵抗があった。しかし、聖なる儀式の衣装と聞いて、こ の衣装を着れることを誇りにさえ思っていた。それが当たり前の衣装だったのだが、こう して野獣どもに取り囲まれ、下卑た言葉でなじられると、恥ずかしさに絶えきれなくなる。 『そういえば・・・ピエール様もあのとき』 パトリシアは、初めてあったピエール王子があのときタイツの前を膨らませていたことを 思い出した。そして、すぐに侍女達によって引き離されてしまったことを・・・。 あのあとピエール王子がどうしたのか、王子はなにも話してはくれなかった。 『ピエール様も私のこの衣装を見て・・・そして・・・この男たちのように・・・』 パトリシアはそう思うと余計に差恥心が増した。そして、恐怖心も。 そんなパトリシアのわずかな感情などお構いなく。 獣欲に飢えた毛むくじゃらの大き な手が、タイツの上から、腰を、太股を這い回るおぞましい感触が、姫の差恥心を、恐怖 心を増幅させていく。 「それにどうだい!このショーツは。一面びっしりにフリルを縫いつけてあるぜ!」 男たちの手がわずかに一番大事な箇所のみを覆う逆三角形のショーツの上を這い回る。男 たちは、ショーツを飾るフリルの手触りを楽しんでいるかのように執拗に撫で回す。 しかし、その下の薄い生地を通して、パトリシアには純潔の地を撫で回されているよう で、恐怖で生きた心地もしない。 「へへへ・・・このままショーツの上からぶち込めるんじゃねえか?」 突然、ドワーガが好奇心から妙な事を言い出す。 「へへへ・・兄貴のでかいペニスならできるかも知れませんぜ」 子分達も、おもしろがって相づちを打つ。 「ひいっ!やめてやめてえ!」 もちろんそれは不可能なことだ。だが、男たちのおぞましい愛撫と、言葉の責めに、まっ たく性の知識を持たないパトリシア姫は恐怖に混乱し、狂ったように泣き叫ぶ。 ドワーガは姫にまくれ上がったスカート越しに自分のものを見せつけた。それは先ほど の男のものとは比べものにならないほど、巨大で、しかも醜悪だった。 「ひいっ!いやっ!いやです!ゆるしてっ!」
「へへへ・・・こんな破廉恥な格好しててもお姫様だぜ。なにもご存じねえみたいだぜ」 「そうかそうか・・・よしよし俺様がたっぷりとオマ○コのことを教えてやるからな。お いオマえら退いていろ」 ドワーガがパトリシア姫の両足を掴み、その強力で開かせると、ショーツの上から巨大 なペニスをぐいぐい押しつけ出す。 「ひぎ!やだ!なにを!なにをするの!やだ!」 「おおこの!このフリルの感触がなかなかたまらんぞ」 「へへへ・・・それ!そのいきですぜ!」 「そのまま、姫様の処女膜をぶち破ってくだせえ!」 ドワーガの妙な行動に部下達も囃し立て、いやらしい笑いをあげる。 「ひいっ!ひいいい!」 姫は、薄いショーツ越しに加えられる激しい責めに、いつあの巨大なペニスがショーツ を突き破って自分の純潔を打ち破るのか。その恐怖にひきつったような悲鳴を上げ続ける。 しかし、実際にそんなことはできるはずもない。ドワーガのねらいは他にあった。それ は、姫の下半身を華麗に飾るフリル付きのショーツを、自分の精液で汚すことだった。 「おおつ!こいつはいい!こいつはいいぞ!」 パトリシアの下半身を飾るフリルは幾重にも重なり、その上のスカートへと続くオーガン ジーの生地まで連なっている。フリルの感触、その下の薄い、姫の汗をすった体温のこも ったショーツの感触、そしてオーガンジーのかさついた感触。その全てを擦りあげ、自分 の先走り液で、汚していく。 「おおっ!いいぞ!いいぞ!いくぞ!そらっつ!」 「きゃああああ!」 パトリシアには、ドワーガの変態じみた欲望などわかるはずもない。ついにショーツを 突き破られるのかとその恐怖に悲鳴を上げた。 やがて、ドワーガの動きが止まった。 「・・・え・・・ああっ!きゃあああ!」 姫の見ている前で、ドワーガは激しく精液を吹き出していた。 「それっ!それっ!それっ!」 ドワーガは自分のペニスを激しくしごいている。その度に白濁した精液が飛び出しては、 姫の下半身に飛び散っていく。 ついには、姫の華麗なフリルで飾られたショーツはドワーガの精液にどろどろにされて しまった。 それどころか。その精液はスカートの内側に飛び散り、さらにはショーツからこぼれ落ち てタイツにまで滴っていく。あまりにもものすごい精液の量だった。 「ああああ・・・・・」 あまりのことにパトリシアはうめくような声を上げるだけだ。男のペニスがどのような 機能を持つものかは知らぬ訳ではなかった。 しかし、精液を放出する瞬間など想像すらしなかった。そのあまりにもすざまじい瞬間 を見せつけられ、しかもそれを下半身に吐き出されたのである。 「へへへ・・・なかなかいい趣向だったな」 「へへへ・・・そんなに気持ちが良かったんで?」 子分の言葉にドワーガは満足げな下卑た笑顔で応えた。 しかし、ドワーガの欲情がこれで収まるはずもなかった。 事実、ドワーガのペニスは、まだ、先ほどの名のこりの、精液を溢れさ、さらに太く膨 れ上がっていた。 「・・・・さあこまった!どうやったら姫様の処女はいただけるんだい?」 おどけたようにそういいながら、ドワーガは自分の精液まみれのパトリシアのショーツ の中に手を入れていく。 「ひっ!」 ドワーガの手の動きに、放心状態だったパトリシアは現実へと引き戻された。 「おお!このショーツの下はなにも穿いてないぜ。すげえぜこの姫様は尻丸だしで踊って たんだぜ」 姫のショーツと思われていたのが、実は衣装の一部だと知ったドワーガは、その衣装の 下をまさぐった。その下にはどんな小さな下着が隠れているのかと。そして驚いた。その 下にはタイツしか穿いていなかったのだ。 「へっ!ほんとですかい?そいつはトンでもねえ姫様だ!」 「兄貴!そんなタイツひっぺがしちまいましょうぜ!」 男たちの興奮もまた高まった。言うにはおよばず。ドワーガはショーツをはじに寄せる と。肌色が透ける薄いタイツを、力任せに引き裂いた。