淫らの森の美女(第14話)
「ふう・・・・」 兄貴が何度目かの噴射を遂げて息を付いた。「・・・・・」 春菜は黙って男の攻めに耐えるしかなかった。春菜の処女を引き裂いた兄貴は、そのまま 自分のモノを抜きもせず、むさぼるように春菜の身体を貫いていた。 が、さすがに力尽きたのか、自分のモノを抜くと、春菜の身体を見つめている。 春菜の美しい衣装は変わることなく気高く美しい。だがその股間には大きな裂け目がで きている。 清らかな乙女の純潔は、男の暴力によって裂けたあとから血を流し、いたましいほど惨 めに腫れあがっていた。幾度もの射精によって男の汚れた精液を溢れさせている。 「・・・・も、もうかんべんしてください」春菜が息も絶え絶えに男に懇願する。その顔 はすっかり青ざめ、血の気を失っている。 「へへへ・・・なにをいってやがる。まだまだこれからだぜ。一休みしてからまた可愛が ってやるぜ」 「・・・・ああ」 兄貴の言葉に、春菜はいっそこのまま死んでしまいたいとすら思った。 その時レッスン場のドアが開き二人の男女が入ってきた。 「せ、先生!」 高坂美春だった。耕太に一番最初に犯され、二階へと連れ込まれていたのだ。 美春は春菜を見て絶望のため息を付いた。 「ひどい・・・先生まで・・・」 「遅かれ早かれみんなやられちまうんだ。おやじやじじい共のくさいチ○ポにやられるよ り、若い俺にやられた方がなんぼかいいだろうが」 耕太は訳の分からないことを美春の耳元でささやいた。 「耕太!この野郎!どことずらかってやがった」 耕太を見るなり、兄貴の雷が落ちた。だがそれも隣に連れられている美春を見ると一変し た。 「・・・・いいねえ。その娘もなかなかいいじゃねえか・・・」 美春は、引き裂かれたレオタードに替わって赤と黒のチュチュに着替えさせられていた。 海賊のキトリの衣装だ。上半身は黒、横に広がったスカートは燃えるような赤。それに白 いタイツが映える情熱的な衣装だ。気の強い美春にはぴったりの衣装だ。だが、それさえ も兄貴の欲情をそそるに過ぎない。 「さあ、さあ、いとしい先生の元へ連れてきてやったぜ。先生と同じカッコにしてやろう」 「ひいっ!いやっ!いやああ!」 美春の抵抗を楽しむかのように、男達は美春もまた春菜と同じように大股開きでバーにく くりつける。 「おお!こいつはイイねえ。パンツは白ときてやがる」 「そこのパンツを切り裂くのは兄貴の役目だろ。それだけはやってねえが。なかなかいい しまりだったぜ。へへへへ・・・・」 耕太と兄貴が美春の股間を見つめながらいやらしく笑った。 「兄貴これを」 「おう!すまねえ・・・・」 耕太が兄貴にハサミを手渡す。兄貴はいやらしい笑みを満面に浮かべながら、美春の白い クロッチを引っ張り、切れ目を入れていった。「いやあ!いやあああああ!」 兄貴は美春の悲鳴などお構いなく足を大きく拡げ、タイツの上から少女の肌触りを楽しん でいる。まだ、20前の少女である。若々しい肌触りが兄貴の欲望に火を点けた。 「いやっ!いたっ!」 程なく、兄貴のものが美春の中に入り込んだ。あれほど春菜にぶち込んだとは思えぬほど 巨大に脹れあがったもので、一気に美春を突き抜いていく。 「ひ、ひどい・・・約束が・・・」 春菜が精一杯の抗議をする。だがその声は兄貴には届いていない。 相手が変わったことで性欲が復活したのだろう。美春が上げる悲鳴などお構いなしに、耕 太よりはるかに太いものを激しくぶち込んで いく。 「いやっ!痛い!やめてえ」 「おお!こいつもイイしまりをしてやがる。バレリーナの姉ちゃん達はみんなこんなにい いしまりなのかい」 華やかな舞台衣装のまま、悪辣な中年男に犯されて、美春はこれまでになく激しい悲鳴を 上げた。 「へへへ・・・。今頃判ったのかい、最初から全員やっちまう予定さ。流石お嬢様だぜ、 そんなことも気がつかねえとはねえ」 耕太がそう言いながら春菜に手を出そうとする。が、そこは、兄貴が一喝した。 「へいへい、わかりやしたよ。それにまだひとりあまってるだろうからさ」 「・・・・・な、なんて」 春菜は絶句した。そうだ、まだ3人の生徒達が。あの子達はどこに。 春菜がそう思ったとき、再びレッスン場のドアが開いた。悲鳴と共に入ってきたのは。3 人の生徒達だったのだ。 「せ、先生!高坂さん!」 3人が声を揃えて、目の前の惨劇に悲鳴を上げた。 入ってきた3人を見て兄貴も耕太もひゅーと口笛を吹いた。 3人はそれぞれが眠りの森の美女の舞台衣装を付けていた。 春川れなは長靴を履いた猫の白い雌猫の衣装を、美杉琴慧は青い鳥のフロリナ姫の衣装を、 そして一番背の低い香山桜子は赤ずきんの衣装を付けている。3人を連れてきた鰻平と 禄助は、すでに素っ裸で、シャワー室で生徒達がどんな目にあったか言わずとも知れてい る。 「ひ、ひどい・・・・・」 春菜がうめくように言った。 「へへへ・・・安心しな。まだやっちゃいねえよ」 「先生の前で晴れ姿を見てもらわなきゃならないからな。まあ、シャワー室でおいたはさ せていただいたがな」 禄助と鰻平はいやらしい笑い声をあげた。 「おおつ!おもったより早くいっちまいそうだ!このしめつけがいいぜ!」 「いやっ!やだ!やだ!もういやあああ」 兄貴が美春の中に一回目の射精を放った。