敗れ姫巫女のサダメ 2

油屋爆炎斎




 …じゅるッ…じゅるるるッ…ぶちゅるる……
リィアンの下半身の唇をゲラムの唇が卑わいな音を立ててに啜る。視線をそらしたいはず
なのに、啜られる音も聞きたくないのに、身体が許さなくなってく。柔らかな花びらをい
いようにねぶられ、辱めを受ける自分にどんどん女の「芯」が熱くなっていく。
「ふひひ…なんだかピクピクし始めたゾ」
「…へ、変なこと…あぁン…い、言わないでよぉ…ふぁッ…」
口惜しい――屈辱的な格好をさせられ、とても口惜しいのに、身体が反応してしまう。催
淫効果のせいなの? それとも――
「さぁて―。そろそろ見せて上げよう。俺様の道具を」
ゲラムの股間がもぞもぞと動きだし、その奥からにょきにょきと肉の棒が生えてくる。暗
緑色の奇怪な瘤にびっしりと覆われ、禍々しく巨大でグロテスクなペニスだ。先端部――
人間で言う亀頭の部分は、ウィンウィンと音を立てて低速で回転しながら振動し、その頂
点にはイソギンチャクのような細かい触手状の突起物が蠢いていた。
(…そ、そんなのでされたら…壊れちゃう……)
突き付けられたリィアンの顔から血の気が引いていく。だが、ゲラムはそんなこともお構
いなしに身体の位置を巧みに入れ替えると、リィアンの頭を抑え付け、その唇にペニスを
強引に突っ込んだ。
「…ぐぅ゛ッ!……むぐぐッん゛!!………」
力任せに喉の奥深くまで侵入してくるペニス。まさに容赦なきディープスロート。触手を
ぐるぐると絡めてリィアンの頭を固定したゲラムは、杭を打ち付けるかのように徹底して
リィアンの口を犯す。口内は回転する亀頭部にいいように掻き回され、喉奥の粘膜にはイ
ソギンチャクがぬらぬらと絡み付いた。
「ふほぅッ! いい具合だッ!」
「…んん゛ッ〜……んッ!……」
喉を激しく圧迫される苦しさにリィアンの口から切なく短い声が上がる。なおも口を責め
立てるゲラムはやがて、第一弾の絶頂を放つ。
「ふんッ! いくぞいくぞッ! ほれぃッ!!!!」
「……ひッッ!!……んぐぐッ!!……」
じゅぼぼぼっ…ぼこぼじゅ……じゅぶぼ……
リィアンの唇の端からゲラムの夥しい精液が止めどなく溢れた。口の中には途轍もない悪
臭も充満し、リィアンは目眩を起こしそうになる。
「あぁ! こら! こぼすな!!!」
ペニスをなお突っ込んだまま、ゲラムはリィアンの鼻をつまむ。そして、いやいやと激し
く左右に首を振るリィアンの下腹部を力強く蹴り込んだ。
「……けふッ……」
蛙が潰れたような情けない声がリィアンの口から上がり、同時に細い喉が「こくん」と上
下に動く。
「あ、あぁぁあ……」
どろどろとしたゲラムの精液が喉からさらに奥へと流れ込んでいくおぞましい感触に、リ
ィアンは悲哀に満ちた絶望の声を出す。口から溢れ出た精液もゲラムの触手が丁寧に拭い
リィアンの口へと押し戻した。
「いいねぇ! その汚れた顔……まるで性奴のよう」
ゲラムは笑いながらリィアンを四つん這いにさせ、自分はその背後に立つ。ゲラムのペニ
スは一度、精を放ったくらいでは満足せず、これからが、いよいよ本番とばかりに隆々と
反り返っていた。
「いい眺めだぜ」
四つん這いの姫巫女を後ろから視姦しながら、ゲラムが舌なめずりする。ゲラムの体液に
よって、姫巫女の雪肌はでろでろと妖しい光沢を帯びていた。
「あぁ……お願い……も、もう……許して……」
無意味と知りつつ、リィアンは震える声で懇願する。だが、その身体は催淫効果に徐々に
彩られ、性奴の欲情が美肌から滲み出ていた。
「まだ、効果が十分じゃないな……」
ゲラムはリィアンの身体の隅々まで淫欲が行き渡っていないのを悟ると、ひときわ細長い
触手を引っぱり出し、リィアンの眼前に突き出した。
「さぁさぁ。今からこれでお前の理性にトドメを刺してやるぞ」
「……そ、それは……?」
小さな真珠の大きさほどのカプセルをずらりとつないだような、いびつで長い触手――。
先端からはぽたぽたと体液が滲んでいる。
「このカプセルは全部で32個ある。むろん、それぞれに濃厚な体液がたっぷり詰まって
いるのだよ。ぐふふ――これを今から――」
そういいながら、ゲラムの触手がリィアンの尻を左右に拡げる。そしていびつな触手の先
端をリィアンのアナルにぴたりとあてがった。
「いやぁぁッ! そ、そんなとこッ! だめッ絶対だめぇッ!!」
今から何をされるのか――予想したリィアンは激しく逆らう。
「ひひひ、泣いても叫んでも無駄無駄。――それそ〜れ」
いびつな触手が、リィアンのアナルに侵入してきた。丸い突起は放射線状の襞をみりみり
と押し広げ、一つまた一つと腸内に潜り込んでいく。
「いやよ!いやいやッッ!…あンッ!…ぬ、抜いてッ!……」
「ふぅ…流石にきついね〜」
つぷん。つぷつぷん。どんなにリィアンが暴れようと、触手で縛り上げれらた状態から逃
れることはできない。ゲラムのされるがまま、リィアンは「出すところに入れられる」と
いう嫌悪に苛まされる。
「ようやく半分だよ。ほら尻尾のようにぷらぷらと〜」
「…も、もう……やめ……て……」
触手はもぞもぞとリィアンの腸内で蠢く。生まれて初めての奇妙な感覚――カプセル同士
が腸内で擦れ合い、妖しいリズムを奏でている。耐え難い恥辱と不気味な感触に声がかす
れ、言葉にならない。
「さぁて、これで32個。全部入ったぞ」
ゲラムはそういうと、自ら触手の根元を切り落とした。アナルから辛うじて頭を出してい
た触手がすっぽりとリィアンの腸内に潜り込む。
「あぁッ!……何よこれッ!?!……お腹の中で動いているぅ!?…」
「俺の触手は切り離した瞬間、一個の生命体となるんだぜ。くくく」
リィアンを見下ろしながら、ゲラムは縛っていた触手を弛める。
「さぁさぁ、姫巫女さま。いま腹の中で暴れる触手を、今ひり出せばまだ間に合う。だが
躊躇してると―――」
突然、ゲラムの足がリィアンの下腹部を蹴り上げた。
「くぅッ!……」
思わず腹を押さえてしゃがみ込んだリィアン。その腸内で「ぱちん」と何かが弾けた。
「くくく、まずは1個――姫巫女さまの腸内で破裂した。濃厚な俺様の体液が身体に吸収
されるぞ」
「………ひ、卑劣な……ぁぁ!?」
触手がぐるぐると蠢き、腸内が不意に「熱く」なる。熱は凄まじい速度で身体の隅まで伝
わり、次の瞬間、ぴりぴりと痺れにも似た感覚が沸き起こる。痺れはやがて身体を内側か
らくすぐりだし、細胞の一つ一つがむずむずと淫らな疼きに毒されていく。
「……あぅン…ふぁッッ…」
身体の芯が激しく「渇き」を覚え、身体中の感覚が鋭くなっていく。暑くもないのに汗が
噴き出してくるような異様な感覚に加え、美乳の先端では可憐な乳首が痛々しいまでにぴ
んと隆起し、股間では、花びらからその奥までじんじんと熱をもっていく。
「どうする?どうする? 俺様の前で排泄するか? それとも淫欲に狂うか?」
「……だ、だれが……そ、そんな……恥ずかし……真似を……」
触手の戒めを解かれたリィアンは、這うようにゲラムから逃れようとする。身体を動かす
と腸内の触手が嬉々として暴れ出すが、排泄を見られるのも、淫欲に溺れるのも、どちら
も耐え難い。
「そうかそうか。じゃ。なぶってやろう」
四つん這いでそろそろと歩んでいたリィアンの背にゲラムの足がどっかりと乗せられる。
そして、ゲラムはそのままぎりぎりと全体重を足先に集中し始めた。
「そらそら、逃げろや逃げろ」
「……くぅッ…」
指先で地面を引っ掻いてまでも前に進もうとするリィアン。だがその必死の動きも、ゲラ
ムの体重にはかなわない。
「ふひひひ、ほら、もっと頑張らないと。こいつを突っ込まれるぞ」
リィアンの髪を荒々しくつかみ、ゲラムは禍々しいペニスを見せつける。
「…ひ、卑怯者ぉ……」
「ぐふん! 卑怯で結構!!!」
再びゲラムの蹴りがリィアンの腹を襲った。ぱちん、ぱちん――またカプセルが何個か破
裂した。
「…あぁッ!!…お腹がッ! お腹が熱いぃぃッ!」
下腹部を押さえ、転げるリィアン。その腰の辺りをゲラムが容赦なく踏みつける。
「それそれ! さらに1個2個…ぱちん、ぱちんとな〜」
「あひぃひぃッ!…やめてぇッ! お願いッ! こ、こんなの、いやよぉぉ!!!」
潰れた蛙のようにリィアンは両脚を無様に拡げられ、尻をぐりぐりと踏まれ続ける。その
度にどろどろとゲラムの体液が腸内に流れだし、凄まじい速度でリィアンの淫欲に火を付
けていく。
「まだまだぁ!」
今度は触手たちの出番だった。ゲラムはリィアンのほっそりとしたウエストに幾本もの触
手を絡み付かせると、まるでタオルでも絞るかのように、ぎりぎりと締め上げだした。
「くぅッ…く、苦しッ……」
呼吸もできないほどの締め上げにリィアンは悶絶し、振り解こうと懸命になる。だがその
必死の動きは、かえって腸内のカプセルをぷちぷちと破裂させてしまった。
「…ひッ!?」
「…お、今のはなかなか強烈だったな。10個位いったか?」
触手の締め上げがふっと弛む。同時に大量の体液が堰を切ったようにリィアンの身体の中を駆けめぐった。
「あぁぁッ! ああぁぁぁあぁぁぁッ!!!」
雪肌が一瞬にして、ほのかな桜色に染まり、リィアンはゲラムの存在も忘れて嬌声を上げ
た。異妖な高揚感に占められ悦楽の波が押し寄せてくる。身体は勝手にぴくぴくと痙攣し、
酸素を求める唇は閉じることが難しくなった。乳首もびんと隆起し、足の指はぐんと反り
最大の性感帯である陰部は、中から溢れ出る愛液にみるみる汚れていった。
「ひひゃ…だいぶやられたようだな。どうだ? そろそろ突っ込んでほしいか?」
ウィンウィンと回転するペニスをゲラムは自慢げに見せつける。
「…し、知らない………」
リィアンは満足な思考ができなくなってきていた。ただ辛うじて残る理性が拒絶を主張し
ているだけ――。しかし、その理性にも淫欲の白い靄が立ちこめ、輪郭が朧気になり始め
ている。
「そうか…じゃもう少し…」
ゲラムはリィアンの身体を再び「つ」の字に固定すると、遠慮もなしにアナルの中に触手
を潜り込ませる。
「ひぅッ!」
感覚が鋭くなっているリィアンはそれだけも十分な「刺激」だった。だが、ゲラムはアナ
ルに入れた触手で、既に腸内に切り離した触手をつかむと、ちゅぽちゅぽと出し入れを始
めた。
「ほほぅ。32個のうち既に18個が破裂してるな。残るは14個か」
これほどまでにリィアンが「おかしく」なっているのに、まだ突起は半分近く残ったまま
なのだった。ゲラムはいやらしい笑みを浮かべながら、突起のある触手の方を使って、ア
ナルの収縮を愉しみだした。
「ふひひ、こうしてみりみりッと広がってぇは、ちゅぽんッと狭まってぇ〜」
「…あぁン…そんなことしちゃ…くぅ…だめぇ……」
身体を窮屈に折り曲げられ、拡がった陰唇の向こうで恥ずかしいお尻の穴を弄ばれる――
リィアンの心の中で淫欲と恥辱が妖しく入り混じっていく。
「あ、破けちゃったよ〜」
カプセルの一つがアナルの入り口部分でぷちッと弾け、体液がどろりと溢れ出す。流れ落
ちるゲラムの体液は、膣口を濡らし、リィアンのへその方にこぼれていく。
「……ま、また…あぁッ!」
もう十分なほど、淫欲に堕ちているのに、さらなる衝動がリィアンを苛む。
「限界――なんじゃないのか?」
ゲラムの惨い問いに、リィアンは微かに首を左右にふることしかできなかった。言葉を紡
ぐと、淫らな女のせがむ言葉が出そうだったのだ。
「……どこまでも強情ですね〜」
ゲラムはそういいながらも、リィアンの強気を愉しんでいる風にもみえる。
「……こんなに濡れているのになぁ……」
ゲラムは、リィアンのアナルを弄び、残る13個のカプセルを丁寧に破裂させながら、た
っぷりと塗れる膣口から透明な液体をすくい、触手同士を摺り合わせてでぬちゃぬちゃと
卑猥な音を立てる。
「……これは、姫巫女さまの膣穴から出た汁………花びらを濡らすに満足せず、太腿までもびっしょりと汚し……」
 ……びちゅん……くちゃ……べちゅ……べちょ……
たっぷりと汁に濡れた触手を、ゲラムはリィアンの耳元で絡め合わせた。
「……そ、そんな音……聞かせないで……」
首を振って拒絶するリィアンに、ゲラムはさらに言葉を続ける。
「……視ろ…そして聞け…姫巫女さんよ…これがお前の『女』の汁だ……」
目は塞げても耳を閉ざすことはできない。リィアンの顔がみるみる赤く染まっていく。
「……姫巫女さまなのに魔人ごときのの術に堕ち、あぁとっても口惜しいなぁ……」
今度は理性に揺さぶりを掛ける。リィアンの頭の中で辛うじて保っていた理性がいよいよ
白い靄に取り込まれ、じぃんと何かが熱く痺れていく。
「……おっぱいを晒し、お○んこも晒し……」。ゲラムはわざと卑猥な言葉を使った。
「…や、やめて…そんな言い方……」
「……おやおや……可愛らしい乳首もおったてて〜」
「…それ以上……言わないで……」
「…姫巫女さま〜…身体が震えておりますよ……」
リィアンは耐え難い羞恥と屈辱に歯を食いしばる。もう姫巫女の理性は崖っぷちだった。
あと一押しでもされたら、淫欲の海に堕ちていってしまう。
「限界のくせに……可愛くないですね……そろそろ体に聞いてあげましょうッッ!!!」
ゲラムはそう叫ぶと、そのペニスをセディアの股間に擦り付け始める。
びちゅるる……ちゅぷ…ちゅぷ…
「…もう、突っ込まれたいんでしょう?」
ゲラムの問いにリィアンは無言だった。ただ切なげな吐息だけが熱く途切れ途切れに発せ
られる。
「はぅッん……くぁッ……あふぅ……」
「…熱いぞ…姫巫女のお○んこはとろとろに熱いぞぉ…」
…びちゅッ…みぢゅッ…ぐりゅッ………
リィアンの美体に満ち溢れる淫欲が焦らされることでいよいよ弾けんばかりに膨らむ。
――もう…もう…だめ……だめなの……
「つ」の字に固定されたリィアンの身体がびくんと大きく震えた。
「ほらほら、クリトリスもこんなにぷっくりと……」
「……だめぇッ……言わないで…もうもう……あンッ!」
その時、アナルに潜り込んでいた触手の最後のカプセルがぱちんと破裂した。淫欲の崖に
ぎりぎりまで追いつめられていたリィアンの背をゲラムの体液がちょんと押す。
「ひゃぅッ!!」
「くひひ、それ、トドメだ」
ゲラムは舌を絡めクリトリスを力強く啜った。
「あぁッ! ああぁああああぁぁぁぁああぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁぁ!あぁああぁあぁぁぁああぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁ!」
およそ人間とは思えない動物じみたリィアンの嬌声がこだます
る。頂点寸前まで疼き、たっぷりと焦らされた上でもっとも敏感な部分を責め立てられ、
リィアンは激しく絶頂を迎えた。大きく見開かれた瞳からはとめどなく涙がこぼれ、半開
きの口からはだらしなく涎が流れていく。津波のように押し寄せる悦楽の凄まじさに、足
の指までもがびりびりと痺れ反り返っていった。
「達しただけでは許さぬぞッ!!」
身体全体が性感帯と化したリィアンの膣内に、ゲラムは容赦なくペニスを突っ込む。愛液
にとろける膣内は、さしたる抵抗もなく、奥の奥まで侵入を許してしまう。
「ぃッ!」
ゲラムのペニスはまるで鉄棒だった。輪郭を失った柔らかな膣内でごりごりとした武骨な
固形物が暴れまくる。
「子宮までえぐってやるわいなッ!」
リィアンの恥骨を砕かんばかりの勢いで、ゲラムが腰を打ち付ける。
「…あ、あぐぅッ…ぃや……ひンッ………」
リィアンは涙を流しながら、凌辱と悦楽の狭間に溺れた。容赦ないゲラムの抜き差しにぬ
らぬらと照り輝く花びらは醜くひしゃげ、ぶちゅぶちゅと淫らな音を立てている。
「ぐふふ、もっと堕としてあげましょうね」
「ん゛ッ!!」
リィアンの膣内でゲラムのペニスがうねうねと回り始めた。柔らかな膣壁をごりごりとし
た小突起が刺激していく。さらに、先端部に備わっていたイソギンチャク状の触手が、リ
ィアンの子宮の入り口をもぞもぞとくすぐり始める。
「……ふぁッ!…いやぁッ!…な、なによッ!……なんなのぉぉッ!…」
リィアンの身体の芯に妖しい電流が走る。今まで体験したことのない凄まじいまでの快感
がざわざわと押し寄せ、リィアンは髪を激しく左右に振り乱す。
「きひひひ、どうです『ポルチオ』責めは」
「…お、おかしく…くぅ…なるぅぅぅぅうぅ……」
ゲラムはリィアンの弾む声を愉しみながら、さらに子宮の入り口を激しく責め立てる。く
すぐり…つまみ…時にひねり…ひっかく……。その都度、リィアンの身体はびくびくと痙
攣し、底なしに続く悦楽の淵に呑まれていった。
「…も、もう…あンッ………ゆ、許して………ひぁッ………」
甘く切なげな声で途切れ途切れに懇願するリィアン。身体中が淫らにとろとろと溶かされ
ている錯覚に囚われていく。ゲラムはその反応を愉しみながら、リィアンを仰向けにし、
まずは右足を肩に担ぎ、さらに左足を触手で押さえつけると、太腿の内側に筋が浮き上が
るほど拡げ、その中央部のさらに奥深くへとペニスをつぷつぷと挿入する。
「…ひゃんッ!?……ふ、深いぃぃぃッッッ!」
リィアンの嬌声がさらに高く鋭くなった。触手に捕らわれた美貌の姫巫女の腰からは、ぎ
しぎしと骨が軋む音が聞こえてきそうだ。ゲラムはなお容赦なく、リィアンの下半身を持
ち上げ、ちょうどブリッジをさせるような淫猥な格好をとらせ、腰の扇動にリィアンの上
半身をリンクさせる。深く、えぐるような突き上げに合わせて、リィアンの美乳がぷるん
ぷるんと揺れ、細く白い喉は淫楽からの解放を求めて激しく上下にわなないた。
「げひひゃひゃ…無様無様ッ!……うらうらッ!」
「…ンぁッ…こんなぁ……あぅ゛ッ……格好…いやぁぁ……んんぐッ…」
淫靡で屈辱感溢れる格好に、リィアンが苦しそうな泣き声を上げる。少しでもゲラムの侵
入を浅くしようと踏ん張るせいで、白く足の甲がぴんと反り返り、指先までもが救いを求
めて緊張している様子が凌辱感を煽りかえって艶めかしい。
「まだまだぁッ!」
ゲラムは咆哮を上げ、リィアンの身体を横向きにさせると、下になった左足に腰掛けるよ
うなポーズで、右足の方を高く掲げた。太腿と尻を挟まなくなった分、ペニスはさらに奥
深くへと潜り込んだ。リィアンはペニスが巨大化したような錯覚に襲われ、膣圧がぐんッと高まる。
「…くぁッ!…く、苦しいッ!……深すぎるぅッッッ!……」
「えぐるッ!とにかくえぐってやるッ!」
陶磁器のような美しさを持つリィアンの脚部を汚らしくべろべろと舐め回しながら、ゲラ
ムはひたすらにリィアンを犯し続ける。その間に触手たちもフル活用して、リィアンの敏
感な部分――唇や耳、乳房やへそ、アナルに至るまでに体液を擦り付け、リィアンの美体
を液体が照り輝く、ぬらぬらとした淫猥な肉人形へと仕立て上げていった。
「うらッ!うらうらッ!」
「……ふぁッ!………ひぅッ!……」
リィアンの雪肌が見るも無惨なほどに汚され、頭の上から大量の液体をどろりとぶっかけ
られたかのようになっても、ゲラムの責めは少しも弛まなかった。絶頂の境地から解放さ
れることが適わないリィアンは、さしたる抵抗もできず、ゲラムに突かれる度に切なげな
短い声を上げるばかりであった。頭の中はもはや真っ白。今ここにいる理由はおろか、今
なにをすべきかも分からない。力が全く入らないほど身体の奥からとろかされ、何もかも
どうでもよく、そして何も考えられなくなっていた。

……ぐちゅゅぼッ…じゅにゅぶッ……じゅににゅッ……

 耳には犯され続ける卑猥な液体音だけが聞こえる。もう恥辱のせいなのか歓喜のせいな
のか分からなくなった涙の向こうには、信じられないほどの巨大な魔人のペニスをくわえ
込む自分の花びらがある。グロテスクなペニスが突っ込まれる度に、たっぷりと濡れ鮮や
かなピンク色がひしゃげ、ペニスが抜かれようとする時は、透明で粘り気のある液体がぴ
ちゅッと音を立てて、きらきらと辺りに飛び散った。信じられないほどの悦楽にとめどな
く流れる愛液はお尻の方までびっしょりとに汚し、足の指先ではぴくぴくと痙攣が止まら
なかった。

「うぅぉお出るッ! 姫巫女の膣内にぶちまけてやるッ」

そんなゲラムの恐ろしい言葉にもリィアンは満足な反応をすることができなかった。射精
の時を迎え、一層巨大に膨れ上がったペニスにただ悲鳴を上げるだけだった。

「……ひあぁッ………あ、熱いのがぁッ!……注がれてるぅッッ!!」

膣内で暴れまくるるペニスの先端から、どくどくと大量の液体が子宮を満たさんばかりに
溢れ、お腹の中がじぃんと熱くなった。ゲラムの精液はとめどなく、リィアンの膣内にた
っぷりと注入されてしまった。

「げひひッ! 孕むかッ! 俺様の子供をッ!!」
射精し終えても、一滴残らずリィアンに注ごうとゲラムはなお腰を突き上げた。

(………赤ちゃん…………できちゃうの…………)
リィアンは白くなった思考の中で、この触手魔人の子を宿す自分の姿を想像してみた。姫
巫女の清らかな子宮の中で育まれる不浄の怪物――。やがて世に生まれ、「マーマ」と呼
ぶのだろうか。奇怪な笑顔でにじり寄ってくる怪物の赤ん坊を想像した時、リィアンの思
念に預言にもにた映像が結ばれた。
「えッ……」
赤ん坊は、赤ん坊の股間には、実に巨大でグロテスクなペニスが隆起していたのだ。
「…い、いや……よぉッ!…」
映像はなおも続き、リィアンはゲラムに後ろの穴を犯されながら、赤ん坊のペニスに前の
穴を貫かれ喜び悶えていた。
「……そんなぁ……ぁ……」
二穴を同時に責められながら、悦楽の鋭い声を上げる自分――。これはやがて訪れる未来
なのだろうか――。

「げひゃひゃッ! さぁこいッ! 俺様の性奴よッ!」
ゲラムに髪を引っ張られ、股間からどくどくと精液をこぼしながら、リィアンは洞窟の奥
深く、光も届かぬ闇の中へと消えていった。

(終)

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