ファルニア王国記〜禁淫の王家〜第2章
              『第7王女ラティア〜朝食編〜』

邪神王



窓辺から爽やかな朝日が射し込む。





「ん……」

 豪華な寝室で、一人の少女がまどろみから覚醒しようとしていた。
 
 薄明るい光が瞼を射、深き眠りの縁から少女を引き起こそうとする。


「ふ……あぁ……」


 もぞもぞとベッドが動き、薄いネグリジェを纏った華奢な身体が出てくる。

 流れるように艶やかな草色の髪をはらい眠そうな顔で少女は延びをした。


「おはようございます、ラティア姫様」

「ふぁ……おはよぉ……」

 少女……ラティアは扉の前でかしずくメ侍女に目を擦りながら応対した。


 彼女はファルニア王国第7王女ラティア。

 現在王家にいる6姫の下から2番目にあたる、れっきとした国王の娘なのだ。

「まどろんでいる所申し訳在りませんが……」

 今にも再び眠りにつこうとしている彼女に向かい、恭しく侍女が進言する。

「陛下と他姫君達がお待ちです。朝食の席に早急に来られますよう」


「………………………………」

 シーンと寝室が静まり返る。

 ラティア姫は、眠気が一発で醒めたような呆気に取られた表情をしていた。


「も……もうそんな時間なの!?」

 我に返ると寝間着のまま、つかみかかるような勢いでラティアは問い掛ける。

「はい。姫が最後のごようす……」

「どうして教えてくれなかったの?」

「……自ら起きるまではそっとしておくこと……陛下からいいつかっておりますから」

 王女に揺すられながら淡々と答える侍女。


(お父様のいじわる……)

 ラティアは泣きたくなったが、そうも言っていられない。

(急がないと)

 落ち着きを取り戻すと、ラティアは大人しく侍女に自分を着替えさせた。

 年相応の幼い顔とは裏腹に、成長のよい胸を強調するようなドレス。

 丁度膝下のあたりまでに留めた、長すぎぬフリルスカートは無闇に足を覆い隠すことを
よしとしない、
この国の王女の正装である。


「仕上がりました」

「では行きましょう。お父様を待たせるわけにはいかないもの」

 内心焦りながらも……流石に廊下を駆け出すわけにはいかず、ラティア姫は侍女を従え
寝室を出た。











 ギィィ


「おはようございます……」

 扉を潜って朝の挨拶をするラティア。

 チラッと上目遣いに食堂の様子を見る。

「うむ。おはようラティア、今日はお前が最後だよ」

 父王アレクの穏やかな言葉を聞くまでもない。

 豪華な大テーブルには既にアレク王と5人の姫達……父と姉妹達が勢揃いしていた。


「あらあら……遅かったですわね、ラティア」

「フィオラ姉様……そんな……」

 もっとも成熟した体つきと美しさを持つ、おっとりとした雰囲気の姫……第3王女フィ
オラが、この場に
既にいる事実に、ラティアは少なからずショックを受けた。

 他の姉妹がプリンセスドレスであるにも関わらず、その身にまとうは清楚な司祭のロー
ブ。

 しかし、姉妹で一二を争う豊満な胸を協調するかのように、胸元の薄布が大きく盛り上
がっている。

「いつもフィオラ姉様が一番行動が遅いのに、今日はあなたになってしまったようね」

 そんな妹の様子に追い打ちをかけるように、第4王女アンジェがくすっと微笑む。

「でっ、でもっ、お母様……!」

「言い訳は聞きたくありません、それに……お姉様、でしょう?」

 視線を鋭くして、アンジェはラティアを叱責する。

 同じ父を持つ妹であり、みずからが産んだ娘でもある少女を。

 長身で引き締まった体をもち、大人びた印象を受ける凛々しい美しさを持つ彼女。王女
としての威厳は
大きく、ラティアは首をすぼめてしまう。ともすればアンジェは、フィオラよりも年上に
見られがちなのだ。

「静かにしないか」

 国王の一声で静まり返る娘達。

「ラティア…もう、お前以外の娘達は用意が出来ている。お前が最後だ、わかっているね」

 アレク王は娘姫に諭すように言い聞かせる。

「……はい、お父様……朝食の席に遅れてごめんなさい」

「もういい。その程度で愛するわが子を叱ったりはしない。早く注(つ)ぎなさい」

「はいっ♪」




 ラティアは父に下げていた頭を起こすと、微笑みながら周りの侍女達から受け取った。

 大きめのワイングラスを。




 よく見ると……テーブルに座る王女達の前に、1つずつグラスが置かれている。

 グラスの中には、なみなみとミルクのような白い……いや白濁とした液体が注がれてい
た。



 いや、それだけではない……

 テーブルには既に空席は存在しなかった。5人の王女のそれぞれ席と父王の席だけだ。

 ただ……王の目の前にはグラスは置かれておらず、二人分の量の朝食が並べられている。








 そんなことも気にせず、姫はグラスを手に床へひざまずいた。

 すると、その目の前にアレク王が立ち上がる。


「お父様、すごい………!」


 ラティア姫は胸の高まりを感じた。

 あろうことか、父王はズボンの中からペニスをそそり立たせ、それを自分に向けたのだ。

 しかし戸惑いも畏れも抱かず、むしろ自然に……ラティアは王のペニスに手を添えた。

「お父様……今日もお父様の美味しくて新鮮なミルクをラティアに下さいね♪」





      しゅっ   しゅっ   しゅっ   しゅっ




 ラティア姫はペニスを握り締めながら上下にしごく。

 父親の性器を自分の手で愛撫しながら、姫は頬を紅潮させうっとりとペニスを見つめた。

 肉茎を絞るように指を絡め、また尿道から滲む先走りを亀頭にまぶす……。

 娘姫である自分が王のペニスを愛撫するたび、ペニスは膨張しながら堅さを増していく
のだ………










     びゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ!!!





 娘の手で限界まで膨れ上がったペニスが、痙攣しながら勢い良く射精する。

 すかさずラティアはペニスの前にグラスを差し出し、アレク王が吐き出したザーメンを
受け止めた。

「お姉さま達にも注いだのに、すごく濃い……お父様のミルク美味しそう♪」

 父が注いだ白濁液がグラスの中に溜まっていくのを潤んだ目で見つめるラティア。





             びゅ………びゅる………



 やがてグラスを白濁が満たす頃、王の射精が勢いを失い始める。

「ありがとう、お父様……ラティアにこんなにミルクを与えてくださって」

 ラティア姫は亀頭を迷うことなく口に含むと、舌でアレク王のペニスを清め始める。

「ちゅっ……ぢゅずず……おほうさまぁ……」

 肉棒に付着した白濁を舐め取り、尿道に残った精液を啜る。

 まるでペニスという哺乳瓶に吸い付く赤子のように……ラティア姫は後始末を続けた。





「はい、綺麗になりましたっ♪」

 唾液でてかてかと光る王のペニスをナプキンで拭き、ラティア姫は立ち上がって微笑む。

「さて……またせたな、娘達よ。では朝食を始めるとするか」

 席に座って親子の痴態を眺めていた王女達に王は向き直る。

 王女達は当たり前のように返事をすると、正面を向いて姿勢を正した。


 ………しかし、当のラティア姫の席は相変わらずないのだが………

「さあ、ラティア。来なさい……」

 しかし王は椅子に座ると、ラティア姫を手招きする。

 ラティア姫はコクリと頷くと、父王の脇まで歩み寄りスカートの前面をたくしあげた。






 アレク王の目に………

 ラティア姫の…娘の、濡れぼそった秘裂が飛び込んでくる。




「ふむ……もう準備はいらないか」

 クチュッとその足の付け根に手を差し込み、娘の秘裂をなぞるアレク王。

 ラティア姫はピクッと肩を震わせると涙目で上気しながら訴えかける。


「あんっ……お父様、ラティアは今日の朝食に遅れてしまった悪い子です。どうか今日は、
お父様の席で繋
がったままラティアに朝食を取らせて……っ♪」


 ラティア姫は、家族の前で本来禁断となる宣言をする。

 父親に近親相姦を請う一国の王女……その背徳感が、否応が無しに興奮を高めるのだ。


「この上に座りなさい、ラティア」

 アレク王の声に顔を綻ばせると、ラティア姫は後座位の姿勢でペニスの上に秘裂を当て
がった。






                「お父様……いただきます」



 朝食の開始を意味する言葉を口にしたと同時に。







         ずにゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!







 湿った肉の音が、静かな朝食の席に響く。

「あ……く……んっ………お父様……ぁ」

 ぶるるっ、と身震いして胎内を貫く灼熱感を受けとめ、恍惚とした顔で熱い吐息をつく
ラティア姫。

 そう……ラティアは体重を落とし、実の父親のペニスを、根元まで膣内に飲み込んでい
た。

「ラティアの下のお口は、美味しそうに私のものを咥えこんでいるな……ふふっ、いい子
だ」

 アレク王は、きゅっきゅっと柔肉でペニスを包み込んでくる実娘の頭を愛しそうに撫で
擦る。

「は……いっ、お父様♪ お父様のお○んちん、とっても……とっても美味しいです」

 父親の膝の上で、膣奥までペニスに貫かれながら……

 ラティアは胸の中が満たされるような、うっとりした呟き声をあげる。

「だって……私の中で、こんなに……ビクビクって……大きくなってるんですもの…」

 『自分の胎内で父親のペニスが勃起している』

 その事実を口にして、嬉しさで涙すら浮かべる娘に、アレク王は満足そうに頷いた。






「それでは、今日も1日……神の祝福とご加護がありますように」

 フィオラの祈りを合図に、娘達はチン……と、白い液体をなみなみと満たしたグラスを
合わせる。

 どのグラスも、人肌の温かさをしめす湯気がたちのぼっていた。

「ん……ごきゅ……」

 ラティアは、胎内から伝わる快感に耐えながら、グラスを傾け喉を鳴らす。

 途端に、口の中に生臭い匂いと粘つく舌触り……そして、苦味ばしった塩っぱい独特の
味が広がる。 

 父の精液の味が。

(お父様の……ミルク……♪)

 くちゃくちゃと、音をたてて租借し、ラティアは夢中になって、その淫らな味を確かめ
る。



「あ……」

「美味しい……」

「お父様の味がします……」
 
 他の王女達も、実の父親であるアレク王が注いだザーメンミルクを丁寧に飲み干し・・・
・口々に、その
卑猥な味わいの感想を、うっとりとした表情で述べていた。










「どうした、ラティア……私ばかりか、他の皆はもうとっくに食べおわったぞ」

「ご……ごめんなさい…お父様ぁ……あっ!」

 ラティアは、目に涙を浮かべて申し訳なさそうに……

 それでも、甘い吐息を漏らしながら、朝食を続けていた。




           にちゅっ、ぬぷっ、くちゅっ……ぬちゅるっ




 フリルスカートの中から、肉が擦れる湿った音が耐えず鳴り響く。

「あっ……ふぁ……おとうさま……んんっ!」

 びくびくっ、と身を悶えさせ、朝食の手を止めてしまうラティア。

 朝食中、アレク王は耐えず小刻みに体をゆらし、まだ、やや幼い娘の粘膜をペニスで擦
り続けていた。

「先ほどから、この繰り返しだな……もう私も、執務の時間が迫っているのだぞ?」

 さわさわ……と、姫の育ち盛りの胸を背後から撫でさする王。

「いや……いやぁ、お父様……お願いです……もうちょっと……もうちょっとだけ……」

 ふるふると首を振り、ラティアは父親の上で体を跳ねさせながら懇願した。




 ふと、脳裏に姉フィオラ姫の姿が浮かぶ。

 いつもの朝食の時……フィオラはアレク王の膝の上で、頬を艶やかに赤らめながらも、
姉妹達と談笑しな
がら……のんびりと食事を取っていた。

 あの長いローブのスカートの下では、こうして父親の勃起しきったペニスが、耐えず膣
粘膜を擦り続けて
いたのに……。

(お姉様……凄いなぁ……)

 現超姉であるフィオラに対し、奇妙な尊敬の念を抱いていると……




                  ずにぃっ!



「っっ!!」

 父親のペニスの先端が一回り膨れ上がり、自分の幼い子宮の入り口を叩いた。

 思わず、小さな体が「びくんっ」と王の膝の上で大きく痙攣する。

「ラティア、そろそろ時間がない。お前も食事はそのくらいで切り上げなさい?」

 アレク王の言葉を聞いて、ラティアは歓喜と安堵に包まれた。

「は……はいっ、お父様! ラティアはもう……っ、朝食はこれでおしまいです。ですか
ら残りは、お父様
の美味しいミルクで……お○んちんミルクで、ラティアの下のお口から、お腹一杯にして
ください……♪」

 下から激しく突き上げ続ける父王に、ラティアは必死で声が上ずるのを抑えながら懇願
する。

 自分の膣内で、柔らかい肉がキュウキュウ蠢き、父の勃起に絡みつく光景が、脳裏で理
解できた。

「そうだな。万足に食べられなかった分は、お前の膣(なか)を満たしてあげないと……」

「あ……」

 ラティアは惚けたような声をあげた。

 自分の胎内全体から……父親のペニスが奥深くで激しく震動する感触が伝わってきたの
だ。





           どぴゅるぅっ! どくっ……びゅくどくどぴゅるるぅっ!





「あ……あ……あぁぁああああああああああああぁ……っ♪」

 父親が膣内射精したザーメンの熱いぬくもりが、膣粘膜に染み込んでいくのを感じ……
思わず、堪えるの
も忘れ、大きい喘ぎ声を上げてしまうラティア姫。

 その幼い顔には紛れも無く悦楽が浮かんでいた……。







「お姉様は……やっぱり凄いです」

 朝食が終わった時。

 乱れに乱れてぐったりとしていたラティア姫は、アレク王の上で落ちつくまで解放され
ていた。

「そうだな……」

 王は苦笑して、娘の頭を撫でる。

「あの娘は『ああ』だから、ほぼ毎日私の朝食の相手をすることになる。もう手慣れたも
のだ……お陰で今では、食事の最中であってもフィオラの膣に幾度か精液処理しているよ」

「ええっ!?」

 ラティアは驚いて声もでなかった。

 自分は、食事が終わるまで父親のピストンに翻弄され、とてもペニスを射精に導くこと
は出来なかった。

 だが……

 どう見ても、今日の自分よりも落ちついている様子のフィオラは、膣粘膜の動きだけで、
ちゃんと父親のペニスに耐えず奉仕を続け……談笑している間、胎内に何度も膣内射精を
受けとめていたのだ。

「やっぱり……お姉様、凄い……」

「それが、我が王家の生業……父親の性欲処理のために産まれた姫として培われた、娘の
姿なのだよ」

 なんだか姉を尊敬してしまう娘姫を抱きしめながら、アレク王は諭す。

「ラティアはまだ小さい。これから様々なことを姉上達から学んで、立派な姫になりなさ
い?」

「はい、お父様☆」


 邪気のない笑顔で、父親に応えるラティア姫。



        ……まだまだ、姦淫の王家の一員としては、修行中です……



 



END




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