*A week・第4日目(8)
T.MIYAKAWA
ズブズブと音を立てながら、王子の股間はイザベラの股間の奥深くへと埋没していった。
イザベラの膣内に包まれたことで、王子の股間は再び膨張した。
「本当にスゴイですね。
また大きくなるなんて…。」
この反応に喜んだイザベラは思わず瞳を輝かせていた。
それに対して、王子の方は自分の意思に反している事に驚きが隠せないでいた。
(もう限界だと思っていたのに…。)
そんな事を考えている王子の様子をイザベラは楽しむように見下ろしていた。
「それじゃ、いきますよ。」
そう言い終えると、イザベラは腰を動かし始めた。
イザベラが腰を動かす度に、王子の股間は彼女の膣内で擦れていった。
腰の上下運動に呼応するように、イザベラの大きな胸もブルンブルンと揺れていた。
その様子を空ろな目で見ていた王子の脳裏には、昼間の光景が浮かび上がった。
今回の行為はその時よりも濃密だと感じていたので、王子は果てないようにと必死に
耐えようとした。
今度は負けまいという考えを、王子は心の中で抱いていた。
「あら、我慢しているのですか?
無理なんかすると体に悪いですよ。」
王子が射精を堪えている様子を見て、イザベラは腰を動かしながら声を掛けてきたが、
王子は答えずに視線を彼女からそらしてしまった。
「ところで、王子様。
私が来た時、何かお気付きになられましたか?」
イザベラの突然といえるこの問いに王子は反応した。
(そういえば…)
入り口でキスされた際に、イザベラか発する不思議な香りの事を王子は思い出した。
「いい匂いがするでしょ?
実はコレ、昼間あなたに飲ませた薬で作った香水の匂いなんですよ。」
「何だって!?」
イザベラの言葉に王子は顔色を変えてしまった。
「香水の他にも、ローションも作って体にたっぷりと塗ってきたんですよ。」
イザベラが今言った事が王子の股間がいまだ勃起している答えだった。
「さぁ王子様、遠慮せずに私の膣内(なか)でイッて下さいね。」
この言葉を合図にイザベラの腰の動きが一気に強まっていった。
「うわっ!?」
この動きにかなわず、王子は遂に絶頂を迎えてしまった。
王子はイザベラの膣内に目掛けて、精液を放出してしまった。
「フフフ、いっぱい出してくれましたね。」
イザベラはそう言って王子の体を起こすと、思わず自分の巨乳の中に顔を埋ずめさせた。
「今夜は生まれたままの姿で寝ましょうか。」
こんな話を王子に持ち掛けたイザベラは、エスメラルダが持ってきた寝間着を
受け取らず、全裸で寝る事にした。
もちろん王子も何も着ない事になった。
「今日はとても楽しかったわ。
またいつか私の部屋に遊びに来て下さいね。」
イザベラは隣で既に眠っている王子の耳元で小さく囁いた。
「おやすみ」
小さく呟いてから王子の頬にキスをすると、イザベラは彼に擦り寄る形で眠りについた。
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