ネイロスの３戦姫
第3話その5.戦姫、絶体絶命！！
宮殿の広場では、黒獣兵団の兵達が集まって戦勝祝いで盛り上がっていた。 皇帝ダルゴネオスから差し入れられた酒を飲みながら、エリアス達が連れて来られるの を今か今かと待っていた。 「おいっ、来たぞ。ネイロスの戦姫だっ。」 宮殿内から連れてこられたエリアスとエスメラルダの姿を見つけた兵達から、どっと歓 声が上がった。 ２人は手足に枷をつけられたまま、ブルーザーの手下達の前を歩かされている。 広場の中央には一段高くなった場所があり、そこまでの道を開けている兵達は、ヨロヨ ロと歩く２人を見ながら口々に卑猥な言葉を浴びせていた。 「よおっ、いい格好じゃねーか、もっと足広げて歩きなっ。」 「転ぶんじゃねーぞ、おマタが丸見えになっちまうぜ〜。」 ２人は無言のまま手下達に引き立てられて行く。 やがて広場の中央にまでエリアスとエスメラルダが歩いてくると、数人の兵が現れ、Ｘ 型に組み合わせた丸太を広場の中央に据え付けた。 「おう、野郎どもっ、今の気分は最高かぁ〜っ！？」 広場の中央に姿を見せたブルーザーが大声でそう言うと、兵達が一斉に、おおっと声を 上げた。 「さあ、本日のメインイベント、ネイロスの戦姫どものお披露目だぁっ！！」 「いよおっ、待ってましたぁ！！」 「いいぞーっ、やれやれーっ！！」 再び大きな歓声が巻き起こる。そして手下達は、２人の手枷と足枷を外し、先ほど広場 の中央に据え付けられたＸ型の丸太の前に引きずってきた。 「な、なにをするんだっ、離せ悪党めっ。」 「触らないでっ、やめなさいっ。」 激しく抵抗する２人だったが、数人掛りで取り押さえられ、Ｘ型の丸太に手足を広げた 状態で縛り付けられてしまった。 「フフフ、準備完了だな。」 ニヤリと笑ったブルーザーは、再び広場の中央に歩みより、右手を宮殿に向けて掲げた。 「今日のお披露目には、偉大なるデトレイドの皇帝、ダルゴネオス陛下とその御子息、 セルドック殿下が御参加なされる事になっている。陛下、どうぞこちらへ。」 ブルーザーがそう言うと、宮殿の入り口から、衛兵に守られたダルゴネオスが広場に姿 を見せた。 「ダルゴネオス陛下っ、ダルゴネオス陛下っ。」 黒獣兵団の兵達の声に答え、手を振りながら広場の中央まで歩んでくるダルゴネオス。 その後ろからセルドックが付いてくる。 「今日、諸君に集まってもらったのは他でもない。長年の宿敵ネイロス公国を撃破した 記念に、ネイロスが誇る戦姫を諸君等の前で辱めるのである。今日は良き日だ、酒も肴も 十分用意した。存分に飲み、騒ぐといい。」 ダルゴネオスの言葉に兵達は大いに喜んだ。 「では陛下、まず、あの戦姫どもを丸裸にいたしましょうか？」 ブルーザーの言葉に、ダルゴネオスはＸ型の丸太に拘束されているエリアス達を見た。 「ふむ、そうだな。ブルーザー、ナイフを持て。余が直々にあ奴らをひん剥いてやる。」 「ははっ。」 ブルーザーは手下達から受け取ったナイフをダルゴネオスに差し出した。彼は身動きで きない２人の前に歩み寄ると、ニタニタ笑った。 「末娘のルナをいたぶる前に、お前達を野獣どもの前で辱めてやろう。光栄に思うんだ な。グフフ、エドワードめ、あの世で悔しがっておるだろうて。」 宿敵エドワードの娘を辱める事が出来る悦びに満喫しているダルゴネオス。 「ダルゴネオスっ・・・あなたの思い通りになんかならないわっ。たとえ私達が倒れて もネイロスは必ずや再起し、あなたの野望を打ち砕きますっ！！」 気丈に反論するエリアス。 「フッ、いつまでそんな減らず口が叩けるかな？」 ダルゴネオスは、そう言いながらナイフをエリアスの鎧の肩口に差し込んだ。 ビリビリと音を立てて鎧の下の服が破られる。 「すぐに丸裸にしてやってもいいんだがな、それでは面白くない。少しづつ身に着けて いる物を奪ってやろう。」 そう言いながら、鎧の下に手を差し込み、服を引きずり出した。そして腰に装着してい る鎧の隙間に手を突っ込んで下着を引き出した。 「あ・・・ああ・・・」 エリアスは鎧の下につけていた服を全て奪われてしまった。つまり、全裸の上に鎧のみ を身につけた状態になってしまったのだ。 「この変態皇帝っ！！姉様から離れろーっ！！」 エスメラルダが叫びながら体を揺すった。だが、いかにエスメラルダといえど、丸太に 荒縄で両手足首を縛られている状況では何も出来なかった。 「中々のジャジャ馬だな、ではお前も同じようにしてやろう。」 「ち、近寄らないでーっ！！」 エスメラルダに歩み寄ったダルゴネオスは、エリアスと同じように鎧の下の服を奪った。 「うあ・・・うう。」 冷たい鎧の感触が２人の肌を刺激した。 「ほーれ、戦姫の下着だ。」 ダルゴネオスは兵達の中に下着を投げ入れる。それを狂喜して奪い合う兵達。 「フフ、浅ましい奴等よ。下着ですらあれほど悦ぶのだ。丸裸にすればどうなるかな？」 再びエスメラルダに近寄ったダルゴネオスは、顔にナイフを近づける。 「確かお前は紅き旋風の戦姫とか言われているそうだな。そんなお前でも裸にすれば只 の女だ。」 そう言いながら、鎧を止めている肩の留め金を緩めた。 「だ、ダメ、お、落ちる・・・」 留め金が緩んだ事により、鎧が下にずれ始めた。なんとか下にずれるのを防ごうとする が、体を動かそうとすればするほど逆効果になってしまう。 「あ、あ・・・あーっ！！」 ガランと音を立てて鎧が地面に落ち、エスメラルダの巨乳が露になってしまった。 「おおうっ、オッパイだあ〜。でかいぞっ。」 エスメラルダの巨乳を見て、下劣な声を上げて悦ぶ兵達。 「この、へん、たい・・・皇帝め・・・」 声を振るわせながらダルゴネオスを睨むエスメラルダ。 「んん？どうした。さっきよりも威勢が無くなっておるぞ。」 上半身裸のエスメラルダをイヤらしい目付きで眺める。そして、両手で乳房を触った。 「ひ、いやああっ、さ、触るなっ、いやあ！！」 「ンフフ・・・もっと叫べ。」 叫び声を上げるエスメラルダの乳首を掴んで弄りながら、ダルゴネオスは涎を垂らして ニヤけている 「やめなさいダルゴネオス！！あなたは無抵抗の人間しか相手に出来ないの？いたぶる のなら私をいたぶりなさいっ！！」 妹の危機に、エリアスは声を荒げた。 「そうか、お望みならそうしてやろう。」 エリアスの後ろに周ったダルゴネオスは、腰に装着されたエリアスのハイレグ型の鎧の 留め金を外した。 「あ、あ・・・」 「この手を離せばどうなるかな〜？」 ダルゴネオスはエリアスの後ろにいる為、鎧を掴んでいる手を離せば、大事な部分がケ ダモノのような兵達に丸見えになってしまう。 「あ、いや・・・だめ・・・」 声を振るわせるエリアス。そしてダルゴネオスは笑いながら前に集まっている兵達に声 を掛けた。 「さあ諸君、よく見るのだ。これが・・・ネイロスの戦姫の大事な部分だっ！！」 ダルゴネオスの手が鎧から離れた。そして、鎧が落ち、エリアスの秘部が露になった。 「うははーっ、最高だぜ〜っ！！」 狂喜乱舞する兵達。 「こっちも見るが良い。」 ダルゴネオスは、鎧の肩の留め金も外し、エスメラルダに劣らない見事な巨乳を兵達の 前に晒した。 それによって、エリアスは両手足に装備しているガントレットとレッグガードのみとな ってしまった。 裸にされたエリアスに、兵達は再度狂喜した。 「うう・・・ひどい・・・」 誰にも見せた事の無い大事な部分を、狂ったケダモノ達の前に晒してしまったエリアス は、余りの恥辱の為、目から大粒の涙を流した。 「あ、姉様・・・」 涙を流す姉の姿に、エスメラルダは声を失ってしまった。その彼女の前に１人の軟弱そ うな体格のチビ男が近付いてきた。 「会いたかったぜエスメラルダぁ。おおう・・・中々の巨乳じゃねーか・・・」 チビ男はエスメラルダの巨乳に見入っている。 「なんだ、お前はっ！！」 「なんだとはご挨拶だな無礼者。俺はデトレイド帝国皇太子、セルドックであるぞ。」 「こ、皇太子ぃ？」 目をしかめるエスメラルダ。チビのセルドックは、どう見ても皇太子という風貌ではな い。 「お前は赤い髪をしてるよなあ。じゃあ、下の毛は何色だ？」 ニタァ〜と笑うセルドックを見たエスメラルダの背中に悪寒が走った。 「こ、こっちに来るな・・・ボクに触ったら・・・只ですまないぞっ！！」 「ウヒヒ・・・確かめてやるぜ〜。」 「や、やめてぇーっ！！」 セルドックの手で、エスメラルダの鎧も外されてしまった。 「うひょお、みんな見ろっ、下の毛も赤色だあっ。」 セルドックの声に、兵達も一斉にエスメラルダの赤毛の陰毛を見る。 「本当だっ。」 「紅き旋風の戦姫じゃなくて、赤き陰毛の戦姫ってか？うひゃひゃっ。」 セルドックの下品なギャグに兵達はどっと笑った。 「おまえら・・・絶対に許さない・・・」 怒りで顔を真っ赤に染めたエスメラルダは、ブルブルと体を振るわせた。 「さあて、メインイベントのフィニッシュと行こうか。おいブルーザー。」 ブルーザーを呼ぶダルゴネオス。 「お前にエリアスをくれてやるとの約束だったな、存分に犯すがいい。皆の見ている前 でな。」 「はい、この時を待ってましたよ。」 ニヤッと笑ったブルーザーは、手下達に向き直った。 「そいつ等を寝かせろ。丸太に縛ったままでな。」 ブルーザーの命令に従った手下達は、エリアス達を拘束しているＸ型の丸太を地面から 外すと、地面に寝かせた。 「な、なにを・・・」 裸のエリアスとエスメラルダは、身動きが取れないまま地面に大の字状態で寝かされた。 ２人とも、両足を大きく広げている為、秘部が兵達に丸見えになっていた。 「だめ・・・見ないでぇ・・・」 秘部に突き刺さるような視線が集中する。だが、彼女等には更なる恥辱が待っていた。 「団長、どうぞ。」 「よし。」 ブルーザーは毛皮のベストとズボンを脱ぎ捨てると、巨獣のモノの如きイチモツを披露 した。 「すげえぜ、団長のイチモツはよ。」 兵達も驚嘆するほどの巨大さだ。 「エスメラルダの方は任せたぞセルドック。」 「あいよ父上。」 ダルゴネオスの言葉に、息子のセルドックもズボンを脱いだ。そのイチモツには、幾つ ものピアスが付けられており、セルドックの悪趣味さを物語っている。 「い、いや・・・やめて・・・お願い・・・」 「や、やだ・・・こ、こっちに来るな・・・」 丸太に固定されているエリアスとエスメラルダは、恐怖に慄き、ガタガタ震えている。 「グフフ・・・エリアスよぉ、俺はお前と犯る為に２週間も我慢したんだぜぇ。その分 たっぷりとお見舞いしてやるぞ。」 「ウケケ、どうだい俺のイチモツのピアスはよ〜。イカせてやるぜ、エスメラルダぁ。」 ２人の狂った獣が、自由を奪われ恐怖に震える戦姫に迫る。 「いいぞーっ、やれ、やれ〜っ！！」 周囲では興奮した兵達が、やんやの歓声を送っている。 「でかい乳じゃねーか・・・」 「ひ、ひいいっ！！」 ブル−ザーに乳房を揉まれたエリアスが悲鳴を上げる。 「姉様・・・あひっ！？」 エスメラルダの下半身におぞましい感触が走る。セルドックが彼女の太ももをベロベロ 舐めているのだ。 「よ−お、赤毛ちゃん・・・感じてるンだろう・・・」 「バカーッ、やめろ、このド変態いいっ！！お、お前なんかに負けないぞっ、ぼ、ボク が本気になったらお前なんか・・・くう、ああーっ！！」 「強がるんじゃねーよ。今のお前に何が出来るんだぁ？天下無敵の戦姫も形無しだなぁ。 」 「う、動けたら・・・ドラゴン・ツイスターが・・・あれば・・・こんな奴・・・うう。 」 無敵の戦姫であるエスメラルダが、抵抗一つ出来ぬまま、軟弱チビのセルドックにいい 様にあしらわれる。これほどの屈辱は無かった。 隣では、屈強な手でエリアスの体中を弄るブルーザーの姿があった。 「スベスベしてるぜ、さすがはネイロスの女神様、最高だ。」 「あ、いや・・・そんな・・・触らないでぇっ、もうやめてーっ！！」 「嫌がってる割には濡れてるじゃねーか。体は正直だな、俺のが欲しいんだろう、女神 様よぉ・・・」 ブルーザーは巨大なイチモツをかざし、エリアスの秘部に近付ける。 「だ、だめ・・・いやあーっ！！」 「おうっ、入ったぜ〜っ。」 イチモツを挿入させたブルーザーが、激しく腰を動かした。 「ひ、ひ、いい、いや、ああ、いいっ。」 「おおう・・・さあ、ぶちまけてやるぜっ、うおおおうっ！！」 ブルーザーの咆哮と共に、エリアスの中へ大量の精液が噴出した。 「あう、う・・・」 激しくブルーザーに攻められたエリアスは、気を失った。 「へへ・・・まだまだだぜ・・・もっとだ・・・」 エリアスが気絶してもなお、激しく攻めるブルーザー。 「そんな、あ、姉様っ！！」 意識を失った姉を見て叫ぶエスメラルダ。 「よう、エリアスの心配より自分の事を心配した方がいいんじゃねーか？」 エスメラルダの耳に、陰湿なセルドックの声が聞こえた。 「あ、やめろ、そ、そんなの入れないで・・・あ、ああっ。」 エスメラルダの秘部にピアスだらけのイチモツが迫る。 「もう遅せエよ・・・そりゃあっ。」 「ひ、ぎゃああーっ、い、いたあーいいいっ！！」 ピアスだらけのイチモツを無理やり捩じ込まれ、喉が裂けんばかりに絶叫するエスメラ ルダ。 処女膜をピアスで切り裂かれ、狂わんばかりの痛みが全身を駆け巡った。 「グハハッ、いいぞセルドック。もっと攻めろ、もっと攻めろっ。」 周囲の興奮した兵達同様、ダルゴネオスも興奮の余り大声で喚いた。 「あううあ、あ、ああーっ！！」 エスメラルダの悲鳴が響く中、狂乱の宴は最高潮に達していた。 「クフフ、エリアスとエスメラルダはついに堕ちた・・・待っておれルナよ。次はお前 の番だ・・・」 邪悪な呟きがダルゴネオスの口から漏れた。 山腹にライオネットと逃げ込んでいるルナの身にも危機が迫りつつあった。 そして、エリアスとエスメラルダの陵辱はこれが序盤に過ぎなかった。 更なる責め苦が彼女等を待っているのであった。
第４話に続く