魔戦姫伝説(アンジェラ・閃光の魔戦姫)2


  第5話 狂った獣の饗宴
原作者えのきさん

 ――シュシュシュ〜、シュシュ・・・
 チロチロと赤い舌を出し、ローネットの露になった全裸を舐めまくる。
 「あ、ああ・・・」
 気絶寸前のローネットだったが、それすら許さぬコブラの責め苦が襲いかかる。
 ――シャアアアーッ!!
 顔に群がったコブラが、鋭い毒牙を剥き出してローネットを脅した。
 ――シャ〜、動クンジャネエ・・・オマエノ肌ニ噛ミツイテヤルゾ・・・
 猛毒の牙で噛まれれば一溜まりもない。無数のコブラどもが、ローネットの柔肌に猛毒
を注ぎ込もうと身構えている。
 「ひ・・・やめて・・・」
 完全に硬直状態になったローネットに、コブラの大群は邪笑いを浮べる・・・
 そして、コブラの元締めであるズィルクも・・・
 「クックック・・・もう逃げられないぞ、お前は悶え堕ちるしか道はない。わしの毒牙
で奈落に堕ちろ・・・」
 ――ずるるる・・・
 コブラの醜悪な鱗がザリザリと柔肌を撫で回す。ズルズルと細長い体が幾重にも這いず
り、恐怖の絶頂をローネットにもたらす・・・
 でも逃げられない。少しでも動けば、鋭い毒牙が柔肌を切り裂く・・・
 恐怖と言う拘束具は、ローネットの一切の自由を奪い取った。
 後は・・・奈落に堕ちるのみ・・・
 「れてぃぃぃ・・・たすけてぇぇぇ・・・」
 掠れた声で、ローネットは助けを求めた。信頼する侍女のレティーに・・・
 主君の危機に、レティーが、悲痛な叫びをあげる。
 「ひめさまっ、今お助けしますからっ。」
 「うるせーんだよっ。」
 暴れるレティーを、召使いは竹カゴ目掛けて投げ飛ばした。
 レティーがぶつかった勢いで、竹カゴの蓋が開く。そして・・・
 狂暴な最悪のバケモノが出現したっ!!
 ――ずしゅるるる〜。
 ――グワオオオッ!!
 凶悪な雄叫びを上げ、出現したその怪物・・・
 それは獰猛なニシキヘビと巨大トカゲであった。
 ギラギラと光る視線がレティーを櫛刺しにする。(ヘビに睨まれたカエル)そんな言葉
も一笑するほどの威圧感・・・
 ――ずしゅしゅしゅ〜。
 ニシキヘビは、全長数m、体重200kgはあろう巨体を引き摺り、真っ直ぐローネッ
トに近寄る。
 レティーは、必死の思いでニシキヘビの尻尾を掴み、ローネットを襲うとするのを阻止
しようとした。
 「このバケモノ・・・姫様に近付かないで・・・」
 今のレティーは、完全に感覚が麻痺した状態であった。ローネット姫様を助けたい・・・
その思いだけで動いていた。
 しかし、ニシキヘビはレティーの抵抗を一笑する。
 巨大な尾を振り回し、レティーを跳ね飛ばす。
 「ああうっ、うう・・・ひっ!?」
 転がったレティーに、巨大トカゲが襲いかかった。
 ――グルルル〜ッ。
 「あ、ひいうう・・・うっ・・・」
 巨大トカゲに押さえられ、レティーは白目を向いて気絶してしまった。
 もう、ローネットを助けてくれる者はいない・・・
 ニシキヘビがコブラの群れを睨むと、コブラ達は一斉に退く。
 コブラが引いた後には、動けなくなったローネットが横たわっていた。
 「う、うう・・・はっ!?」
 開いた眼に・・・巨大な怪物のシルエットが映るっ。
 「ひいいっ!?」
 狂暴な口がクワッと開かれ、怪物の嘲笑が部屋に響き渡るっ!!
  ――ふしゅしゅ〜っ、しゃあああああ〜っ!!
 丸太の如き巨躯がローネットに巻きつき、一瞬にして獲物を拘束した。
 ニシキヘビにグルグル巻きにされたローネットは、もはや身動きすらできない。
 「あぐっ、ううう・・・ぐぐぐ・・・」
 白く華奢な少女の身体が、どす黒い狂獣の締め上げによってミシミシと悲鳴を上げる。
大きな鹿をも丸のみにするニシキヘビの筋力は尋常ではない。
 ローネットは速やかに息の根を止められてしまう・・・かに見えた。それをズィルクが
制する。
 「その辺で止めておけ。」
 ニシキヘビは、主人の命に従い拘束を緩める。それを見たズィルクは、グリードルに向
き直る。
 「では帝様、これより特別の獣姦ショーを御覧に入れましょう。」
 「ニシキヘビでの獣姦とは一興だな、でも単に犯すだけでは面白くないぞ。」
 グリードルは何度も獣姦を観ている。それなりのシチュエーションでないと満足はする
まい。
 「それは心得ておりますぞ、こちらを見てくださいませ。」
 ズィルクは2つの壷を前に出す。赤と黒、いずれも毒々しい雰囲気が漂う代物だ・・・
 その赤い壷の中には、黄褐色の液体・・・蜜が入っていた。
 「ん?ただの蜜ではないか。これがどーしたのだ?」
 グリードルの質問に、ズィルクは邪笑いを浮べる。
 「グフフ・・・これはですね、とある南国の高貴な御方から頂戴した貴重な一品でござ
います。ただの蜜と思われますな、南国の薬草を調合して作った最強の媚薬・・・蜜油で
あります。」
 最強の媚薬、蜜油・・・それを聞いたグリードルが歓喜の声をあげた。
 「おお、蜜油かっ。一滴で淑女を失楽に堕とす究極の媚薬ではないかっ!!よく手に入
ったものだな。」
 「蛇の道はヘビと申しましてな、裏の情報網を通じて手に入れました。そして・・・こ
の媚薬と小さな悪魔をもって、ローネットを奈落に堕としてみせましょう。」
 小さな悪魔・・・それが黒い壷から出現する・・・
 20pほどの長さだろう。太くて短い身体のそれは、極小の(ツチノコ)だった。
 しかし、小さいながらも凶悪な瞳をギラギラさせている、まさに小さな悪魔であった・・
・
 「こいつは穴に潜りこむのが大好きでしてな。特に美少女の尻の穴を気に入っておりま
する。こいつに蜜油を塗りまして・・・」
 (ツチノコ)に蜜油をタップリと塗ったズィルクは、尻尾を掴んでローネットの元に歩
み寄る。
 すると、主人の意図を察したニシキヘビが、ズルズルと動いてローネットの両足に巻き
ついた。
 「う・・・ううっ。な、なにを・・・」
 両足を広げられたローネットは、汚れない秘部を丸出しにされてしまった。その股間に、
ツチノコが落される。
 ――キシャアアア・・・
 股間にツチノコが蠢き、秘部に蜜油が僅か垂れた。すると・・・
 「ひっ!?あ、ああ・・・ああっ!!」
 強烈な快感が直撃する。その衝撃を伴ったまま、ツチノコは邪悪にもアナルへと潜りこ
んだっ。
 ――ぐりゅ、りゅりゅりゅ・・・
 強烈にして淫靡な媚薬が、直腸から体内に浸透していく・・・
 闇の快楽が、ローネットを奈落に堕としてゆく・・・
 「あうあああああ・・・あ、ああ・・・」
 最強の媚薬である蜜油は、幼いローネットには余りにも強すぎるものだった・・・
 悶えるローネットを観て、グリードルは感嘆の声をあげる。
 「蜜油の話は、闇の書籍で読んだ事はあったが・・・これほどの威力があるとは・・・
凄いぞこれはっ!!」
 女を強姦し尽くしたグリードルですら驚く蜜油の威力。それはまさに世界最強と言うべ
きだ。
 そして、獣姦はクライマックスとなる。
 ――ヒュルルーッ
 ズィルクが笛を吹くと、ニシキヘビが怪気炎をあげてローネットに襲いかかった。腹部
に蠢く醜悪な・・・性器を怒張させてっ。
 ――ふしゃしゃしゃ〜っ!!
 「ひいいーっ!!いやあああーっ!!」
 動けないローネットの秘部に、邪悪なモノが突き刺さるっ。
 腰を振り、巨躯で締め上げ、歓喜の雄叫びを上げてニシキヘビはローネットを強姦した。
 それを観て、狂喜して喜ぶグリードル。
 「うはは〜っ、こいつは最高だっ。純真な姫君が凶悪なヘビにヤラれる・・・最高だぜ
〜っ!!」
 凄まじく興奮し、ヨダレを流してグリードルは吠えた。
 まさにそれは悪魔の所業・・・
 「むむっ、これはたまらん・・・すぐに抜かないと・・・俺はこれから妾どもとヤッて
くる。ローネットはお前に任せたぞ。」
 「ははっ、ありがとうございます。」
 股間に欲望を滾らせ、グリードルは部屋を後にした。
 そして後に残ったズィルクは、巨蛇に翻弄されるローネットを見て薄笑いを浮べた。
 「クックック・・・どうだ、ヘビに嬲られる感想は?お前の姿をリスカー国王が見たら
即死するだろうて・・・」
 「うああ・・・もう、もうやめて・・・おねがいいい・・・」
 「フハハッ、もう遅いわ。わが家来どもは3日3晩かけて美少女を強姦する、侍女と共
に奈落の底へ堕ちるがいい。」
 部屋の隅では、侍女のレティーが召使いや巨大トカゲの餌食になっていた。
 ズィルクが召使いの1人に声をかける。
 「おい、ナブール。お前も楽しんでるようだな。」
 「ハイ、ソレハモウ・・・存分ニ楽シンデオリマスデス。」
 声をかけられた召使いは、褐色の肌をもつ異人だった。
 この男こそ、ヘビやトカゲどもの調教師なのである。
 南国の裏世界で暗躍していたこの男・・・ナブールを召抱え、陵辱役や護衛としてヘビ
やトカゲどもを操っていたのだ。
 ナブールに押さえられ、馬乗りになった巨大トカゲに獣姦されるレティーは、哀れなる
姫君の姿に絶叫した。
 「ひめさまーっ、ひめさまーっ!!」
 その声も、邪悪なズィルクにとっては甘美なる響きとなる。
 「んん〜、いい声で泣きよるわい。可愛い美少女を嬲る・・・これ以上にすばらしい事
はないっ。」
 そしてズボンを下ろしたズィルクは、醜いイチモツを翳してローネットの口に捻じ込ん
だ。
 「ふぐっ!?うううんん・・・ぐぐっ。」
 「ふははっ、そうだ、もっと舐めろ・・・おお、おお〜うっ!!」
 恍惚とした表情でローネットにブチまけるズィルク。
 しかし、卑劣なる強姦は始まったばかりだった。ローネットとレティーは、休む事すら
許されず強姦された・・・



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