『魔戦姫伝説』
魔戦姫伝説〜鬘物「ふぶき」より〜第1幕.3
恋思川 幹
「…うむぅ……はむぅ……」
「おおっ! いい子だ。そうやってもっと舌をからませろ」
小春が雑兵の肉棒をしゃぶる音があたりに響く。
「うほほほ、この姫様、美味そうにち○こをしゃぶってやがるぜ!」
「俺達もとっとと着物を引っぺがして、たっぷり楽しもうぜ」
小袖の帯をほどかれ、小袖が剥ぎ取られると、小春の長襦袢姿があらわになる。
「ごくん」
姫君の清楚な下着姿に雑兵達は、おもわず息を呑む。
「おれぁ、もう我慢できねえっ!」
「ああ、裸に剥いちまうよりも、こっちの方が犯りがいがありそうだ」
「この襦袢も高く売れそうだが……いいやっ、犯っちまおうぜっ!」
雑兵達は、今度は犯すために襲いかかる。
「おらっ、足を広げろよっ!」
「誰からつっこむ?」
「俺に犯らせろっ!」
「てめえはさっきからしゃぶってもらってんだろうがっ!」
「よし、こうしようっ! 打ち掛け、小袖、初おま○こ。3人がそれぞれ一つずつ選んで、
三方5分ってことでどうだ?」
「おい、それじゃしゃぶってもらってるだけの俺が割りにあわねえぜ」
「じゃあ、お前には襦袢をくれてやる! ここまま、犯すから値は下がるだろうが、それ
で丁度いいだろう?」
雑兵達は小春をどのように分け合うかの相談をしている。
「よぉし、俺に初おま○こをくれっ!」
「仕方ねえな、じゃあ打ち掛けをもらおうか」
「決まったな。じゃあ、俺は小袖をもらうぜ」
「うぅ……出そうだ……おらっ! もっとしっかりしゃぶれっ! 出すぞぉっ! 全部飲
めよっ! こぼすんじゃねえぞっ!」
「うむぅ……うぅぐ……う゛う゛……っ!」
と、小春に咥えさせていた雑兵が絶頂を迎えて射精した。
「げほっ!! ……こほっ…けほっ…けほっ……」
雑兵の精液が咽の奥を直撃し、気管に入りこんだのか、小春が激しくむせかえる。
その拍子に雑兵の肉棒が、小春の口からすっぽ抜け、小春の顔に精液がぶちまけられる。
「けほっ……こふっ………はぁ…はぁ…はぁ………!!」
口の中に残る苦味、鼻につく青臭い匂い、どろりとした精液が不快な感触が自分の顔中
をまとわりついている感覚、目の前に見える先端から白濁した精液を滴らせている雑兵の
肉棒、雑兵達の卑猥な言葉。
小春の五感の全てが陵辱という事実を突き付けていた。
「…あ……あぁ……あああ…………いやああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
小春が突然、悲鳴をあげ、激しく暴れ出す。何かが小春の中で崩れ去り、底知れない恐
怖があらわになったのだ。
(姉上様……?)
隙間から様子を覗いてふぶきは姉の狂乱に息を呑んだ。
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