魔戦姫伝説異聞〜白兎之章〜
白い少女 第23話
Simon
「ひでぇ――拉致ったその日に、ここまでやりますか? 普通」
ぞろぞろと入って来たのは、まだ若い男たちが8人
根性は座ってないが、精力だけは有り余ってる
数に頼って、かなりえげつないことも平気でやる連中だ
「あ〜あ、もう眼が死んでんじゃないですか」
「あ、俺こっちの方が好み」
「言ってろ、変態――でも、ラムズさん、本当にいいんですか?」
「――まずはやってみろよ 話はそっからだ」
何を言っていても、所詮やることしか頭にない屑どもだ
この女が二度と元に戻れないよう、徹底的に犯しぬくには丁度いい
「へへっじゃ、俺から――臭ぇ! 何発やったんだよ、お前ら」
――グジュ!――ジュボッ…ジュブ…
口では文句を言いながら、嬉々として腰を揺すりたて――たちまちの内に追い詰
められた
―――ジュブジュブ…ゴリュ!…――ビュグッ!…ドビュ…
「馬っ鹿、お前早すぎ!」
「う…るせっ…冗談じゃねぇ こいつ何なんだよ!」
「どけよ、次、俺だ!」
「じゃ俺、口な!」
頭に回った一人が顔を仰のけさせ、一気に根元まで突っ込んだ
――ゴリリ…リュ…
ユウナの喉が異様に盛り上がり、おま○こも強烈に男根を締め上げる
「あっ、いい……吸われる!…」
「だめだっ 俺も…出る!」
――ドドビュ!…ドクッ…ブヂュ…
ユウナは喉の奥をゴロゴロと鳴らしながら痙攣していた
男が余韻に浸るかのように喉の感触を味わっているうちに、ユウナの顔が紫色に
染まっていく
ぎりぎりと震える枷――引き絞られた手首と足首から、赤いものが飛び散った
「おい、いい加減にしろ! くたばっちまうぜ」
「うっせぇ!――チッ、分かったよ」
漸く呼吸を取り戻したユウナは、激しく噎せ返り、飲みきれなかった精液が、鼻
と口から逆流した
「じゃ、今度、俺上ね――歯ぁ立てんなよ」
――ゴホッ…ケホケホ――っ!…………!!…っ!…
そのままガクガクと前後から揺すりたてられて、もみくちゃにされる
時折視界が暗くなり、身体がフワッと浮き上がる気がする
――もう……時間……ないかもしれな…い…
――締め付けといい、濡れ具合といい――この身体なら頭がどうでも、間違いな
く最高の額で売れる――いや、そうか……頭なんざ壊れていた方が、都合がいい
じゃねぇか
どうせ手前らの代わりなんざ履いて捨てるほどいるんだ
せいぜい役に立ってくれよ
ラムズはそう嘯いた
「――俺たちは約束したよな、ご主人様には手は出さねぇって」
ラムズはぶらぶらと部屋を横切る
「でも、困ったなぁ 俺らが約束したのは、ユウナちゃんって女の子でぇ――ど
汚え便所なんかじゃねぇんだよな」
太すぎる拘束具に咥え込まれている、華奢な足首
人形のような、精緻な美貌――月の光を梳かしたようなプラチナブロンド
顔を寄せると、少女特有の甘い香りに汗の匂いが混じって、胸の奥がむずむずす
る
「――便所の言うことなんて、聞かなくてもいいよなぁ」
そう、眠る少女に囁いたとき――
「――ギャァァァァーーーーー!!!!!」
凄まじい絶叫が響き渡った
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