ロゼッタ姫と白雪姫の大活躍♪後編
(7) ついに捕まったロゼッタ姫と白雪ちゃん!!
原作:神光寺雅
ムーンライズ
凶悪な盗賊団のアジトに潜入したロゼッタ姫とスノウホワイト。そして巻き添えにされ
てしまったアンリエッタ。
彼女達は、お約束通りに盗賊団の一味に捕まり・・・陵辱の危機に晒される事となった!
!
ロゼッタ姫達の運命や如何に!?
果敢にも戦いを挑み、見事(笑)捕まってしまったロゼッタ姫・・・先程までの元気は
どこへやら、すっかり観念している有り様だ。
「あう〜、私は神様に見放されたのですわ。私ってば世界で一番不幸な姫君ですわ〜。」
その横では、もっと落ち込んでるアンリエッタの姿が。
「私の方が100倍不幸ですよおお。これでまた婚期が遠退いちゃうわ〜。」
落胆している2人を、スノウホワイトは穏やかに励ます。白雪ちゃんは温厚な気質なの
で、慰めや励ましは十八番なのである。
「・・・心配なさらないで、盗賊さん達が手を出してきたら、私があなた方を守ってみ
せますわ・・・」
その言葉に希望を託すロゼッタ姫とアンリエッタ。
「白雪さんっ、どうか私達の貞操を守ってねっ。」
「ええ、もちろんですよっ。」
固く手を取り合う3人・・・そのバックには、友情の二文字が大きく掲げられている。
そんな彼女達を、キョーボーなクマゴロー・・・じゃなかった、盗賊の親方ベアジャッ
クは嘲笑った。
「女の友情か、泣かせるぜ〜。でも浪花節をほざいてられるのは今のうちだぜっ。」
3人が連れて来られたのは陵辱の部屋!!
先程まで盗賊一味が、誘拐したメイド達を辱めていた場所だ。メイド達を逃がされた憤
慨も露に、盗賊の手下1号と9号が迫る。
「ロゼッタちゃ〜ん、よくもフザケた真似してくれたッスね。メイド達を逃がした落し
前、キッチリつけてもらうッスよ〜。」
「俺のキン○マの仇も取らせてもら・・・イデデ、まだ痛いやないけ〜っ。オカマにな
ったらどないしてくれんねんっ。」
ロゼッタちゃんに玉潰しをやられた巨漢の9号、少し内股気味になってる。
そして盗賊達は全員、股間をビンビンにして決めポーズをとる!!
「お姫様陵辱!!これぞ悪党の夢!!漢(おとこ)のロマーンッ!!」
筋肉モリモリの体から漂うは、クサ〜イ汗とワキガの臭い。
目眩がするほどの悪臭に、ロゼッタちゃんとアンリエッタは悶絶してしまう。
「め、メチャクチャ臭いですわ〜っ。この世の臭いとは思えませんわよおっ。」
「あ、あんたら何日お風呂に入ってないのよっ!!」
それを聞き、ベアジャックは威張って答えた。
「男の匂いと言ってくれよなあ、汗の匂いは漢(おとこ)の勲章よお〜。」
漢(おとこ)の勲章とか言ってるが、単に不精なだけなのだ。とにかく不潔で臭い!!
でもロゼッタちゃん達は悶絶してるのに、なぜか白雪ちゃんは平気な顔してる。平気と
ゆーか、瞬きすらしてない。
「白雪さん、この臭い状況でよく平気な顔してられますわね・・・って、あら?」
不審に思って白雪ちゃんの眼前で手をサッサとかざすと、全く反応無し。
「こ、これわ・・・あ、余りの臭さに立ったまま気絶してますわ〜。」
頼みのスノウホワイトも、デンジャラスな悪臭で呆気なくノックダウン。
フリーズしてるスノウホワイトを、ロゼッタ姫とアンリエッタは鼻を押さえながら庇っ
てる。
「し、白雪さんには手を出させませんわよ汚い悪党め〜、って・・・この臭さには耐え
られなあ〜い。」
だがキョーレツな臭いによって、さすがのアンリエッタもギブアップ。
「姫さまぁ、私もうダメです・・・」
「あーん、私を1人にしないで〜。」
こーして、とうとうロゼッタ姫を守ってくれる者はいなくなった・・・
オロオロするロゼッタ姫に、邪笑いを浮かべてベアジャックが迫る!!
「ぐっふっふ〜、観念しろやロゼッタちゃーん♪たっぷり可愛がってやるぜ〜。」
毛むくじゃらの手で首根っこを掴まれたロゼッタ姫、目から滝のよーな涙が(だ〜)と、
流れてる。
「あうー、私は子ネコじゃありませんわよ〜。お願いだから下ろしてぇ。」
「へっ、今さら文句言うんじゃねーよ。俺さまの後は手下どもの相手をしてもらうぜ。」
ベアジャックの視線が、喜ぶ手下達に向けられる。
「おい、女剣士と白雪姫はおめーらにくれてやる。好きにしな。」
「オッス!!ヤリまくりますぜ親方っ。」
こーして3人は、陵辱の宴に召される羽目になった・・・
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