バラクーダは部屋にはいると鈎を閉めた、それほど下ったわけではないので、船上の狂乱がかすかに聞こえてくる。すでに、マリイは悲鳴も上げてはいない。
「へっ!あいつらになんかこのお宝を拝ませるわけにはいかねえ」
すでにドレスの前が空き、肌着を晒しているオーロラ姫をじろじろと目でなめ回した。
オーロラ姫はその恥ずかしさよりも、上のマリイが心配だった。それに一緒につれてこられたアリスも。
「あああ…せめてこの辱めが、私一人だったら…、ああ、マリイマリイ…」
「へっ!心配いらねえぜ、案外今頃!アハンアハン…てなぐあいに喜んでるぜ」
バラクーダは姫の心配をあざ笑うかのように言った。
「卑怯者!大勢で婦女子を姦淫するなど!恥を知りなさい!」
オーロラ姫は自らの不安を打ち消すかのように、バラクーダをなじった。
「ふん!威勢のいいお姫様だぜ!…侍女のことなんかより自分の身を案じな!」
バラクーダはオーロラ姫をにらみつけると怒鳴るように言った。次にアリスを見て
「畜生!赤鼻のやつ!こんな小娘を無理しやがって!ぶっこわれていたらどうするんだ!」
バラクーダは何も反応しないアリスの股間を覗く、アリスは激しく出血していた。
「ちくしょう!これじゃあ俺が出来やしねえじゃねえか!…しょうがねえ!こいつは後だ!」
勝手なことを言うと、バラクーダはオーロラ姫に向き直った。再び、上から下まで蛇のような目でなめ回す。オーロラ姫は、そのあまりにおぞましさに目をそらした。
一瞬、バラクーダは姫に襲いかかると、そばにあったベットに押し倒す。
「ひっつ!」
ベットの上に倒されたオーロラ姫は、ベットにこもるバラクーダの体臭を嗅いで、むせかえった。必死になって、体勢を戻そうとするが、後ろ手に縛られているため旨く行かない。
すぐにも覆い被さってくるかと思ったが、バラクーダはにやにやと笑ったままオーロラ姫を見つめている。
「へへへへ…姫様!いい格好だぜ!」
「あっつ!きゃっ!」

ベットに押し倒された勢いで、姫様のドレスは大きくまくれ上がり、襞をたっぷりととったシルク仕立てのペチコートがまるで花びらののように開いて、裾に豪華なレースとリボン飾りのある下履きが丸見えになっていたのである。
「ひいっつ!み、見ないで!見ないでえ!」
バラクーダはこの上ないいやらしい笑顔を見せると、やおら、服を脱ぎ始めた。
「ひいっつ!い、いやあああ!や、やだああ!」
オーロラ姫はドレスをおろそうと必死にもがき続ける、しかし、かえって捲れ上がるばかりで何の効果も上がらない。
「姫様!こっちを見ろ!」
バラクーダの声に思わず反応して目をやるオーロラ姫、そこにはバラクーダのおぞましい肉塊が。
「ひいっつ!こ、怖いっ!」
それは20cmほどもある大きな肉塊だった、男のそれがどのような役目をするかは知っていたが、実際に見るのはこれが初めてだった。まさか、このようにおぞましいものとは、まさかこのように巨大なものとは思いも寄らなかったのである。
「なんでえ!さっき侍女どもがやられてるときに見なかったのかい!それじゃあ俺がどのくらいすばらしいものか比べようにならないじゃないか!」
侍女達が犯される場面はイヤと言うほど見せつけられた、しかし、見るに耐えない光景に思わず目を閉じていたのである。
「それにしても、どうだい!この立派なフリルは、これだけのものは見たことがないぜ!」
バラクーダが下履きにさわろうとする、オーロラ姫は必死で足を上げて蹴りつけようとする。その反撃を楽しみながらフリルにさわり、そして、太股から付け根へと触っていく。


「ひいっつ!さ、触らないで!」
姫の蹴りが偶然にもバラクーダの肉塊を直撃した。
「くうっつ!こ、このあま!」
怒り狂ったバラクーダは姫に荒々しく襲いかかると、激しく姫の顔を叩いた。2発3発、
「………・」
親にさえ叩かれたことのない頬を何度も何度も張られ、オーロラ姫は痛さのあまり、動くこともできないでいた。
「うひひひひ、どうだこれに懲りたら、少しはおとなしくしな!」
姫は悔しさのあまり、歯をかみしめ、悔し涙を流した。しかし、それを見たバラクーダはかえって興奮し、さらにいたぶりを始めた。
「うひひひひ・・どうだ?くやしいか?それそれ…」
バラクーダは、オーロラ姫の下履きにまだこだわっていた、その、まるで花びらのように幾重にも織り込まれた膝のフリルを、その汗にまみれた手でくちゃくちゃにする。純白のフリルが、手垢で黒くなっていく。まるで、汚れを知らないオーロラ姫の純潔を、汚していくかのように。ぴんと張りつめたフリルが形のないくらい、しわくちゃになっていく。
「うへへへへ・・汚してやる!オーロラ姫!お前の全てを!このフリルのようにくちゃくちゃにしてやる!」
はあはあと、荒い息を吐きながらバラクーダは呟いた。そのあまりにも恐ろしい言葉を聞いたオーロラ姫は、全身の震えがとまらなかった。
バラクーダは手を休めると、さらにオーロラ姫に近付いた。
「ひひひひ…見てろよ!」


ついに、海賊バラクーダの部屋に連れ込まれてしまったオーロラ姫。凶暴な海賊の手に落ちてしまうのでしょうか?
次回へお楽しみに。



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