クレール光の伝説(第2話)4
「ブタどもめが・・・」
隠し窓から覗きながら、首領のガミアが呟いた。
「随分趣味が悪いな・・・」
ガミアの後ろにまだ若いオーガの男が立っていた。
「ミューレ・・・おまえあの娘とやりたかったのか?」
「・・・じょうだんじゃねえ。ブタ共の精液まみれの女なんか・・・オレの興味のあるのはクレールさ」
むっとしてガミアが若いオーガをののしる。
「だからこんな苦労をしているんだ!ソレなのにお前はなんだ!今までどこにいた!」
ミューレと呼ばれたそのオーガはふっとバカにしたように笑う。その様子はいかにも自信満々といった風情だ。
「女を探したって駄目さ。クレールは男装している。・・・そうだな、いまごろグール共の仕掛けに乗ってこの洞窟に進入しているころだろうさ」
「なんだと!だったら何で早く捕まえない!」
ガミアはイラだったように言う。そうか、男装していたとは。それに気づかぬとは・・。ガミアは自分を責めた・・・がこうなってはこの男、弟ミューレの言うことを聞かざるをえない。
「約束通り!おれがクレールをいただくぜ!そのまえにアイツは面白いものを見ることになるがな。ふふふ・・・」
ミューレはそれだけ言い残すと消え去った。
ガミアはいらだっていた。そうかと言って今更オークの精液まみれのクラリスを抱く気にはならなかった。
「強情な小娘め!よしお前のそのプライドをずたずたにしてやる・・・」
可愛さ余ってという奴なのだろうか。ついにガミアはクラリスに最終宣告をした。
「そうかクラリス姫!もうお前にはきかん!オーク共!その姫君はお前達にくれてやる。尻を高く上げて!最も恥ずかしい格好で犯してやれ!尻の穴も!口も!穴という穴を犯し抜け!」
「ひゃほーい!」
「へっへへ!ついにお姫様とやれるぜ!」
「腰が抜けるまでかわいがってやるぜ!」
オーク達が一斉に歓声を上げた。それを聞いたクラリスは、分かり切っていたこととはいえ、絶望の縁に追い込まれた。
「わたしが・・・。オーク達に純潔を奪われる。あの卑しい化け物に子種を仕込まれる。それも獣のような格好で・・・」
クラリスの脳裏にあのフローラの母親マーサの痴態が浮かび上がる。オーク達に白い尻を丸だしにされて犯される、あのおぞましい姿が。
「あ、あたしも・・・。あんな風に犯される!ハーン公国の血筋を残さねばならない私が。化け物に・・・い、いや・・・恐い!おかあさま!いや!いやああああああああ!」
そして絶叫をあげる。
「へへへ・・・そうそうどんどん!泣き叫びな!」
「そうさ!そっちのほうがこっちも気合いが乗るってモンだ!」
オーク達はすぐには襲ってはこなかった。たぶん最初にやる順番でも決めていたのだろうか。オーク達はのそのそとクラリスを取り囲むと、クラリスの手足の鎖を外す。と、オークの一人がベットの上に乗って、クラリスを抱え裏返しにする。
「ひいっつ!いやあ〜っ!やめて〜っ!」
「どれ!じゃまなモンはひっぺがそう!」
オーク達が一斉に飛びかかって、ドレスのスカートをびりびりと引き剥がす。幾重にも重なったペチコートもびりびりに引き裂いていく。
「ひっつ!いやっ!やだっ!おかあさま〜!」
今までとは打って変わって泣き叫ぶクラリス。しかし、それがオーク達の興奮をよりいっそう高めているとも知らず。
「へへへ!そうだ!泣けわめけ!オレがおまえの処女をいただくんだからな!」
ベットの上のオークが興奮してわめき散らす。そして、クラリスの尻を高々と持ち上げて、今度はズロースを引き裂き始めた。
びりびりと引き裂かれる音。ついにクラリスの真っ白な、染み一つないふっくらとしたお尻が外気に触れた瞬間。クラリスは頼りないほど自分を取り乱し。そして悲鳴を上げた。
「ひいっ!きゃああああ!恐い!恐いいいい!」
「なんて真っ白くて柔らかい尻だ。この中にはさぞかし・・・おおお!あったここだ!ついにクラリス姫のオ○ンコを見つけたぜ」
オークの手は丸いクラリスのお尻を撫で回したあと、その奥にある姫の純潔を発見した。
「あああ・・クレール私は、こんな獣達に辱められ、さらには純潔を奪われてしまうの。そしてこのおぞましい獣の子をはらまされる。 その時に私は生きてはいない・・・。せめてクレールあなたは・・・」
「えへへへ・・・おれがクラリス姫の処女をいただくぜ!」
「ひぐっ!ぎゃああああ!」
突然、クラリスの股間に激しい痛みが伝った。愛撫もなにもなく、巨大なオークのペニスがクラリスの処女膜を突破していった。