美姫処女調教3パトリシア姫編(幸福と別離と)3
「おききしてもよろしいでしょうか?」 パトリシアが思い詰めたように言った。 「なにを?」 僕のことも聞かれるのかな? それとも・・・。 「失礼になってはと思うのですが ここはどこなのでしょう? そしてあなた様は・・・・」 真剣な目で語りかけてきた。 おいおい・・それって・・・。 「・・・お答えはしていただけないのですか?」 パトリシアは泣きそうな顔になっている。 僕は考えた。 本当なのだろうか? この子の言うことが本当だとすれば ここは人さらいの館と言うことになる あいつめ、僕をとんでもないことに 巻き込もうとしてるんじゃないか。 どうしよう もし本当だとしても、 知らなかったことにすれば。 第一、本物の他国の姫君とできる訳だし それはそれで結構なことじゃないか なにかあったら、 知らぬ存ぜぬで通せばいい すくなくとも、 うちの親にもそのくらいの力はあるだろう それにもし僕が正義感を持って この場から救い出したとして 果たして無事に逃げられるだろうか? ・・・・・ やばいよそんな危ない橋は渡れない。 どうしよう?なんて答えたらいい? 「・・・いいずらいんだが」 僕はためらいながら話し始めた。 じっと見つめるパトリシアの目が痛い。 「・・・ここは売春宿だ・・・・ そして僕はそこのお客だ・・・・。 君は拐かされてきたんだよ」 パトリシアの表情が凍り付いた 「それって・・・どういう意味ですか?」 その言葉はおぼつかない。 身体がぶるぶると震えだした。 「とんでもない事になったね。 同情するよ・・・」 僕の言葉にもパトリシアは反応しようとしない。 目をつぶったまま黙っている。 やがて目を上げると訴えるような表情で言う 「どうしましょう・・・・ どうしたらいいのか・・・」 そう言われたところで 僕だってどうしたらよいか判らない