淫らの森の美女(最終話)


夜も更けてきた。男達の欲望は衰えることなどなかった。ぐったり
と倒れ込んだ少女達に再び襲いかかった。
兄貴は春菜の拘束をとくと、琴慧の時のようにバーに捕まらせ、足
を大きく上げさせてバックから入り込んだ。
「うぐっ!」
春菜が苦しそうに一声あげた。兄貴のものが今までとは比べ物にな
らないくらい奥へと入り込んだのだ。
「へへへ・・・。こいつはいいや!バレリーナじゃなきゃこんなポ
ーズでやれねえからな」
兄貴は春菜の腰を抱え込むように引き寄せ、自分の股間に、その引
き締まったプリマドンナのお尻を激しく打ち付ける。
じゅるじゅるっ・・・。春菜の股間で兄貴の衰えを知らぬ巨峰がう
ねる。ぱんっぱんっ!ぱんっ!春菜のお尻の肉が、兄貴の中年男の
でっぷりとした腹にあたって卑猥な太鼓が鳴り響く。
「ううっぐ!ぐふっ!ふぐっ!・・・」
内蔵を掻き回される圧迫感にこらえきれず。春菜がうめき声を上げ
る。だが、それは、単なる呼吸のようにも聞こえる。全身を、兄貴
のオナニーホールのように扱われ、もう思考など働いてはいないの
だ。
やっとの思いで、バーにつかまり、足を上げている。それは、長年
のレッスンのたまものなのかもしれない。
他の男達は、生徒達を一箇所に集め、思い思いに押し倒しては嬲っ
ている。
 禄助は念願の高坂美春を押し倒すと、赤いキトリのチュチュの胸
をはだけ、吸い付いている。耕太は兄貴に先取りされた美杉琴慧の
細い身体を羽交い締めにして、後ろから思いの丈をぶち込んでいる。
鰻平は香山桜子、春川れなの二人に、フェラチオをさせている・・・
・。
生徒達も、小声で悲鳴を上げるだけで、男達の要望のなすがままだ。
春菜にはそんな生徒達のことを考えることすらできなかった。幾た
びかの射精を股間に浴びるうち、そのまま気を失っていった。
男達の暴力は、朝方まで続いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
春菜や生徒達を部屋に閉じこめたまま。すでに少女たちに逃げ出す
力は残っていなかった。レッスン場にかぎをかけただけだ。
男達は食堂にはいると、TVのニュースを見ながらガツガツと喰ら
った。
 「そんなに長居は出来ねえな・・・」
思った以上の早い手配に、男達は脱出を考えていた。幸い、春菜の
自動車が一台あったからだ。
「とはいえ、何かの時に人質は必要ですぜ」 鰻平が兄貴に提案す
る。
「そうだな・・・。あの先生を連れて行こう・・・」
鰻平はうなずいたが、他の二人は不服そうな顔を見せた。
 そうなのだ、兄貴は昨日一晩中春菜を独り占めしていた。『この
先も、あの女は兄貴専用に違いない。俺たちは指をくわえてみてる
しかない』そうは思ったが、反対の声はあがらなかった。
「そういうことだ・・・なるべく早く抜け出した方が良い。だが、
もう少しだけ名残を惜しんできても良いぜ」
兄貴が珍しく仏心をだした。男達は黙ってうなずくと、レッスン場
へと向かった。
思ったとおり、少女たちはレッスン場で気を失ったままだ。朝日の
中で少女たちの惨めな姿が浮かび上がった。
いずれも美しいチュチュはあちこち引き裂かれ、股間には鮮血が痛
々しい。そこからは男達のはき出した精液も流れ出していた。桜子
は可愛らしい赤ずきんのずきんを、精液まみれにされ、顔から、胸
へとしたたり落ちている。
一番幼い顔のこの少女だけに酷く哀れになった。
春菜もまた、全身精液まみれになってうずくまっていた。
その姿を見て流石の男達も言葉を詰まらせた。
だが、誰言うことなく男達の決意は決まった。
「どこまで逃げられかわからねえ・・・。だが、それまではこいつ
らと一緒だ・・・」
男達はこの森の妖精達を一人残らず車に乗せると、バレエスタジオ
を後にした。

終わり

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