淫らの森の美女(第11話)
少女たちの叫びなど、兄貴の耳には入らなかった。すでに50歳に近いこの男は、かなり の悪行を尽くしてきていた。特に女には手が早く、誘拐や押し込みレイプの常習犯であっ た。 だが、この春菜は違っていた。美しいオーロラ姫の衣装に身を包んでいたのだ。そして、 この衣装は背中が大きく開き、チュチュのスカートは幾重にも重ねられたチュールに飾り 布をあて、バレエの衣装の中でも1、2を争う美しい衣装なのである。そのスカートはピ ンと横にはり、腰より少し高い位置に縫いつけられている。それは、オーロラ姫の激しい 演技をもたらすための物であるが、ローアングルからの眺めは、スカートを付けていない よりいかがわしい。ましてや、一流バレリーナの春菜の下半身の美しいプロポーションは この衣装によって更になまめかしい物となった。 「ああ・・・いやです・・・・さわらないで・・・」 執拗に這い回る兄貴のねとねとした手の感触に、春菜は顔を真っ赤にして腰を振りたてて 拒んでいる。かすかにあげる拒絶の言葉は咥内に吐き出された鰻平の男汁のおかげでくぐ もり、息をあらげさせている。 「へへへ・・怖いか?諦めるんだな、お前のバージンは俺がいただくことにしたからな」 「!」 春菜は言葉を失った。生徒達を守るため、ある程度の覚悟はしたはずだが。こうまではっ きりと言われると、恐怖に襲われた。全身が恐怖で青ざめ、冷や汗がドット吹き出す。そ して、ぶるぶると震えるのを止めることはできなかった。 「おや、震えてるじゃねえか。かわいいもんだな。まあ、そう焦ることはねえや、その前 に・・・」 「あっ!な、なにを・・・」 兄貴が春菜の太腿をがっちりと閉じさせ、タイツの上から内股にざらざらとした舌を這わ せた。 「ひいっ!いやああ!なにを・・・ああ」 兄貴は春菜の悲鳴などお構いなく内股に唾液を塗り込んでいく。春菜はタイツを通してし みこんでくる生臭い男の唾液に震え上がった。 「よしよし・・・こんなモンで良いだろう」 「へへへ・・・兄貴なにをなさろうてんで」 春菜の口に思い切り吐き出しておきながら、まだ、勃起したままのペニスをしごきながら 鰻平が声をかけた。 「ようくみてろ、バレリーナのすまたを楽しませてもらおうと思ってな・・・そりゃ」 「ひ、ひいっ!」 ずりゅ・・・春菜のぴっちりと閉じた太腿に まるで焼け火鉢のような兄貴の物が押し込まれたのだ。そのおぞましい感触に春菜は震え 上がった。 「おおっ!こいつは良いぞ!」 兄貴は春菜の太腿を抱え込んで自分の腰に押し付けると、激しく腰を使い出した。 「ひいつ!いやっ!いやああ!」 春菜の筋肉質ながら柔らかい太腿と、チュチュのパンツに縫いつけられたフリルが、男の 腰に思ったよりいい刺激を与える。そして、目の前にはめくりあげられたスカート。大き くカットされた衣装から覗く、染み一つない、すべすべした背中が。 兄貴は思わず舌を這わせ、歯をたてた。 「あっ!い、いあたい・・・・」 「へへへ・・・そうか、それじゃあもっ噛んでやろうか」 「あっ!ひいっ!」 兄貴が春菜のむき出しの肩に歯をたてた、春菜のあげる悲鳴を楽しんでいるかのように。 「おおおつ!こいつは!もうもたねえかもしれねえ!」 兄貴は激しく腰を振る、やがて内股からチュチュのパンツの股間へと、先走り液でぬらぬ らと光る逸物を擦りあげる。 「ひいっ!いやあ!いやああ!」 春菜は衣装越しに、自分の股間に押し付けられる男の凶器に、狂ったように悲鳴を上げ、 逃れようと腰を振る。 だが、それは、逆に男の物に刺激を与える物でしかなかった。 「おおっ!いいぞ!こいつはたまらねえ!」 「ひいっ!こ、こわいっ!」 自分の股間に当たる男の物がますます熱くなり、脹れあがるのを感じて、春菜は悲鳴を上 げた。このまま、衣装を破って、自分の乙女の部分に、入り込んでくるのではないかとい う恐怖さえ感じていたのだ。 「おおお!おおっ!こいつは、こいつはいいぞお!」 今にも上り詰めようとする兄貴は、春菜の肩に激しく歯をたてる。 そのごつい手を、華やかに飾られた、チュチュの上から春菜の小振りな乳房に這い回し、 爪を立てる。 「ひっいっ!ひやっ!ひいいい!」 次々と襲いかかる激しい暴力に、刺激に、春菜はパニックになった。ただあるのは恐怖だ け。我を忘れて身をよじり、悲鳴を上げた。 そして、 「うおっ!うおおお!」 「!!!」 どくっ!どぴゅっ!どくどく・・・。 「ひいいいい!いやああああ!」 兄貴の精子が恐ろしいほどの量で、春菜の下腹部に浴びせかけられた。それは、まるで熱 湯のように春菜のタイツ越しに、柔肌にしみこんできた。 どぴゅっ!どぴゅっ! 兄貴の噴射は未だ止まらず。バレリーナのスカートの裏側にあふれていった。