淫汁の白鳥(第6話)
「いやあっ!」 「へへへ・・こいつバレリーナの割にはいいおっぱいして やがるぜ!」 莉菜の衣装の前をはだけた。思ったより肉付きの いい、乳房が現れる。 いよいよ男達の欲望が、哀れなとらわれの白鳥の羽を毟りはじめたのだ。 「や、ヤダ見ないでっ!」 後ろの男がチュチュを引き摺り下ろした。 「けっ!こんなじゃまなもの着やがって!そりゃ!」 「やああっ!」 莉菜はチュチュの下に、キャミソールのようなアンダーを着ている。レオ タードのように一体型の物が主流だが、莉菜は好んでこれを着用している。 肌色のそれは、乳首を守るものなのだが。男には気に入らなかったようだ。 これも一気に引き釣り下ろした。
「あっつ!い、いたいっ!」 「 へへへ…バレリーナのお嬢ちゃんこんなにおっぱいが大きけりゃ踊る時揺れたり、 すれたりで大変だろ!それとも王子様にたっぷり揉んでもらって大きくなったのかな!」 耳をふさぎたいほど卑猥な言葉を吐きながら。男は後ろから思い切り莉菜の乳房を揉みし抱く。 バレリーナにとっては、屈辱的な言葉の連続。そして、乳房への激しい陵辱に、莉菜は泣き叫 ぶことしかできなかった。 「なかなかいい揉みごごちだぜ。おまけ乳首は小ぶりでピンク色ときたもんだ」 「い、いやあ!言わないでえ!」 男は力任せに莉菜の乳房をもてあそぶ、弾力性に富んだ感触と、そのたびにあげる悲鳴を楽し みながら、言葉なぶりを続ける。 莉菜は男の力にいいようにもてあそばれ、ただ、悲鳴を上げ、哀願するだけだ。 精液に濡れた白鳥の衣装をひきずりおろされ、莉菜は丸裸にされてしまう。。 男達は羽を毟り取った莉菜のからだを、品定めするようにじるじると眺めだした。。 後ろ手に縛り上げられているため、つんと立った形のいい乳房、びりびりに引き裂かれ 局部に食い込んだ肌色のサポーターだけという恥ずかしい姿を覆い隠すことすらできない。 急に押し黙り、莉菜のからだをくいいるように見つめるその目は血走っている。じわじわ と近寄り、間合いをつめているかのようだ。 『次に何をされるのか』男達の異様な気配から、莉菜にもそれは感じられた。 『それだけは・・・・』 莉菜は意を決したように潤んだ瞳で男達に小声で哀願する。 「・・・お願い・・・助けて下さい・・・・SEXはSEXだけは許して下さい・・・ 私まだ処女なんです・・・・だから・・・・許して下さい・・・」 莉菜の言葉に男達の手が一端とまった。 「そうか・・・お前・・処女・・・・バージンか・・・・」 「・・・そ、そうです・・・ずっとバレエやってたから・・・。 だからお願い・・・怖いこと しないで・・・なにも知らないんです・・・」 莉菜は目を真っ赤にしてしくしく泣きはじめた。たしかにプリマドンナになるため には多くの犠牲を払うというが、莉菜もそうだったのだ。 もしかしたら助けてくれるかも・・・。そんなありもしない希望にすがるしかなかった。