*A week・第4日目(7)

T.MIYAKAWA


「ん…んん…。」
 イザベラは勃起した王子の股間を根元から咥え込むとそのまま口を前後へと動かした。
 この前後運動により、イザベラの唇が触れる度に王子の股間は咥えられるよりも
大きくなった。
「あら、こんなに大きくしちゃって…。
 やっぱり王子様もうれしいのですね?
 今にもはちきれそうですよ。」
 イザベラは口だけでなく、舌を巻きつけるように動かしてきた。

「こ、これは…!?」
 この二重の責めに王子は思わず声を出してしまった。
 王子はイザベラのこの唇と舌を使ったテクニックに酔いしれていた。
 イザベラの口からはジュルジュルという音がこの部屋中に響き渡っていた。
(も、もう限界だ…。)
 王子がそう思ったときだった。
 ドビュッという音と共に王子の股間から精液がイザベラの口の中に放出してしまった。
 イザベラは放出された精液をあたかも極上のジュースのようにゴクゴクと音を立てて
飲み込んでいった。
 精液を飲み干すと、イザベラの唇は股間からようやく離れた。

しかし解放されたにもかかわらず、王子の股間の先端からは精液が数回飛び出してきた。
 射精した後で呆然としている王子の側でイザベラは顔に付着した精液を手で拭い取ると
舌をぺロリを出して舐め取っていた。
 手に付いた精液を舐める時のイザベラの顔にはどことなく妖艶ささえも感じていた。
「あら、沢山出したばかりなのに、ココはまだ元気ですね…。」
 イザベラの言葉どおり、王子の股間は大量の射精の後にもかかわらず、まだ勃起した
状態だった。
「王子様はまだやり足りないのですか?
 そうでしたら、このままにさせるのはかわいそうですね…。」
 言い終えると同時に、イザベラはいきなり王子を押し倒してしまった。

「なっ!?」
 この突然の出来事に、王子はさっきまでの呆けた気分が一気に吹き飛んでしまった。
 王子を仰向けに倒すと、イザベラはローブを脱ぎ捨てた。
 王子はイザベラの裸体を目の当たりにした。
 イザベラもスカーレット達には負けないくらいのプロポーションを持ち、王子は特に
彼女の天に突き上げるような大きな胸にくぎ付けになっていた。
「フフフ、いきますよ。」
 言い終えると同時に、イザベラは妖しい笑みを浮かべながら腰を王子の股間の方へと
沈めていった。

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