*A week・第1日目(8)

T.MIYAKAWA


「…ところでさ、君が食事の時に飲んだものだけど…。」
 プラムがまた話題を変えた。
 「アレね…、実は私のミルクなの。」
 プラムのその言葉に王子は首をかしげた。
 「つまり君が飲んでいたのはね、私の母乳だったのよ。」
 プラムはクスクスと笑いながらそう言ったのだ。
 「!!」
 王子はその事を聞いて、言葉が出なくなった。
 今朝、彼に見せた意味ありげの表情が何だったのかを知って、
ショックを受けたのだ。

 そんな彼をよそに、プラムは自分のシャツを脱ぎ出した。
 脱いだ際に、彼女の大きな胸はブルンと大きく揺れた。
 「ねぇ…。」
 プラムは王子に声を掛けた。
 「…うわぁ!」
 声のする方へ体を向けた王子は、思わず椅子から立ち上がった。
 「あはは、何を驚いているの?」
 王子の反応に、プラムは面白がって笑い出した。
 「な、何で服を脱ぐんだ…?」
 「私、さっき言ったよね…。
 薬を飲んで胸が大きくなった事。
 あの薬ね、副作用で妊娠とかしなくても母乳が出る体になっちゃったの。
 今までは自分で搾って飲んでいたけど、毎日続けるとさすがにウンザリするのよね。
 そこで、君にもちょっと協力してもらおうかな…って。」
 王子の質問に、プラムはさらりと答えた。
 「だからあの時、ボクに飲ませたのか。
 でも、どうして今服を脱ぐんだ?」
 王子は質問を続けた。
 「わからないの?
 私のミルクをまた飲んでもらうのに決まっているでしょ。
 ほぉら私のオッパイをよく見て、ミルクでパンパンに張れてるの。」
 プラムはそう言った後、王子の顔が自分の胸に納まるような形に抱きついた。
 (く、苦しくて息が出来ない…。)
 プラムの胸に顔を埋められてもがいている王子は彼女に最初に出会った
時の記憶が蘇った。
 彼女は片手で王子の頭を押さえながら、顔(特に口元)を右の乳首に
当たるように動かした。
 「さぁ、たっぷり飲むのよ。」
 プラムはそう言いながら、もう片方の手で右胸を揉み始めた。
 微妙な力加減で揉まれた胸から母乳が勢いよく噴き出され、
王子の口の中に次々と流し込まれた。
 王子の口から先程の酒と同様に、飲み切れなかった母乳がこぼれ落ちてきた。
 彼の足元の床は一面、酒以上に母乳でグショグショになった。
 王子は乳首から口を離そうとするが、やはり頭をガッチリと押さえられている為、
離れることが出来なかった。
 「じゃあ、今度は反対側よ。」
 プラムはそう言いながら王子の口を胸から離した。
 王子は息を切らしていた。
 というのも、片方だけでもかなりの量だったからだ。
 もうこれ以上は飲めないと思って顔を背けたが、彼女は顔を向き直させて、
もう片方の胸に口を付けさせた。
 「どう私のミルク、おいしいでしょ?。」
 自分の胸を揉みながら、満面の笑みでたずねた。
 さらに彼女は頭を押さえている手の力を強めた。
 それによって王子の顔全体に胸を押し付けられる形になった。
 「う、うぅ…。」
 母乳を腹が裂ける程飲ませれた上、その際に顔を胸に埋もれる事に
よって王子の頭が真っ白になった。
 また、先程の酒の酔いがこの時に出てきて意識が遠のいてしまった。
 「王子様、ありがとう。
 おかげでオッパイがすっかり楽になってスッキリちゃった。」
 プラムは仰向けに倒れた王子を満足げな顔で見下ろしながら言った。
 よく見ると、王子のズボンは精液でグショグショに濡れていた。
 母乳を飲まされた際に、思わず射精してしまったのだ。
 「へぇ、君も射精(だ)してスッキリしたんだ…。」
 プラムはシャツを着ながら呟いたが、その言葉は王子の耳には届いていなかった。
 その後、メイドと一緒にぐったりしている彼から母乳と精液で
汚れた衣服を脱がせ、新しいのに着替えさせた。

 「今日一日楽しかったよ、王子様。」
 そう言ってベッドに寝かせた王子の頬に軽くキスをした後、
彼の隣に潜り込んだ。
 2人が寝ている頃、酒と母乳で汚れた床をメイドが掃除を
していた。

 王子はプラムにファーストキスを奪われ、母乳による射精まで
させられたのだ。


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