魔戦姫伝説/魔戦姫の休日(後編)4


       魅惑の島と聖淫の女王
ムーンライズ

 午前中、子供達と遊んだミスティーア達は、村の漁師の仕事振りを見学し、昼食に漁師
から魚の磯焼をご馳走になった。
 親切な村の漁師から船を借りた魔戦姫達は、村から少し離れた小島へ向かう事にした。
 その小島に向かった理由は・・・村の娘から女子だけが入る事を許された島であると教
えてもらったからだった。
 男子禁制のその島の名は(乙女の島)。
 島の事を教えてくれた村の娘が、妙に嬉しそうな口調であったのに興味を引かれた。
 「・・・あそこに行くとですね、ウフッ・・・姫君方はとってもお悦びになると思いま
すのよ・・・ウフフ。」
 意味ありげな微笑に戸惑った魔戦姫達であったが、そこが乙女にとって(悦べる)場所
であるのは間違いなかった・・・
 どんな場所か教えてくれなかったので、船を貸してくれた漁師に島の事を尋ねてみる。
 「村の娘さんに聞いたのですが、乙女の島には何があるんですか?」
 すると・・・漁師は眼を見張って聞き返した。
 「へっ?あの島に行くんですかい?そりゃあ、その・・・何と言うか・・・行ってみれ
ばわかりますけど、男の私には答えられませんよ〜。」
 そう言うと、漁師は何やら顔を真っ赤にして去って行った。
 (しかも、股間を押さえながら前屈みで歩いているのが気になる。)
 漁師の後姿を見ながら、頭をポリポリ掻いている天鳳姫。
 「ふーん、別に悪いトコじゃなさそうアルね。ランラン、とりあえず船を漕いで欲しい
のコトよ。」
 「了解ですズラ。」
 興味津々の魔戦姫達を乗せた船が村を出発した。
 穏やかな水面を滑るように船は進む。昨日の怪物達が出現する様子もなく、船は小島へ
と辿り着いた。
 周囲1km程のその小島は、乙女の島と呼ぶに相応しい、なだらかな半円形の島であっ
た。
 形の良い乳房を連想させる島の中には背の低い木々が生い茂り、その森自体が乙女の貞
操を守るが如く、外からの視界を全てシャットアウトしていた。
 そして周りは広大な湖・・・島に入った村の乙女達は、男のイヤらしい視線など気にせ
ずに自由に振舞えると言う訳であった。
 しかし、単に女達が集う社交場などでもない。この島の秘密を、魔戦姫達は(身体で)
直接知る事となるのだ。
 島に入った水着姿の魔戦姫達は、森から流れ出る甘い芳香に酔いしれた。
 「うわあ・・・良い匂い・・・」
 その香りは、最高級の香水の香りをも消し去ってしまう程の芳香を放っている。
 目を輝かせて森の木々を見ると、枝のあちこちに白くて可愛い花が咲き乱れており、そ
こから甘い香りが漂ってくるのがわかる。
 芳醇な香りには、どこか心安らぐと言うより、胸の高まりを刺激する、甘く危険な魅力
がこもっていた・・・
 ミスティーアは、心臓が妙にドキドキするのを覚えて胸に手を当てる。
 「なんなのこれ・・・なんか気持ちが変になるわ・・・」
 その気持ちは・・・初恋の胸のトキメキにも似ている。
 落ちつかない顔で仲間の顔を見ると、なんと皆同じ様にソワソワした様子で顔を赤らめ
ている。
 「・・・みなさんもですか・・・?」
 ミスティーアの問いに、全員頷く。
 どうもこの島は怪しい・・・そう思ったリンリン、ランラン、そしてエルとアルが島を
見回る事を決めた。
 「森の中を調べてきます。何かおかしいですよ、ここ。」
 そう言うと、リンリンを先頭にして4人は森の中に入っていった。
 それから10数分・・・4人は戻ってこない・・・
 心配したレシフェが、リンリン達の進んで行った方向に目を向ける。
 「まだ戻ってこないの?小さな島なんだから調べるなんてすぐじゃないの・・・」
 不審に思ったレシフェは、咲き乱れる白い花を見つめて呟く。
 「ひょっとして・・・胸がドキドキするのは、この花の匂いが原因じゃないかしら。」
 レシフェの言葉に、アルカは花を一輪手折って嗅いでみる。
 アルカの胸に内蔵されている人工心臓には、敵の弱点などを探るアナライズ能力がある。
それを使って花を調べた。
 「・・・毒とかは無いのですが・・・どうも花の匂いは気持ちを高揚させる作用がある
みたいですね。早く言えば、び、びや・・・びやく・・・」
 不意にアルカの声が途切れ、彼女はよろめいた。
 驚いたレシフェがアルカを支える。
 「あ、アルカッ!?しっかりしてっ。」
 声をかけるが返事をしない。真っ青になったレシフェが振り返った。そこには・・・
 「フンフン・・・レシフェさん、どーしたアルよ?」
 天鳳姫が花を嗅いでいるではないかっ。
 「て、天鳳姫っ、この花の匂いを嗅いじゃダメッ!!」
 叫ぶが、すでに遅かった・・・
 「ふ、ふにゃあ〜。」
 目を回しながら天鳳姫は引っくり返る。
 「だからダメだって言ったじゃないの・・・あっ。」
 そしてレシフェはハッとした。リンリン達が戻ってこないのは、花の匂いを嗅いだから
ではないか・・・
 血相を変えたレシフェが叫ぶ。
 「ミスティーアッ、スノウホワイトッ。リンリン達を探してきてっ、大至急っ!!」
 その言葉にミスティーアとスノウホワイトが素早く反応する。
 「わかりましたわっ。」
 走り出した2人を見送ったレシフェが、倒れているアルカと天鳳姫を抱き起こす。
 「ほらっ、2人ともしっかりしなさいっ。」
 2人の頬を軽く叩いて起こそうとするが、返事が無い。
 この花は毒の花・・・?レシフェの脳裏に危険な疑惑が走り抜ける。
 でもアルカは毒は無いと言った筈だし、村の娘が危険な場所へ自分達を行かせるような
マネはするまい。
 では一体、この花の正体は?
 レシフェがうろたえていると・・・
 「う、う〜ん・・・レシフェひゃ〜ん・・・」
 目を回しながら天鳳姫が起き上がった。
 「よかった、無事なのね。大丈夫・・・えっ?」
 レシフェは声を詰まらせた。天鳳姫がイキナリ抱き付いて来たのだ。
 しかも、ハアハアと息を荒立ててレシフェの身体をギュウ〜と絞めて来る。
 「ちょっと・・・何をするの・・・は、離しなさいっ。」
 振り解こうとするが、どうした訳か、レシフェの力でも天鳳姫を振り解けない・・・
 そして、天鳳姫が潤んだ瞳でレシフェを見つめた。
 「ああん〜、レシフェさ〜ん・・・アナタ綺麗のコトよ〜、抱き締めたくなるネ〜。」
 様子がおかしい。これも花の匂いのせいか?そう思った途端、レシフェは地面に押し倒
された。
 「きゃあっ!?何をするのっ!!」
 「チュウしてあげるのコトよ〜、んん〜。」
 目を閉じて口を近づける天鳳姫。うろたえるレシフェは、天鳳姫のキス責めに晒される。
 「や、や、やめて〜っ!!私にそんな趣味はないのよ・・・あ、アルカッ、助けて〜っ!
!」
 アルカに助けを求めるが・・・ところが、ところが。
 「ひめさま・・・私・・・なンかヘンな気分なんです・・・」
 アルカまで興奮した表情で迫ってきたではないかっ!!
 「ち、ちょっと・・・まさか、あなたまで・・・」
 「ひめさま〜、愛してますわ〜っ。」
 そう言うや否や、レシフェの後ろから抱きついた。イキナリの事にレシフェはパニック
状態だ。
 「2人ともやめなさいってっ、こらーっ!!」
 「にゃはは〜、スッポンポンにするのコトよ〜。」
 悲鳴を上げるレシフェが天鳳姫とアルカによって丸裸にされた。ブラジリアン・カット
のボトムとマリーン・ブルーのトライアングル・ブラが宙に舞う。
 昨日レシフェが天鳳姫を丸裸にしたのとは逆の展開が繰り広げられ、レシフェは天鳳姫
に乳首や秘部を弄られた。
 「レシフェさん感度がいいアルね〜、スッゴク濡れてるのコトよ。」
 「ば、バカ〜ッ。そんな恥かしい・・・いや〜。」
 「恥かしくありませんわよ姫さま〜、私も弄ってさしあげますわ。」
 「よくもこの〜、そっちこそ覚悟なさいっ!!」
 そう言うや否や、逆切れしたレシフェは、白い花を何本も毟り取って思いっきり芳香を
吸い込んだっ。
 そして、表情が豹変する・・・
 「あいや〜、レシフェさん・・・眼がすわってるのコトよ〜。」
 「あの〜、姫様・・・落ちついて〜。」
 うろたえる天鳳姫とアルカに、レシフェが迫るっ!!
 「・・・今度は・・・私が責める番ですわよーっ!!なによこんな巨乳っ、もみくちゃ
にしてあげるわ〜っ。」
 「あーれーっ、そんなに揉んだら気持ち良過ぎのコトね〜っ!?」
 激しく巨乳を揉まれ、ドタバタ悶える天鳳姫。それを見て、逃げ出そうとするアルカ。
 「あはは・・・私はリンリンさんを探してきまーす。」
 でも、そんなアルカを見逃すレシフェではなかった。
 「ちょっと・・・逃げようったって、そうはいかないわよっ。」
 「きゃ〜っ!?勘弁してくださーい。」
 全裸の3人は、興奮状態のまま魅惑の香りに包まれて行くのだった・・・
 
 同じ頃、リンリン達を探しに向かっていたミスティーアとスノウホワイトは、島の中で
道に迷っていた。
 小さな島の中なのに、何故か方向感覚が狂って迷ってしまう。これは明らかに異常な事
態だった。
 足元をフラフラさせながらスノウホワイトの後ろを歩くミスティーアが、息を詰まらせ
ながら口を開いた。
 「はあはあ・・・待ってください・・・歩くのが早すぎますよ〜。」
 山道に慣れているスノウホワイトに付いて行くのがやっとな上に、先程からの異様な感
覚に苛まれてミスティーアは歩くのが困難になっている。
 すると、無言で歩いていたスノウホワイトが突然立ち止まった。
 「・・・ミスティーアさん・・・あれを見てください。」
 「エルとアルが見つかったのですか?あっ。」
 慌てて駆け寄ったミスティーアがスノウホワイトの指差す方向を見て驚いた。
 そこは島のほぼ中央、小高い丘の頂上であった。そこだけ木が生えておらず、地面には
半径10mほどの広さで石畳が敷き詰められている。
 そして・・・その真ん中に、全裸の美女が1人立っていた・・・
 雅に輝く裸身を惜しげも無くさらし、絶世の美貌に浮かぶ優しい笑顔でミスティーア達
を迎える。
 「あ、あなたは誰ですか・・・?」
 ミスティーアは思わず美女に尋ねた。しかし彼女は何も語らない。いや・・・微動にす
らしない。
 彼女の正体を知るには時間が必要だった。それ程に全裸の美女は、いや、美女の像は美
しかった・・・
 「あれは・・・大理石で出来た石像ですわよ・・・」
 スノウホワイトが唖然とした顔で口を開く。
 2人が石像だと気が付くのに時間がかかった美女の裸像は、芸術の粋を尽して造られた
のであろう。魔界でも超一級の美術品であった。
 しかし解せないのは、なぜこんな場所に美しい石像があるのか?だった。
 その傍へ、吸い寄せられる様に歩み寄るミスティーア達。
 「この像は・・・」
 呟きながら石像の裸身に触れた。その時・・・
 (・・・ようこそ、乙女の聖地へ・・・)
 ミスティーア達の頭の中に、可憐にして清楚な声が響き渡ったのだっ。
 「!!・・・今のは・・・」
 驚く2人。まるで金縛りにあったように身体が動かなくなった。
 そんな2人に・・・さらに声が響いて来る。2人に語り掛ける存在。それこそ、この美
女像であった。
 どうやら、この像には何者かの魂魄が封じ込まれている様子だ。その魂魄がミスティー
ア達に語り掛けてくる。
 (・・・私はサッキュバスの女王にして、乙女の守護者・・・そして、この聖地を守る
者・・・)
 その言葉は2人に強い衝撃をもたらした。
 サッキュバス・・・それは魔界の淫魔。淫靡なる魔術で人々を淫らな世界に誘う魔女・・
・
 だが、目の前に立つ美女像には淫靡な印象など全く無い。
 ミスティーアは尋ねた、美しき淫魔の像に。
 「サッキュバスの女王?乙女の守護者?どう言うことですの・・・?」
 驚きは疑問を伴って大きくなって行く。その問いに石像は答えた。
 (・・・乙女の純潔を守り、純粋なる性の悦びを人々にもたらすのが我等サッキュバス
の使命・・・そして私は、この美しき湖こそ乙女の聖地に相応しいと判断し、我が魂魄を
石像に封じて湖を守ってきましたのよ・・・)
 その答えを、ただ無言で聞いているミスティーアとスノウホワイト。
 2人はサッキュバスの女王の話など聞いた事もない。
 信じられないと言った顔の2人に、サッキュバスの美女像は更に語り掛けてくる。
 (・・・昨日あなた達は、恐ろしい襲撃者から、この平和な湖を守ってくださいました
ね・・・心より感謝致します・・・お礼に、あなた達を甘美なる世界に誘ってさし上げま
すわ・・・)
 美女像がそう言うと、ミスティーア達の周囲に白い花びらがサラサラと音を立てて集ま
って来た。
 「こ、この花はっ。」
 先程アルカと天鳳姫が気を失った香りに包まれ、ミスティーアは驚愕する。
 でも、サッキュバスの美女像は静かに告げた。
 (・・・それはサッキュバスが使う媚薬の花です・・・安心なさい・・・害はありませ
んわよ・・・)
 花の香りは、美女像の甘い言葉と共に、ミスティーアとスノウホワイトの心に染み込ん
でくる。
 (・・・うふふ・・・さあ、身も心も・・・全て曝け出して愛し合うのですよ・・・心
と身体の命ずるがままに・・・)
 純朴な乙女が愛しの彼氏に抱かれる時のような、甘く高揚する胸のトキメキが全身を駆
け巡る。
 「あ・・・ど、ドキドキする・・・なんで・・・ああん・・・」
 顔を赤らめるミスティーアに、スノウホワイトが歩み寄って来た。
 「・・・み、ミスティーアさん・・・」
 呟くスノウホワイトの瞳が潤んでいる。どこか興奮気味に身体を震わせている・・・
 媚薬の芳香あふれる花の香りが、スノウホワイトの身体を興奮状態に導いているのだ。
 「・・・も、もうだめ・・・ミスティーアさん・・・わ、わたし・・・」
 そう言うなり、ミスティーアに抱きつくスノウホワイト。
 「あ・・・待って、何を・・・んんっ、んむっ。」
 ミスティーアの口にスノウホワイトの唇が重なる。
 突然の事にうろたえるミスティーア。しかし花の芳香は彼女の理性を麻痺させ、魅惑の
世界へと引き込んで行く
 魅惑なるサッキュバスの花こそは・・・乙女を性に目覚めさせる媚薬なのだった。
 常用性のある媚薬とは違い、害は一切無い。
 汚れない姿のまま、性の悦びを体験できるのだ。それは・・・女同士での性の営みに他
ならない。
 スノウホワイトに迫られて、ミスティーアは戸惑った。
 「え、あの・・・その・・・スノウホワイトさんと、こんなコトをするなんて・・・」
 魔戦姫の性におけるレッスンでは、レズビアンも経験している。でも魔戦姫の仲間とレ
ズビアンを行なった事はないのだ。
 でもスノウホワイトは、何のためらいも無くミスティーアの裸体を抱き締める。
 「恥かしがらないでいいですわ・・・さあ、力を抜いて・・・」
 ミスティーアの水着を脱がせたスノウホワイトは、優しく、そして慈しむ様に肌を愛撫
する。
 「・・・ミスティーアさん・・・綺麗な肌ですわ・・・絹のように艶やかで・・・」
 スノウホワイトの白い指が、お碗を伏せたような形の良い乳房を弄る。
 そして、脇腹やおへその周囲に指を這わせた。
 「あ、あう・・・あっ。」
 小さな声で喘ぐミスティーアに、スノウホワイトは穏やかに語り掛ける。
 「声を上げていいんですよ・・・ほら、こんなに感じてるじゃないですか・・・」
 性感帯を撫でられるたび、ミスティーアの身体が軽く痙攣する。
 「まあ、可愛い乳首ですわ・・・吸ってあげますね・・・」
 柔らかい唇が、デリケートな乳首をそっと包み込む。そして、舌が先端を刺激した。
 「あふっ・・・ああダメ・・・いや・・・スノ・・・ホワイトさん・・・もっと・・・
いや・・・イジメて・・・」
 イヤイヤをする仕草をしながら、甘美なる悦びに身を委ねるミスティーア。
 スノウホワイトのテクニックは、まるで壊れ物を扱うかのように丁寧で、そして・・・
母親が愛しい子供を抱くかのように優しい。
 彼女の持つ癒しの力が、優しきセックステクニックとなってミスティーアの身体を安ら
ぎへと導いて行く。
 「ああ〜、こんな・・・ハルメイルさまにも・・・してあげて・・・してもらったので
すか・・・ああう・・・」
 喘ぎながら尋ねるミスティーアに、スノウホワイトはニッコリと答える。
 「・・・そうですわよ・・・ハルメイル様はとっても悦んでおられましたわ・・・そし
て・・・ハルメイル様は私を優しく愛撫してくださいましたわ・・・とても御上手に・・・
」
 「ああっ・・・最高ですわ・・・私も・・・わたしも・・・」
 悦ぶミスティーアは、スノウホワイトの水着を脱がし、純白に輝く乳房を求めた。
 「・・・私にも・・・吸わせて・・・キレイなオッパイ・・・」
 まるで赤子の様に、スノウホワイトの乳首にむしゃぶりつく。乳首から溢れる汚れない
母乳を、ミスティーアは無心になって飲み続ける・・・
 「美味しい・・・スノウホワイトさんのミルク・・・」
 「はう・・・もっと飲んでいいですわ・・・あ、あん・・・」
 甘美なる声をあげ、悶えあっていた2人は、手を相手の太ももに伸ばす。
 そして・・・露になった互いの秘部を愛撫し始める・・・
 「あ、そこ・・・もっと・・・もっと弄って・・・」
 「純白ですわ・・・スノウホワイトさんのアソコ・・・とってもキレイ・・・」
 2人の身体が艶かしく、そして甘美に揺れる。溢れる想いが同調し、2人は1つの身体
になっていく。
 「み、ミスティーアさん・・・」
 「す、スノウホワイトさん・・・」
 互いの名前を呼びあう声が1つになり、やがて・・・激しい波が2人を頂点へと導いて
行く・・・
 「「ああっ、イク・・・あ、ああーっ!!」」
 一体化した2人の感情が、絶頂に達した。そして、静かに波は引いていく・・・
 「・・・はあ、はあ・・・あああ・・・」
 唇を重ね、絶頂の余韻を味わいながら、2人は互いの身体を抱きしめ合った・・・
 
 そして2時間後、眠っていたミスティーアとスノウホワイトは、涼しい風に裸体を撫で
られて目を覚ました。
 「ん・・・ちょっと涼しいですわね・・・クシュンッ。」
 くしゃみをするミスティーアは、改めてサッキュバスの美女像を見つめた。
 愛し合う2人を静かに見つめていたのであろう、サッキュバスは優しく微笑んでいる。
 「サッキュバスの女王・・・あなたは村の女の子をここに導いて愛を教えていたのです
ね・・・」
 石畳にペタンと座っているミスティーアに、美女像の声が響いてくる。
 (・・・そうですの、この村の子達はみんな良い子・・・可愛くって、純真で汚れなく
って・・・ウフフ、あなた達も・・・)
 イジワルそうな口調を聞いたミスティーアは、突然ハッとしてスノウホワイトに向き直
る。
 「あなた達・・・そうですわっ、エルとアルを探さないとっ。」
 「・・・心配ないですよ、ほら・・・」
 「えっ?」
 慌てるミスティーアだったが、クスクス笑っているスノウホワイトが指差す方向を見て、
安堵と呆れの混じった顔で溜息をついた。
 そこには、素っ裸でモジモジしているエルとアル、リンリンとランランの姿があった。
 恥かしそうにしている4人は何も言わないが・・・何があったのか、何をしていたのか
一目瞭然だ。
 「・・・もしかして、あなた達も?」
 尋ねられ、ウンウンと頷く4人。
 「・・・姫様〜、リンリンさんとランランさん・・・すっごく上手だったですわ〜。」
 「・・・感じすぎて大変だったですの〜。腰が抜けましたの〜。」
 「なによ、あなたたち。私を2回もイカせたくせに〜。」
 「2人掛りで責めるなんてズルイなのズラ〜。」
 どーやら・・・かなりの大乱交であったと推測される。(笑)
 スノウホワイトが嬉しそうに呟いた。
 「・・・ウフフ、私達も愛しあいましたのよ、こんな風に・・・」
 顔を赤らめるスノウホワイトが、ミスティーアの後ろから乳房を軽く揉んだ。
 「イヤァンッ、ダメですってばっ。」
 思わず喘ぎ声を上げ、それこそ顔から火を噴き出さんばかりに恥かしがるミスティーア。
 皆の笑い声が島に響き渡る。その声は、下で伸びている全裸の天鳳姫やレシフェの耳に
も入った。
 「ふにゃ〜、あの声はミスティーアひゃんのコトね〜?」
 「そーみたいね・・・もう疲れた〜。」
 延々乱交をした3人は、すっかりお疲れモードだ。責め疲れたレシフェは、アルカに膝
枕してもらっている。
 怒ったような、恥かしがっているような顔に笑みを浮べ、アルカを見つめているレシフ
ェ。
 「もう、アルカったら・・・ゆるさないわよ、最高に気持ち良かったんだから・・・」
 「ひめさま・・・私の大好きな姫様・・・愛してますわ・・・」
 そう呟きながら、レシフェの頭を撫でているアルカの顔には、妹を慈しむ姉の顔が浮か
んでいる。
 同性と言う常識を超えた主従関係がここにはあった・・・




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