魔戦姫伝説異聞〜白兎之章〜


 白い少女 第13話 
Simon


「この髪も――」

ダークブロンドの――少し癖のある肩までのショートヘアが、心地よく指に絡む

「この首も――」

指を滑らせると、ビスクドールめいた白磁の肌に確かに命が通っているのがわか
る

「この腕も――」

持ち上げて顔を寄せると、仄かに甘い香りがした

「この手も――この指も――」

軽く手の甲に向けて反らしてやると――今すぐ、ぐしゃぐしゃにへし折ってやり
たくなる

「この太腿も――」

絶妙な柔らかさと張り――いつまでも撫でさすっていたい

「このふくらはぎも――」

撫でながら持ち上げると、薄蒼の寝着の裾が太腿をすべり、視線が吸い寄せられ
る

「この土踏まずも――」

敏感なのだろう――軽く擽るとぴくぴくと震える

「足の指も――」

爪先までしなやかに伸びて――このまましゃぶりついてしまいたくなる

「この胸も――」

寝着の上から掬い上げるようにしてゆるゆると揉みあげる――信じられないよう
な柔らかさに、思わず手が震えた

「この腹も――」

寝着を捲り上げて、掌で白い肌を撫でさする――軽く押さえたときに、ふうっと
ユウナが吐息をこぼした

「この臍も――」

小指でぐりぐりと抉るようになぶる――ユウナの肩が小刻みに震え――それでも
少女は逃げようとはしなかった

「この唇も――」

唇をなぞる自分の指が、ユウナの吐息に包まれる――そのまま指が唇を割り――

「この歯も――」

真珠を磨き上げたような白い輝きが眼に焼きつく――指先がコツコツと少女の前
歯をノックすると、少女は躊躇わずにその口をあけた

「この舌も――」

太い芋虫のような2本の指が、鮮やかな桃色の肉を挟む――透き通るような雫が、
ラムズの指を蕩けさせ――こくっ――小さく喉がなり、少女の中へと流れ込んだ

「この――腰も」

ラムズはユウナの腰に手をかけると、強引に引き上げて四つんばいにさせ、尻を
こちらに向けさせた
寝着と同じ薄蒼の下着が鮮烈に眼を焼き、誰もが息を呑んだ

「この尻も――」

両の手のひらで揉むように撫で回し、ふーっと息を吹きかける――白い肌が、羞
恥に薄桃に染まっていった

「このま○こも――」

下着越しに指で下からなで上げると、ユウナの肩がガクッと下がった――肘をつ
き、震えながら、ユウナはそれでも脚をほんの少し開いて、ラムズの指を受け入
れようとする
蟻の門渡りを擽ってやると、寝着のまくれあがった背中までが朱に染まった

「このケツの穴も!――」

僅かに上にずれた指が、薄地の影の密やかな窄まりを、容赦なく抉った
きつい締め付けを抉じ開けるように、グリグリと――ユウナは声にならない悲鳴
を上げて仰け反った

「この中の糞も!――みんな俺たちのもんだ!」

ズクッ ズクッ ズクッ――容赦のない責めに、ユウナの上半身は激しくのたう
ち――
それでも震える尻はラムズの前から逃げない

ラムズが指を抜くと、少女は糸の切れた人形のように崩れ落ち、ゼイゼイと荒い
息をついた

そして――



ヨロヨロと――再び尻を突き上げた



――――ゴクリ…


誰もが魅入られたように、ピクリとも動けなかった
分かるのだ――少女がどれほどの羞恥に身を焦がしているのか
ペニスが熱い――熱くて――もっと熱く!
――焼けた鋼の牙――生贄に突き刺さる、ケダモノの牙

「――言って…みろ…」

震える喉から搾り出した

「ユウナ――お前は…誰のものだ」

「私は――あなたがたのものです」

――髪も
――首も
――腕も
――手も
――指も
――太腿も
――ふくらはぎも
――土踏まずも
――足の指も
――胸も
――お腹も
――お臍も
――唇も
――歯も
――舌も
――腰も
――お尻も
――おま○こも
――お尻の穴も
――穴の中のうんこも――



「――すべて、あなたがたのものです」



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