荒ぶる欲望の果てに

第二話: 神光寺雅
「おい・・相棒・・・あいつら女じゃねえか?・いや女だ」
鼠が妙なことを言う 。俺も木陰から覗く。
「兵隊のくせに妙に華奢なやつらだなと思ったが・・・確かに・・・いや・・そうだ間違いない・・」
二人の兵士が社の門の前に立っている、スカートははいていないが。確かに女のようだ。なぜだ?
「・・・そうかキャテイはここが男子禁制だと言ったな。・・・兵隊も女だというわけだ」もとよりこんな山の中だ。知る人もいない。王室には女の兵士がいる国があると聞いたことがある。だが、いかに女と言っても、剣を持っている。俺たちに武器はない。
油断すればぶっすりだ。
「女だと分れば・・・なんだ?あいつらの剣がこわいのか?・・まあみてな」
鼠はそういうと、ぼろ布をかぶって。どうどうとお社への門へと向った。
「どうするつもりなんだ?・・まあ・・お手並み拝見といくか」
鼠に気づいた兵士が近寄ってきた。
「おい!どこへいく!ここはお前のような者の来るところではない!帰れ!」
駆け寄ってきた兵士が怒鳴りつける。確かに女の声だ。
「なにをしてる!早く帰らないと!」
兵士が剣を抜いた。まずいぞ・・・。
だが・・・鼠の反撃がはじまった。
「いやあいいね・・生きのいいねえちゃんたちだ・・・おいらも興奮するぜ」
「なに!」
鼠は被っていたぼろ布を一挙に脱ぎ去った。
「きゃあ!」
兵士達が悲鳴を上げた。ぼろ布の下は、なにもつけていない。やせ細った身体は身体中に斑点があって浅黒い。だが股間には思ったより巨大な一物がそびえ立っていた。
「いや・・あ・・・」
兵士も女、思わず目を背ける。
その間に、ひとりにぼろ布をかぶせる。あまりの臭さに。一人は気を失う。
動けないもう一人に近寄って、ふっと息を吹きかける。
その匂いは強烈で、もう一人も気を失った。
「ひっひひぃ!あっけないなぁ・・」
俺は木陰で見ていてあきれた、キャテイが嫌がるはずだ。もっとも思った以上にたいした戦力になりそうだ。
「おい誰か来るといけない、縛って木陰に転がしておくんだ」
俺は、兵士の身体を探って、縄と剣を奪った。女らしくハンケチもあったからそれで猿ぐつわをかける。素早く縛って、一人を木陰につれこんだ。
「おい縛るだけか?なかなかいい玉なんだが・・」
鼠は後ろ手に縛ったあと・・兵士のはいている白いタイツを脱がしている。
「おいおい!・・・たまらねえなすべすべだぜ!」
「ばかやろう!目を覚ましちまうだろ!目的は中だぞ」
鼠は俺の言葉など聞いていない。女の足を開くと、早速いたそうとしている。
「中は中だ・・・楽しもうぜ相棒!」
俺は周りを見回した、俺たちに気づいている者はいない。こんな山の中だ、お社の中からは物音一つしない。
「しょうがないな・・・」
事が早くすんだのは、鼠のおかげだ。ここはやつをたてておくか。
改めて縛った女を見る。
「こいつは・・・」
黒髪を後ろで縛っている。華奢な体型だが、かなりの美形だ。兵士といっても鎧をつけているわけでもない。青い制服を着て、男のように白いタイツを着ている。
こんな男装の女を見たのは初めてだ。俺は思いもかけず、倒錯の欲望に駆られた。
「こういうのははじめてだが・・・たまらねえ・・」
「うぐうう!」
「おい!この女処女だぜ!処女!いいところのお嬢様だったりしてな!ひゃはああ」
鼠は早くも入り込んだようだ。
「処女?・・・いいところのお嬢様?・・・・ひひひいっ」
俺は鼠の言葉に興奮した。女のタイツを脱がしてゆく。
華奢だがまるで白い陶器のようなつややかな肌。股間にはひっそりと若草が茂っていた。
俺は女の足を開いて、まだ閉じたままの花びらに、がちがちになって我慢汁が溢れた肉棒を突き立てていった。

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