荒ぶる欲望の果てに

第三話: 神光寺雅
「ぐうっつ・・・・」
無理矢理のつっこみに、女が目を覚ました。
俺はの我慢汁だけでは十分な潤滑油にはなりえていないようだ。
それにしても狭い、硬い、まさかこいつも。
「くっ・・・・くう」
目を覚ました女が表情をゆがめ俺の顔をにらみつける。
「いいね、その顔もまた。べっぴんさんだ。そそるね・・・」
美人だ、兵士にするなどもったいない。俺はヌルヌルになったペニスで女の入り口を幾度も幾度も擦りあげる。やがてさしも強固な扉も少しづつゆるみ、女の顔もほんのりと赤らみ始めた。もちろん俺をにらみつけたままだが。
「いいね・・・お前さんの意志とは逆にこっちの方は準備ができてきたって訳だ・・」
「うくう・・」
女はまた俺をにらみつけた。だがさっきとはちがい、明らかに動揺が見て取れる。
自分の反応に驚いているのだろう。俺は確信した。
「お前さんも処女って訳だ、よしよし、俺が最初の男になってやるぜ」
ぐいっ!俺が力を入れて女の中に入り込んだ。
「うぐっ・・くうううぅ・・・・」
女が小さく泣いた。俺のペニスは処女ならではの傷害を突き破ってずどんと入り込んだ。
「くう・・ううう」
俺はしばらく、破瓜の感触に浸っていた。が・・・・。
「たまらね・・・・」
あっという間に限界が訪れそうだ。女のすべすべとした肌の感触、そして美形の女戦士という思いがけないシュチュエーションに、俺の欲望は破裂しそうになっていた。
「くう・・ううう」
俺は、女の悲鳴になどお構いなく、処女の膣を犯してゆく。
「く・・おお・・いいぜ・・狭くて・・・ちっちゃいマンコだ・・・具合もいいぜ」
「うくう・・くうう・・・」
もう女の顔を見ている余裕はなかった。俺は迫り来る射精の欲望を抑えようと、しかし、この女にめいっぱい吐き出してやろうと、激しく腰を打ち込んだ。
「いいぞ・・いい・・いく・・おお・・・・」
「くう・・ううう・・・・」
俺の目の前が真っ白になった。思いもかけない激しい欲望の破裂だ。
やがて・・思いもかけない量の精液が吐き出されて、女の中に吹き出した。
「はあ・・はあ・・はあ」
女はもう悲鳴を上げていない。気を失ったのだろう。
やっと人心地ついた俺は、女から離れた。
・・・目的はこいつじゃない。

俺は女の戒めを確認して、木陰からでた。
「あいつはどうしたんだ?」
「ひひひひひぃ・・・・いやあ・・よかったぜ」
鼠も木陰からのこのこと出てきた。まだ裸のままだ。
「いやあ・・三発もしちまった・・ごぶさただったからな」
見たくもないが汚れた汚らしい身体だ。あちこちに斑点があってこんな男にされたらたまったもんじゃない。
「おいおい、まだこれからだぜ・・中にはもっといい女がいるんだ・・いまから張りきるのも・・まあいいか」
「なに?・・・・お前の言葉は嘘くさかったが。門番でこんないい女だとすれば・・なかは・・・ぐひひひひ・・・」
「いまの女達は仮にも兵士だ。体を鍛えている。中の女達はふっくらとしてたまらなく柔らかくてたまらないぜ・・」
「そうか・・・・だろうな・・いや・・お前に着いてきてよかったよ」
俺はまたセレナの柔らかい感触を思い出していた。
俺の目的はセレナ一人。あとは・・この鼠にくれてやってもいいか。またあのいまいましいメイドに、突かれてもたまらんからな。

俺は鼠に一応ぼろを着せる。そしてやっと目的のお社に入っていった。
思ったより役に立ちそうだ・・。

次のページへ MENUへ 前のページへ