魔戦姫伝説(アンジェラ・閃光の魔戦姫7)


  第21話 狂える暴君の咆哮
原作者えのきさん

 連れてこられた男の子は、手足を荒縄で縛り上げられ、顔の半分を覆うような猿轡をさ
れていた。
 その男の子を見たマリシアが驚愕する。
 「あうあ・・・まさ、か・・・まりえ・・・マリエルッ!?」
 顔はよく見えないが、髪型は幼いマリエル王子と一緒だ。その男の子目掛け、巨大なナ
タを振り下ろそうとする召使い。
 意識朦朧としながらも、マリシアは我が子を助けようとした。
 「やめてえええーっ!!マリエルをころさないでええっ!!」
 だがしかし、凶悪なグリードルに阻止されてしまう。
 「フフフ、ガキを殺されたくなきゃ、俺の言う事を聞きな。少しでも逆らったらマリエ
ルの首がチョン切れるぜ〜。」
 マリシアを足で踏みつけ、着ている服を脱ぎ捨てたグリードルは・・・自らのイチモツ
に蜜油を塗りつけ、さらに残った蜜油を飲み干したっ!!
 「ぐふっ、ぐぐぐ・・・うおおっ、ぬふぅおおおっ!!」
 蜜油の塗られたイチモツが鋼の如く硬直し、暴君は獣のように吠えた。
 「ぬううおおお〜っ!!燃えるぜええ〜、俺は今ギンギンに燃えてるぜええ〜っ!!」
 異常な興奮状態でトリップしたグリードルは、涎を垂らしながらマリシアに迫る。
 「ぐへへ〜、さあ俺のイチモツを舐めろ・・・アルタクスにやったよーになあ〜。」
 眼前に凶悪なイチモツを突き付けられ、マリシアは激しく首を振った。
 「いやっ、だれがそんなことするものですかあっ!!」
 「ほー、そうかい。ガキがどうなってもいいんだな?」
 召使いの手が、男の子の目に当てられている。逆らえば目を潰すぞとの脅しだった。
 「あ、ああ・・・そんな・・・」
 もはや抵抗はできない・・・
 マリシアは震える口でイチモツを咥え、そして舐めた・・・
 
 ――ちゅぷっ、ちゅぷちゅぷ・・・
 
 涙を流し、イチモツを舐めるマリシアに、グリードルは満足そうに笑った。
 「むっふうう〜。中々上手じゃねえかああ〜。毎晩アルタクスにこうしてたのかよお〜、
悔しすぎるぜえ〜。」
 グリードルの目が異常にギラギラ光っている。極度の興奮状態であるため、性欲も際立
っているのだ。
 「おうっ、たまんねえ・・・ぬほおっ、のぉおおうっ!!」
 
 ――ドビュッ、ドビュビュ・・・ 
 
 至高の快感に悶え、ビクビクと下半身を震わせて大量の精液をぶちまける。精液には蜜
油も混じっており、それを強制的に飲まされるマリシア。
 「うっぐ、ぐぐぐ・・・」
 「一滴も残すんじゃないぞおお〜。全部飲むんだああ〜。」
 おぞましい液体を喉に流し込まれ、白目を向いて転がるマリシア。
 しかしグリードルの責めは終わりではなかった。
 邪悪に怒張するイチモツの勢いは衰えず、さらに精気を漲らせてマリシアに襲いかかっ
た。
 「おらっ、イヌみたいに這いつくばれっ!!」
 四つん這いにさせられたマリシアは、屈辱の責めに晒される。
 「うう・・・もうゆるして・・・おねがい・・・」
 泣きながら懇願するマリシアだったが、その姿は暴君のサディズムを増加させる結果と
なった。
 「許して欲しいか?だったらこう言いな、お許しくださいグリードル様、私はあなたの
下僕ですってな。心からあなたを愛しますってよお〜。」
 この言葉に、マリシアは絶句した。身体を汚されるより遥かに辛いことである。
 でも選択の余地は無い・・・
 辛苦を堪え、マリシアは呟く・・・
 「お、おゆるしください・・・さま・・・わたしは・・・げぼくです・・・」
 「あ〜ン?聞こえねえなあ〜。はっきりと言えっ!!」
 グリードルの罵声が飛ぶ。身体を震わせ、マリシアは再度屈辱の言葉を呟く。
 「グリド・・・ルさま・・・のげぼく・・・です・・・」
 「うわははっ!!その言葉、俺は聞きたかったぜ〜っ!!」
 狂喜したグリードルが、反り立つイチモツをマリシアに突き刺した。



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