魔戦姫伝説異聞〜白兎之章〜


第2話 琥珀の風 part8
Simon


――ギシッ――ギ……ギ――

部屋の中央に吊るされたオブジェが揺れる

「――うぅ……ぁ……」

しなやかな身体を複雑に折りたたまれ、絡みつく縄に『女』を搾り出され――
丁度胡坐をかいたような形で、仰向けに吊られている――背徳の美女

解放され、ぐったりと仰のけた顔――その口の周りをべっとりと白いもので汚し
――股間をジクジクと白い淫液で滑光らせている

「さぁ――次は誰だ? 姫はまだまだ物足りないと仰せだぞ」

ファズの謡うような物言いに、男たちの間から追従するように野卑な哂いがこぼ
れる

「マドゥ、ローロ――お前たちはどうだ?」

「畏まりました、旦那様」

前後に分かれ、腰の高さを合わせると、限界まで高ぶった雄根をアリーシャの口
元に――おま○こに突きつける

立ち上るオスの臭気に、アリーシャが微かに喘ぐ――ちらりと覗く舌先が何かを
求めるようにそよぎ――

――ニ……チュ……

――あっ……は…ふぅ…

ほんの少し――ほとんど触れるというところで固定されたマドゥのペニスに、ア
リーシャの腰が震える
ローロは、アリーシャの細い顎に手をかけ、僅かに開いた口に、自分のペニスを
そっと含ませる

両足を踏ん張り、目配せをする二人――アリーシャの腰に手を掛けたマドゥが―
―

――ユ…サ…

――ヌ…プ…

ほんの数センチだけ、アリーシャを前儀に揺らした

「ん――ふぅっ――」

取り囲んだ男たちから見れば、ほとんど動いているとさえ言えないような――

――キシ――キィ――キ…キ――

――ヌプ――ヌチュ――ヌチュ――

慎重に――小刻みに――何かが張り詰める中で――

「――ん――んふっ――ン…ぁぁ…」

じれったそうに、アリーシャが腰を捩る――

――チュ――ニチュ――ヌプッ――ヌチュ――ニチュ――

「――んんっ!――ん…ん…んっ!――」

うっすらと――香気が立ち上る

太腿が――わき腹が――胸元が――ピクピクと――汗が光り――

マドゥが、機械のようにアリーシャを揺らす

「――んん!――ェロ…ぁむ――んふぅっ――」

次第に粗くなる鼻息が、ローロの会陰を擽る

「――マ、マドゥさん」

亀頭に、棹に、アリーシャの舌が絡みつく――もっと欲しいと吸いたてる

ローロは思わず引けそうになる腰に、アヌスを引き締めて堪える

マドゥがちらりとファズに目を向け――主が頷くのを見て――

――ギッ――――

――アリーシャの腰から手を離した――

「――ん……んん?――んぁらぁぁ!――」

アリーシャが、イモムシのように身を捩る
がんじがらめにされた体――どうしても欲しいものに手が届かない

許されている僅かな――舌で精一杯訴えるのに、マドゥもローロも腰を動かそう
としない

――だから――

「――んんんっ!!」

――――ユサッ
(――――グチュゥ)

「――んきゅふぅっ!?」

大きく背中を捻った――その動きがアリーシャを後ろに大きく揺らし――おま○
こをがマドゥのペニスを咥え込んだ

――アァァ! コレェッ

――――ズルル…

――ヤッ――抜ケチャウ!

アリーシャは無意識に、さっきの動きを再現した

――ユサッ
(――グジュッ)

――アハハ――モット!――

――――ギシッ――ギシッ!
(――――グジュ――ジュブッ!)

「ンクッ!――ンング――アブァ――」

――ジュボッ――グジュ――ジュブ――グブッ―グボッ―ジュブ!

「――アガッ――ンハッ――ンンッ――プハッ――ング…ァ!」

喉とおま○こを二本のペニスで交互に抉られ、喘ぎ声が千切れ飛ぶ
男たちの間で激しく前後する――浅ましいケダモノ

――ジュボ――グヂュブッ――ジュヂュ――グヂュ!

淫汁が滴り落ち、地面に大きな水溜りを残す
マドゥが苦しげに呻く――肉襞にむしゃぶりつかれ――扱きたてられて

――ンハァ!アブゥ!

獣のような嬌声に、男たちの嘲笑が絡みつく

「まだですよ姫――もっと壊れてしまいなさい!」

ファズの手の中に――――アレは――!

――ブシュッ!

アリーシャのおま○こが潮を吹いた

――アァァァ!――アレ!――壊レ…コワレチャウゥゥ!


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