魔戦姫伝説(スノウホワイト・白哀の魔戦姫)


  第5話  犯され、汚される白雪姫
ムーンライズ

 バーゼンブルグ襲撃を終えた青ひげ男爵達は、国境付近にある自分の別荘に向った。
 自分の屋敷まで距離があったので、ひとまず中継地点の別荘に身をよせる事にしたのだ。
 それに、手下達がシャーロッテ姫を嬲りたくてウズウズしている。その中でも特に、ア
ブドラは白雪姫を強姦する事に飢えていた。
 ようやく別荘に到着するなり、シャーロッテ姫は縛られたまま別荘に連れ込まれる。
 騒ぎ立てる手下達は、ヨロヨロと歩くシャーロッテ姫を無理やり部屋へと連行した。
 「おらおら〜、サッサと歩け〜。」
 「・・・うう・・・お爺さま・・・みんな・・・」
 泣きそうなシャーロッテ姫を、ドワーフ達が庇った。
 「姫さま・・・泣かないで、ボク達が守ってあげるから・・・」
 「ええ・・・ありがとう。」
 互いに寄り添っているシャーロッテ姫達。
 上着を脱いだアブドラは、黒く太った腹を叩きながらシャーロッテ姫に迫る。
 「ブヒヒヒ〜。これから嬲られる気分はどうだい、白雪姫さまよぉ〜。俺様のあだ名は
なぁ、ブラック・オークって言うんだ。そう、(黒いブタ男)よ〜。可愛い白雪姫が下賎
な黒ブタに犯されるンだ、これ以上に面白い事はねえだろう〜?」
 食欲と性欲の獣人オーク・・・まさにアブドラは凶悪なオークの化身と言えた。しかも
その黒い邪悪な容姿が、(ブラック・オーク)のあだ名に相応しかった。
 貪欲なケダモノの嘲笑に、シャーロッテ姫の足はカタカタと震える。
 「こ、こないで・・・」
 怯えるシャーロッテ姫を見たドワーフ達は、アブドラを睨んだ。
 「やいブタ男めっ、姫さまをイジメたら承知しないからなっ!!」
 「黒ブタなんか怖くないやっ、焼きブタになっちゃえっ。」
 「そーだ、そ−だっ、お前のキ○タマ蹴り飛ばしてやるぞっ。」
 「ぬぁんだと〜、このクソガキ・・・」
 そう言いかけた時、屋敷の奥から黒い三角頭巾を被った男達を引き連れ、青ひげが戻っ
て来た。
 「少年をイジメるなと言ったでしょう。忘れたのですか?」
 「あ、す、すんません男爵様。」
 慌てて謝るアブドラを怪訝な目で見た青ひげは、自慢のヒゲを撫でながら口を開く。
 「ではアブドラ君、私は女に興味はありませんからね、ドワーフ達は私がもらうとして、
シャーロッテ姫は君が好きにするといいでしょう。」
 「おお、そいつはありがてえっ、感謝しますぜ男爵様。」
 黒ブタのような下劣な顔を高揚させ、ゲラゲラ笑いながら歓喜する。
 高貴な存在を妬み、それを貶める事でアブドラは優越感を得ていた。
 もちろん、手下どもも一緒だ。雑兵である彼等は、姫君を嬲る事に飢えていた。汚し、
貪り、犯す・・・これが(姫君)への唯一の感情であった・・・
 「さあっ、こっちにこいっ。」
 「いやっ、さわらないでっ!!」
 アブドラに捕まったシャーロッテ姫は、強制的にドワーフ達と引き離される。
 そして泣き叫ぶドワーフ達は、黒頭巾の男達に捕まえられて連れ去られた。
 「わーんっ、ひめさま〜。」
 「ああっ、やめてーっ、その子達をイジメないでぇーっ!!」
 非情にも引き裂かれたシャーロッテ姫達を、薄気味悪い目で見つめる青ひげ男爵。
 「クックック・・・心配は無用ですよ。少年達は後でちゃんと返してあげますからね、
あなたは安心してアブドラ君に嬲られていなさい。それでは失礼。」
 ニヤリと笑い、青ひげ男爵は去って行った。
 そして1人残されたシャーロッテ姫・・・恐怖と不安に苛まれ、ケダモノの真っ只中に
取り残されてしまった・・・
 それでも彼女は、気丈にもドワーフ達を取り返そうとする。
 「・・・あの子達を返してっ。私が身代わりになってもいい・・・だから・・・お願い
です・・・」
 だが、アブドラはシャーロッテ姫の気持ちを逆手にとって脅してくる。
 「あのガキどもが心配か?返してほしけりゃ俺達の言う事を聞いてもらおーか。」
 「・・・わかりましたわ・・・言う事を聞きます。ですから、あの子達をイジメないで・
・・」
 逆らう事すらできない(か弱き)白雪姫・・・しかも相手は屈強なケダモノどもだ。あ
っという間に取り押さえられ、床に寝かされた。
 「さ〜あっ、これから可愛い白雪姫の陵辱ショーの始まりだ〜っ!!」
 欲望を露にし、ブラック・オークのアブドラは凶悪に吠えた・・・
 
 そして・・・青ひげ男爵に連れ去られたドワーフ達は、狂気の部屋に閉じ込められた。
 暗くジメジメしたその部屋には、窓が一切ない。閉鎖された絶望の場所で青ひげ男爵は、
ネコがネズミを嬲るが如く、陰湿な言葉で追い詰めていた。
 「ムフフ・・・これから君達は何をされるかわかるかね?この私にイジメられるンだよ
〜。どうやってイジメてやろうかな〜?クックック・・・」
 サディスティックに邪笑いを浮べる青ひげ・・・それでも、ドワーフ達は勇気を振り絞
って抵抗した。
 「だ、だ、だれがお前なんかにイジメられるもんかっ!!お、お、お前をやっつけて姫
さまを助けるんだっ!!」
 怖いのを必死で堪え、幼い気力で立ち向かおうとする。
 だが・・・邪悪な青ひげには、そんな抵抗など無にも等しい。いや、逆にサディスティ
ックな感情の食材にされてしまう。
 「ほう、なかなかがんばるじゃありませんか。それでこそイジメ甲斐があるというもの
です。」
 そして、青ひげの背後から黒頭巾の男が現れる。その手には・・・残忍な光を放つ、メ
スや植木バサミが・・・
 それを見たドワーフ達の恐怖が絶頂に達する・・・
 「ひいいっ!?や、やめて・・・」
 「さあ、指を切り落としてあげましょうか?目を抉ってあげましょうか?うひゃひゃひ
ゃ〜っ。」
 「たすけてーっ、ひめさまぁーっ!!」
 ドワーフ達の悲鳴も、おぞましい狂気によって掻き消されてしまった・・・
 
 ドワーフ達が狂気に晒される頃、シャーロッテ姫も激しい陵辱に翻弄されていた。
 無数の汚らわしい手が伸び、白雪姫を嬲る。そして、胸に光るティアラやネックレスを
毟り取った。
 しかも、街の人々から送られたプラチナの冠を奪い、祖父からのバースディープレゼン
トである純白のドレスまで破った。
 「やめてーっ、それはおじい様にもらった大切な・・・いやあーっ。」
 「ケッ、キレイなべべ着てすましやがって・・・気にいらねえっ。野郎どもっ、キレイ
な白雪姫を俺達の(汁)で汚してれっ!!」
 アブドラの声に、手下は狂喜してイチモツをしごき始めた。
 「うっへっへ〜、出るぞ出るぞ〜、おっほう〜っ!!」
 白く美しい白雪姫の全身に・・・ボロボロになった純白のドレスに・・汚れた(汁)が
撒き散らされた。
 「うああ・・・いや・・・あうっ!?・・・ああ、いや・・・」
 駄目押しとばかりに、アブドラの(汁)がシャーロッテ姫の可愛い顔に直撃した。すえ
臭い(汁)の臭いに、気を失いそうになるシャーロッテ姫・・・
 だが、辱めはこれからだった・・・
 ヒールの脱げた白い素足を見た手下の1人が、イヤらしい目付きで足の裏を舐め始める。
 「ンヒヒ〜ッ、かわゆいアンヨなのね〜ン。ナメナメするのね〜ン。」
 ナメクジのような舌がベロベロと這いずり回り、悲鳴をあげて悶えるシャーロッテ姫。
 「ひいっ・・・き、気持ち悪いっ。ああっ・・・」
 「ああ〜ん、気持ち悪いって言ったのねン?オレの舌がなんで気持ち悪いのねン?」
 「舌で舐めないで・・・気持ち悪い、ですわ・・・」
 か弱くおびえているシャーロッテ姫を見て、手下どもは目を光らせる。
 「俺達の舌は汚れてて気持ち悪いンだとよ〜。きれいなアンヨが汚れちまうってよお。」
 すると足を舐めていた手下が、薄汚れた木箱を抱えて現れる。
 「お〜い、みんな。白雪ちゃんのアンヨをこれに入れてやるのね〜ン。」
 「へへへ・・・こいつはいい、絶叫モンだぜえええ〜っ。」
 その木箱を覗いた手下達が、強制的にシャーロッテ姫の足を木箱に入れる。
 ・・・恐怖に怯えるシャーロッテ姫・・・
 「あ・・・な、なにを・・・ひっ!?ひいっ!!」
 モゾモゾ・・・ワサワサ・・・
 おぞましい感触が白い足を直撃する。
 なんと、木箱の中身は大量の害虫だった!!
 ナメクジ、ゴキブリ、イモムシ、ヤスデ、ゲジゲジ、ケムシ、ミミズ・・・
 およそ考えられる蟲が、箱の中で蠢いている。その中に足を突っ込まれたのだから堪ら
ないっ。
 「あわあっ、やっ、あひいっ!?やめてーっ!!」
 絹を裂くような悲鳴をあげるも、屈強な手下から逃れる事は適わず、おぞましい責め苦
に晒される。
 「おらおら〜、どうだ蟲責めの気分はよお〜っ。」
 そして、木箱の中から大きなドブネズミが数匹飛び出し、ドレスの中に潜りこんだ。
 「きぃやあああ〜っ!!ひい、ひいっ!?あああ〜っ!!」
 バタバタ暴れたドブネズミは、ドレスの胸元を引き裂いて飛び出してくる。小さくも狂
暴なドブネズミは、ギィッと嘲りの鳴声をあげてシャーロッテ姫の乳房に噛み付いた。
 「きぃあっ!!」
 強烈な痛みが走り、意識を失ってしまう。
 グッタリしたシャーロッテ姫に、蟲のごとく手下どもが群がる。
 「ケケケ・・・伸びちまったッスね、ヤリますかボス。」
 「おおっ、まずは俺様からよ〜。」
 ついに、狂暴な黒ブタ男が本性を露にする。その獣の欲望を股間に滾らせて・・・




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