ファルニア王国記〜禁淫の王家〜
『第6王女アリア〜起床編〜』

邪神王



 大陸中央部に広がるユグドラル大森林、そして美しき水晶湖に囲まれた国家がある。

 ファルニア王国……遙か過去の戦乱を経て生また、平和な小国。
 豊かな自然と美しい町並みを持つこの国は、代々民衆に慕われる賢王によって治められ
ているという。
 だが、後世の歴史書は、この国の王家については殆ど触れていない。

 果たして……ファルニア王家……そして国王の素顔とは……?






「ん……ふっ…あ……んん……」

 8代目ファルニア国王アレンは、押し殺すような甘い喘ぎ声で目を覚ました。

            ぎし……ぎしっ…… 

 体の上の温もりと重みに……少しずつ頭を覆っていた眠気が醒めていく。

         ぬちゅ   ちゅく…っ   ぬぷっ……

 そして、下半身に熱を感じながら…はっきりとした視界が飛び込んでくる。
 己の……王の寝室。
 柔らかい羽毛の寝台に、自分が仰向けになっているのがわかる。
 そして……己の上に馬乗りになっている者も。



 流れるような黄金の髪、清楚溢れるスラリとした顔立ち、端正ながら何処か愛らしさを
残す美貌、輝く大きな瞳、暖かみのある桜色の唇、気品溢れるドレスで覆われた華奢な体
は華奢だが柔らかく瑞々しい美しさが現れている。

 それは、紛れもなく『ファルニアの至宝』と呼ばれる可憐な王女。

「おはよう、アリア」
 アレク王は優しげに微笑むと、その手で愛しき娘の頬をそっと撫でた。
 すると、容姿に違わず鈴の音のような声が、桜色の唇から漏れた。
「おはようございます、お父様……お目覚めになられました?」
 少女…アリア姫も清らかな微笑みを浮かべ、赤く染まった頬を父親の手に擦りつける。
「アリアのお陰で、今日も気持ちよく起きられそうだ」
 アレク王は視線を下ろし……本来なら朝の怒張が見えるべき場所を覆う、王女用にと
設えられたフリル一杯のスカートへと映す。
「嬉しい……お父様も、今日もお元気そうで何よりです」
 アリア姫はスカートの前端を両手で摘むと、そっと顔の高さまで上げる。

 スカートの中では……毛ひとつ映えぬ清らかな王女の秘裂が、朝立ちで怒張した国王の
ペニスを根本まで飲み込んでいた。

「今日は私が『目覚まし』ですから、私の中でスッキリ目を覚まして下さいね…?」
 潤んだ目で、アリア姫がアレク王に……娘が父親に懇願する。
「アリアよ……朝一番の父の精を、今日は、お前の胎に存分に注いでやろう」
 娘に挿入したまま動かずにいる王のペニスが興奮を受けて膣内で膨張する。
 それを感じながら、アリア姫は父親の言葉に顔を輝かせた。
「あんっ……有り難うございます、お父様。 どうか怒張しきったオ○ンチンの苦しみを
アリアの中で癒して下さい……」

      ぢゅっ! ずじゅっ!  じゅじゅっ! ずちゅるっ!

 下の王に負担をかけないように、静かにアリア姫の腰が上下する。
 親子の性器が擦れ合い、王の肉棒に絡みつこうとするように、姫の柔肉は淫猥に蠢いた。
「お父様…オ○ンチン気持ちいいですか? アリアの膣内は、気持ちいいですか……?」
 まるで昼食の感想を聞くかのように、あどけなく父親に訪ねるアリア姫。
「もちろん気持ちいいとも……アリアは、私の自慢の娘だ…」
 アレク王はドレスの上から、姫の豊かな胸の膨らみを揉みしだいた。
 火照った顔がうっすらと汗ばみ、アリア姫は王に微笑みかける。
「嬉しい……ですぅ……あぁんっ!」
 ハラリとスカートの裾が落ち、白い布が父娘の淫猥な結合部を覆い隠す。
 柔らかな感触を押しつぶすように揉むたび、美しく清楚なドレスの中では父親の肉棒に
キュッキュッと娘の膣肉が絡みついていた。


 暫く寝室には、王と姫の息遣いと、卑猥な水音のみが響いていたが、まもなく……


「あ……あぁ……っ、お父様ごめんなさい……アリアは……アリアはもう……!」
 アリア姫の体がビクンビクンと痙攣して、王のペニスが不規則に締め付けられる。
 その締め付けに……ペニスから伝わる柔肉の感触に、王の亀頭の笠が開いた。
「いい子だねアリア…愛しき我が娘……今から、お前に父の愛をたっぷり注いでやる…」
 アレク王の手が、アリア姫の胸をドレスの上から思い切り握り潰す。
「はい、お父様……痛々しく張り詰めた朝立ちオ○ンチンをアリアで処理して下さい…!
どうか姫に…姫の子宮に……お父様の愛がこもったザーメンを吐き出して下さいっ…!」
 痛みと快楽の中で、アリア姫は腰を落とし己の胎内深くに王の肉棒を突き立てた。
 煌びやかなドレスと清らかな肢体の中に潜り込んだペニスの先端が、堅い物に当たる。
「くっ!」
 その瞬間に……アレク王は下腹部から込み上がった快感の渦を解放した。

      びゅうぅぅぅぅぅっ!  ずびゅるるるっ!  びゅくっびゅくっ!

 アリア姫の胎内で、王の張り詰めたペニスが痙攣し……娘の子宮に激しく射精する。
「あ…あぁ……お父様ぁ……」
 姫は、幸せそうな暖かい微笑みを浮かべて、愛しい父親を見つめていた。
 しかし赤く火照りながらも……その表情からは、気高さと清らかさが全く失われない。
「アリアよ…わかるか? 私がお前に愛を注ぎ続けていのが……」
 娘の震える手をそっと取りながら、アレク王は優しくアリア姫に語りかける。
「はい…。お父様のオ○ンチンが姫に精を注ぐたびに……アリアの胎内が、お父様の熱い
想いで満たされていきます……」
 父親の上に腰掛けながら小刻みに震える王女……ドレスに覆われたアリア姫は、とても
禁断の交わりを行っているようには見えない。
 しかし実際…いまだ続く王の射精を受け止めながら、姫は瞳を潤ませ父に応えていた。




 やがて射精も収まり、アリア姫の胎内で王のペニスが萎えていく。
「如何でしたか、お父様……?」
 それを感じながら、アリア姫は王の瞳をまっすぐ見つめて問い掛ける。
「とってもよかったよ、アリア……我が愛しい娘」
 アレク王は半身を起こし、優しく姫の頭を撫でる。
「嬉しい…アリアをこんなにも可愛がって下さるなんて……愛しています、お父様…」
 王と姫の唇が合わさった後、アリア姫は腰を上げ胎内から父の肉棒を抜き取った。

「失礼いたします」
 アリア姫がスカートの裾を持ち上げて立ち上がると、秘裂から滴る白い雫がアレク王に
零れないように、静観していた侍女達が布で受け止める。
 侍女達は王と王女の性器にこびり付いた汚れを丹念に拭った後、アレク王にファルニア
国王独特の装束を着せる。

 全ての身支度が整った後、アレク王とアリア姫は再び向かい合った。
「お早うございます、お父様♪ 気持ちよくお目覚めになられましたか?」
 アリア姫は、この国の王女が国王に対する礼法……スカートの左右の裾を摘んで大きく
持ち上げる……を行いながら、朝の挨拶を交わす。
「おはよう、アリア。お前のお陰で、とてもスッキリした気分だよ」
 アレク王は、姫のスカートの下に晒された、己の体液でうっすらと白く輝く秘裂を眺め
実の愛娘に笑顔を返した……。






 ファルニア王国王家には、他国にはない特別な掟がある。
 それは……王族には『結婚』制度はなく、代々国王と姫……つまり実の親子による近親
交配によって、子孫を残していくという掟。
 初代英雄王の血脈を伝えるため、100年以上もの間続けられたこの習慣によって……
王家の者は親子の間にのみしか欲情を覚えず、さらには子を成しにくい交配を助ける為か
生まれる子の殆どは女児。
 代々の国王は並はずれた性欲と絶倫の精力を持つが、それを他の衝動へ向けさせぬべく
王女達には常に持ち回りで王の性欲を処理する役目が課せられているのだ。

 しかし、姫達は誰もが愛する父親との性行為を否定しようとはしない。

 100年の間脈脈と受け継がれてきた禁断の『家族愛』の血故にであるうか……?




 これは、日々の営みが禁断に満たされたゆえに正史から抹消された、とある王家の淫猥
なる物語である……。


 
 


終わり


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