バラステア戦記

第二十六話

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「では・・・今日はこの位にしておきましょう」
リンスは、毎日リネによって皇帝の花嫁としての教訓の講義を受けさせられて
いた。そしてリネの話の間中、あの強力な媚薬を股間と乳首に塗りこまれたま
まじっと耐えなければならないのである。
リンスは、リネの前では媚薬など全く効かないそぶりを通してきた。・・・・
だが、それも限界を迎えようとしている。リンスの性感は日に日に敏感となっ
ていき、もはやあふれくる性欲を理性では抑えきれなくなってきているのであ
る。
「今日はこれから・・・・・陛下の女人を歓ばせるテクニックをお見せいたし
ます」
リンスはリネに連れられて、薄暗い部屋へ通された。
「ここは・・・・」
部屋の中には、腕が一本入るくらいの小さな穴のあいた壁がある。
「さあ姫様。その中から隣の部屋をご覧ください」
リンスが壁に近づく。隣の部屋からは淫らしい女の声が聞こえてくる。リンス
が壁の穴から隣をのぞくと・・・・・そこでは皇帝・カルノアとリンスの妹で
絶世の美女であるリリーが激しい交わりを展開していた。

「さあリリーよ、いつもの通り愛撫せよ」
頭にティアラのみをつけた全裸のリリーは、カルノアの足元にひざまづいて 
カルノアのモノを愛おしそうに舐め上げる。
「くっくっく・・・・リリーもうまくなってきたなあ・・・・・」
カルノアはそう言いながらリリーの乳首を指先で弄ぶ。
「ううううううんんんん・・・・・・」
リリーは見るからに男を求めていた。その聖なる秘部からは大量の愛液があふ
れ、太股を伝って床に垂れ落ちている。乳首も勃ってその性欲を表している。
(リリー・・・・・・・)
しばらくぶりに見た可憐で美しい妹は、もはやリンスの知っているリリーでは
ない。淫乱で、男を激しく求める一匹のメスが、そこにはいたのだった。
「よしよし、いい子だ。ではいつものようにくれてやるとしよう」
カルノアはリリーを押し倒すと、大きく足を開かせる。激しく充血したリリー
の秘部が、リンスの位置からも丸見えになる。
「もうこんなになっているぞ」
カルノアがリリーの中に指を差し込む。どろっ、と愛液があふれるように流れ
落ちてくる。「ああああああ・・・・・いいいいいいいいい」
リリーは恍惚の表情である。もはや理性はかけらも残っていまい。
「あああ、陛下・・・・早く・・・・早く!!」
リリーが腰を振っておねだりをする。白く美しい肌に、美しいブロンドの長い
髪が汗で張り付いている。
「よしよし」
カルノアの長く太い剛直がリリーの股間を突き刺す。
(くちゅう)
リリーの秘部から愛液が噴出す。
「ああ・・・・陛下・・・・・・」
「ふんっふんっふんっふんっ・・・・・」
カルノアが逞しいストロークでリリーの体を何度も何度も貫いていく。
「あんっ・・・あんっ・・・・あんっ・・・あんっ・・・・」
リリーが歓喜の嬌声を上げる。
(くちゅう、ずぶっ、ぷしゅう、しゅぼう)
男と女の交わる淫乱な音が部屋に響く。
(リリー・・・・・)
リンスの体は小刻みに震えていた。そしてかつてない興奮に体全体が包まれて
いる。
「どうです?姫様・・・・・陛下のテクニックは?・・・・もう少ししたら、
姫様もあのようにして陛下に愛されるのですよ」
(ああああ・・・・・・)
リンスは自分に立ち上がる波のような性欲に、思わず座り込んでしまいそうに
なった。
だがリネの手前、それを必死にこらえている。
「あら・・・・姫様、ひょっとして興奮されているのですか?まさか実の妹が
犯されているのを見て、自分もしたくなりましたか?」
リネがリンスのドレスの裾から手を入れてくる。
「私はそんな・・・・・あっ」
リネがリンスの秘部を下着の上からさすると、そこは既にあふれんばかりの愛
液で下着は本来の機能を失っていた。
「あああ・・・・・許して・・・・」
リネがさらに攻め立てる。指先でリンスのクリトリスを激しく擦り付ける。
「いやああああ・・・・ああああああん」
リンスはあまりの恥辱についに涙を流す。
「ふん・・・・お高くとまってもあんたも所詮は女だということよ」
リネはリンスの下着を強引に下ろすと、リンスのクリトリスを直に攻め立てた。
滝のように噴出すリンスの愛液がリネの腕までしたたってくる。
「いやらしくイカせてあげるわ」
リンスの腰がぶるぶると小刻みに震える。あまりの性感に、リンスの理性が失
われていく。リネはもう片方の手でリンスの乳房を揉みしだく。
「あああああ・・・・だめええええええ・・・・はあああああん・・・・」
リンスは涙を流して許しを請うが、リネは許さなかった。
「さあ!イキなさい!実の妹が男に犯されているのを見ながら自分も快感を味
わうのよ!そして自分が淫乱な女だということを素直に認めなさい!」
リネはクリトリスを攻める指先の動きを最大に早くした。
「あああああああ!ひいいいいいい・・・・・あっ!!ああああああああああ
あ!!!」
リンスの体が大きく波を打つと、その場に倒れこんでしまう。間接が固まった
ままぎくん、ぎくんと白目を剥いて痙攣する。ぷしゅう、ぷしゅう、と音を立
てながら潮を吹いている。星の精霊のような美しい女が、快感に我を忘れて女
の極みに達した瞬間であった。
「いい気味だわ、この小娘が。一度イッたら癖になるのが女の体よ。陛下に犯
されて毎日イキまくるがいいわ!!」

壁の向こうではカルノアに犯されているリリーも激しい絶頂を迎えていた。ア
イルランガの美姉妹は、敵国バラステアで性の虜となってしまったのである。


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