バラステア戦記

第十五話

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あまりの快感にすぐに精を放ったリュウだったが、その剛直は衰える事無くまたすぐに腰
を動かし始めた。
「あああ・・・はあ・・はあ・・・はあ・・あう・・ああ・・いい・・・」
戦場であることも忘れ、リュウは美しいアリアの肉体をむさぼった。若さにまかせて激し
く腰を突く。そしてアリアの揺れる乳房をつかみながら、お互いの舌を求め合って長く濃
厚なキスをする。
「むうううう・・・はああああ・・・いいいいい・・・」
不意にアリアの体が激しく痙攣をはじめる。
「ああああああああああああ!!」
アリアは絶叫すると体をのけぞらせ、びくんびくんとのたうちまわる。戦いに明け暮れて
きた美しき女が初めて達した性の絶頂であった。
「将軍・・・!」
快感に酔いしれるアリアを見て、リュウの興奮も一気に高まる。そしてすぐに2度目の精
を再びアリアの中に放った。
「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
アリアは小刻みに痙攣しながら気絶してしまっている。リュウは今ここで何がおこったの
かを頭で整理できないままにリンスのことを思った。
(女と交わるのはこんなに気持ちのいいものなのか・・・・リンス姫の体もこのように美
しく淫らなのか・・・・?)
秘部からだらしなく愛液とリュウの精をたれながしたまま気絶しているアリアを、リュウ
はしばらく呆然と見つめていた。


そのころ、ある部隊がアイルランガ王宮を目指して進軍していた。バラステア軍の副将・
バラン率いる別働隊である。
「くっくっく・・・アイルランガもこれで終いよ」
今頃、王宮内では謀反が起こっていることであろう。クレファーの謀略によりアイルラン
ガ侵攻戦もあっさり終わろうとしている。武勇のみがとりえのバランはその見事な謀略に
舌をまかざるを得ない。
「ふふへへへ・・・王宮内の女達を好き放題乱暴してやるわ」
だがそのバランの前に別の部隊が現れた。
「止まれ!これ以上進むことは許さぬ」
レイラの率いるアイルランガ部隊である。バラステアの別働隊が王宮を攻撃することを読
んだアリアは、レイラの部隊に王宮近くで待機するように命令していた。
(やはり将軍の読んだ通りだった。ここは通さぬ)
「くふう・・・こんなところで待ち伏せしているとはなあ・・・しかしもう遅いわ!王宮
内では謀反が起こって、もう王はこの世におるまい!」
「何っ!?」
「さあ女、貴様はあのアリアの手下だな?カルム山道での屈辱は忘れんぞ!みな殺しにし
てくれるわ!!」
バラステア軍はレイラの部隊に突撃した。
(どういうことだ?)
謀反が起こったというバランの言葉にアイルランガ兵は動揺を隠せない。
「おらおらおらおらあ!!」
バランが暫馬刀を小枝のごとく振り回す。動揺するアイルランガ兵たちは次々に討たれて
いく。
「おのれっ!!」
レイラは強弓を引くと、バランにめがけて撃つ。
「こんなものが俺に通用すると思っているのか!」
バランは暫馬刀であっさりそれをふり払うと、レイラに向かって突進してくる。強力な暫
撃を繰り出すと、レイラは剣を抜いてそれをうける。
「くっ」
だがあまりの強力な一撃にレイラの体は背後に突き飛ばされて馬から落ちた。相手はあの
アリアさえ1人ではもてあました猛将・バランである。
「くくく・・・貴様ごときに止められるバラン・ギガではないわ!!」
バランは馬から下りると、レイラの上に跨り激しく首を締めあげた。
「ぐあああああああああっ・・・・・」
レイラは白目を剥いて意識を失う。アイルランガ兵がそれを助けようとするが皆バラステ
ア兵に防がれた。
アイルランガ部隊は壊滅状態であった。バラステア兵に追われて散り散りになって逃げて
行ってしまった。
「くくくく・・・こいつもなかなかの上玉だわい」
バランはレイラの鎧を強引に剥ぎ取っていく。
「ふへへへ・・・敵将の強姦ショーじゃあ!!」
バランは次々とレイラの着ているものを脱がせていく。やがてレイラも目を覚ます。
「貴様・・・っ何をする!!」
「決まっているだろう、おまえを犯すんだよ!俺様のこいつでな」
下半身裸となっているバランにはあまりに巨大な剛直がついていた。今まで男に抱かれた
ことのないレイラである。それを見ただけで恐怖で顔面蒼白となってしまう。
「ひいいいいっ!」
レイラが恐怖にひきつる様を、周りで取り囲むバラステア兵たちがにやにや笑いながら見
ている。なかには裸になっている男もいる。バランの後の順番待ちをしているのだ。
激しく抵抗するレイラを強引に押さえ込みながら着ているものを剥ぎ取っていくと、つい
に全裸にされてしまう。そして子供のようにひょい、とレイラを抱えあげると、両足を大
きく開いた状態にさせて周りの兵士たちに見えるようにした。
「ほおらご開帳だあ」
「いやああああああ!!」
あまりの屈辱にレイラはついに涙を流してしまう。そしてバランは全く濡れていないレイ
ラの秘部にあまりに太く大きい分身をあてがうと、一気に突き入れる。
「おりゃあ!」
「ぎいやああああああ!!」
あまりに激しい破瓜の痛みがレイラを襲った。一瞬気を失いそうになる。
「ああ・・・あああああ」
「へへへへ・・・初モノかよ・・・・」
バランは容赦なくレイラを突き上げる。
「おりゃ!おりゃ!おりゃあ!」
「ぐっ・・・ううっ・・・うううう・・・」
やがてバランがレイラの中に欲望の滾りを放つと、レイラの体を獣たちの中へ投げ入れた。
「おまえら、この女は憎きアリアの家来だ。好きなだけ犯してやりな」
「いえーい、さあ俺が最初だ!」
「早くしろ、次は俺だぞ!」
「いやあああああああ!!」
レイラはバラステア兵たちに輪姦された。いつの間にか気を失ったが、気絶したままのレ
イラの体はバラステア兵たちに好き放題の陵辱を許した。


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