ネイロスの3戦姫・番外編
   ※この話は本編のストーリーとは直接関係ありません


その.1 エリアスと特務性交幼年部隊  

 ネイロスの城下では最近、夜になると凶悪な強盗が出没するとの噂が立っていた。
 民達の安全を守るため、ネイロスの王女エリアスは警備隊を組織し城下の警護に当らせ
ていた。
 その日の夜も、10数人の警備隊が城に集まっていた。
 「みんな、よく聞いてくれ。今夜はエリアス姫様が御直々に城下の警護にあたられる事
となった。」
 集まった隊員達の前に立っている警備隊長は、城の入り口に顔を向けた。
 「おお、エリアス姫様っ。」
 隊員達が歓喜の声を上げる。
 入り口から現れたエリアスは、戦に使用する特製の鎧を身にまとい、片手には彼女の使
用する王家の宝剣、太陽の牙を携えている。
 「一同、姫様に敬礼っ!!」
 エリアスを前にして警備隊員達は恭しく敬礼した。
 「皆さん、連夜の警備ありがとうございます。今夜は私も警備に参加させていただきま
すのでヨロシクね。」
 ニッコリ微笑むエリアス。その笑顔は正に、天空から舞い降りた美しき女神であった。
 「は、は〜い。こちらこそよろしく〜。」
 警備隊員達は皆、目をハートにしている。
 「それでは、私と一緒に警備を担当してくれる方はいますか?」
 「はいはいっ!!自分が致しまーすっ!!」
 エリアスの声に、警備隊員達は一斉に手を上げた。
 「お前ら何を言うかっ、姫様のお供は隊長である私がだな・・・」
 「ずるい隊長っ。それ職権乱用ッスよ。」
 「むむっ、それならジャンケンで決めるぞ。」
 「ジャンケンホイッ、あいこで・・・」
 隊員達は、いきなりジャンケンを始める。
 「あの・・・誰でもいいから早く決めてくれないかしら。」
 担当争いをしている隊員達に、呆れた顔をしているエリアス。
 「やった〜っ!!僕の勝ちだ〜!!」
 ジャンケンをしている警備隊員達の間から歓声が上がった。
 警備隊員の1人がジャンケン勝負に勝ち、エリアスと一緒に警備できる権利を獲得した
のであった。
 「ちっくしょ〜っ、パー出せばよかった〜。」
 勝負に負けた隊員が、悔しそうに呟く。その後ろには早々に敗北した隊員達が、頭上に
ヒトダマを浮かばせて落ち込んでいる。
 「あなたが私と一緒に警備してくれるのね、名前は?」
 「は、はい。自分の名前はアレックスと言いますっ。」
 元気よく答える若い警備隊員のアレックス。彼は今年警備隊員になったばかりの若い新
参者であった。
 「ヨロシクね、アレックス。」
 「はい、姫様と御一緒できるなんて・・・光栄でありますっ。」
 美しきエリアスを前にして、頬を染めて喜んだ。
 「あれっくす〜、てめー後で覚えてろよ〜。」
 喜ぶアレックスを、隊員達が恨めしそうに睨んでいる。
 エリアスと警備隊員達の有様を、向かいの建物の上から見ている人物がいた。
 「ケッ、何が光栄だよバカどもめ、せいぜい浮かれてろ。」
 その人物は、チビで軟弱そうな体格に凶悪にしてサディスティックな面構えをしている。
 「おい、準備はいいか?」
 軟弱チビ男は、傍らに控える悪党面のチンピラに声をかけた。
 「準備万端、いつでもいいですぜ殿下。」
 軟弱チビ男を殿下と呼ぶチンピラ。
 「よーし、手筈通りやるんだぞ、抜かるんじゃねーぞ。」
 「へいっ!!」
 チンピラは頭を下げてその場を後にした。
 「エリアス・・・女神を気取っていられるのも今のうちだぞ、今夜はてめえの受難の夜
になるんだよ、グヒヒッ。」
 軟弱チビ男は、そう言って薄気味悪く笑った。
 
 「うれしいな〜、姫様と一緒に警備できるなんて〜。」
 エリアスの後ろからついてくる若い警備隊員のアレックスは、至上の気分で歩いている。
 「気を抜いてはダメよ、どこに悪者が潜んでいるかわからないのよ。」
 浮かれているアレックスをたしなめるエリアス。
 「はいっ、承知致しましたっ。」
 夜のネイロスの城下は、昼間の喧騒がウソのように失せており、人っ子1人いない歩道
を、街灯の明かりだけを頼りに歩くエリアスとアレックス。
 夜の静寂が2人を包んでいる。 聞こえてくるものと言えば時折、犬の遠吠えが聞こえ
るぐらいだ。
 「静かですね、本当に強盗が横行してるんでしょうか?」
 「噂が流れているのは本当よ。しかし噂でも用心に越した事は無いわ。民達の安らぎを
守るのが私達の使命よ。」
 アレックスの質問に答えるエリアス。美しく凛々しいエリアスの横顔に、アレックスは
思わず背筋を伸ばす。
 「お任せください、どんな悪党が来ようとも僕がやっつけてみせますっ!!」
 「頼りにしてるわよ。」
 カッコよく(?)宣言するアレックスを見ながら、エリアスは微笑んだ。
 その時である。
 「きゃーっ。」
 夜の帳を破る悲鳴が2人の耳に響いた。
 「今のは・・・ついて来なさいアレックスッ。」
 「お、お待ちくださ〜いっ。」
 駆け出すエリアスの後を、ドタバタとアレックスが続いた。
 
 「やめて・・・たすけて〜っ。」
 「逃げんじゃね−ぞ、ガキがっ!!」
 暗い夜道の一角で、白い服を着た男の子が人相の悪いチンピラに追いかけられていた。
 「大変っ!!早く助けなくては。」
 追いかけられている男の子を目にしたエリアスは、手に持っている太陽の牙を抜刀し、
チンピラの前に立ち塞がった。
 「ぬうっ!?てめえはエリアス・・・ネイロスの王女エリアスかっ!?」
 「そうよ、知っているなら話は早いわ。ネイロスの安眠を乱す噂の悪党はお前ねっ!?」
 「うくっ・・・」
 エリアスに剣の切っ先を突き付けられ、僅かに怯んだチンピラだったが、気を取りなお
すと背負っていた剣を構えてエリアスに向き直った。
 「おもしれえ・・・ネイロスの女神様と手合わせできるなんて最高だぜ、さあ来やがれ
っ!!」
 気勢を上げてエリアスに詰め寄るチンピラ。
 「たあーっ!!」
 幾筋もの光跡が瞬時に走る。
 「ぬおっ!?」
 乾いた音を立てて剣の残骸が地面に落ちた。
 チンピラの持っていた剣がバラバラになっている。鋼鉄をも切り裂く太陽の牙が剣を切
り裂いたのだ。
 「覚悟なさい悪党めっ!!」
 「ひ、ひえ〜いっ。」
 エリアスに睨まれたチンピラは、血相を変えて逃げ出した。
 「待て・・・あ?」
 「たすけて・・・」
 エリアスの歩みが止まった。チンピラに追いかけられていた男の子がすがり付いてきた
のである。
 「アレックスッ、あの男を追って!!」
 エリアスは叫んだ。
 「は、はいっ、逃げるなコラーッ。」
 サーベルを振り回し、逃げていくチンピラを追うアレックス。
 「こわいよぉ・・・パパ、ママ・・・」
 「落ち着いて・・・もう大丈夫よ。」
 足元にすがりつく男の子をなだめ、優しく抱き上げるエリアス。
 「う、うっ・・・」
 泣きじゃくる男の子は、視線を暗闇の一角に向けた。そこには男の子と同じ服装をした
子供達がうずくまっている。
 「あう・・・ひっく、ひっく・・・」
 6人いる子供達は、いずれも10代前半の少年で、恐怖に怯え泣きじゃくっている。
 「あの子達はお友達?」
 「うん・・・あなたはネイロスのお姫さまですか?」
 「そうよ、私はエリアス、あなた達を助けに来たのよ。」
 男の子の問いに答えるエリアスだった。そのエリアスの元に、他の少年達が駆け寄って
きた。
 「わーん、こわかったよー。」
 エリアスの胸に飛び込んできた少年達は、恐怖から開放された安心感からか、声を上げ
て泣いている。
 「どうしたのあなた達は・・・あのチンピラは何者?」
 「う、ひっく・・・あの男は人さらいなんです。ぼく達はデトレイドで誘拐されて連れ
てこられました。あの男・・・ぼく達をよその国に売るんだって言ってました、ひっく・・
・」
 泣きながら答える少年達を、エリアスは強く抱きしめた。
 「そう・・・辛かったのね。でも安心して、あなた達をイジメた悪い男はすぐに捕まえ
るわ、そしてあなた達をパパとママのところに返してあげる。」
 「ありがとう、姫さまー。」
 少年達は泣きじゃくりながらエリアスの胸元にすがりついた。少年達の頭を優しく撫で
るエリアス。
 だが、愛しそうに目を伏せているエリアスは気付かなかった。 少年達の目が邪悪に光
っている事を・・・
 「もう泣かないで、さ、こちらに来なさい。」
 エリアスは、少年達を促し城に連れて帰ろうとした。
 だが・・・
 「う、ひっく・・・ひっく・・・」
 泣いている少年達はエリアスに抱きついたまま、離れようとしない。
 「しょうがないわね・・・」
 溜息を付いたエリアスは、他の警備隊員がくるまで少年達の身柄を守ろうと考え、少年
達の手を取って近くの空家の軒先に連れていった。
 「ここなら安心よ、もうすぐ警備のおじさん達が来てくれるから、それまで私と一緒に
いましょう。」
 「うん。」
 ベンチに腰掛け、コクンと頷く子供達。
 「あれ?7人いたはずだけど、もう1人は?」
 よく見ると少年達の数が足りない。
 「どこへ行ったのかしら・・・」
 エリアスが呟いたその時である。後ろの物陰から、姿の見えなくなっていた少年が足音
を忍ばせてエリアスの背後に近寄ってきた。その手には白いハンカチが握られている。
 「うぐっ!?」
 エリアスの口に、ハンカチが押し付けられた。ハンカチには刺激臭のする薬物が染み込
んでおり、その臭いを嗅いだ途端、エリアスは身体に痺れと倦怠感を感じた。
 「あっ、なにをす、の・・・うっ!?」
 抵抗しようとしたが、残りの少年達が抱き付いているため、それも出来なかった。
 「うう・・・」
 意識が朦朧とする中、エリアスの視界にニヤニヤ笑う少年達の顔が映し出された。
 そして、何が起きたのかすら理解できぬまま、エリアスの意識は闇に落ちた。
 
 「うん・・・私は一体・・・」
 意識を取り戻したエリアスは、辺りが真っ暗なのに気が付いた。
 「うっ腕が動かないっ!?」
 エリアスは両手を広げた状態で座っており、両手首を縄で縛られて両側に引っ張られて
いるので、身動きが取れない状態だ。
 鎧を着た美しい戦女神は、自由を奪われ捕らわれの身となっていた。
 「この・・・誰がこんな事を・・・」
 力任せに引っ張っても、両腕を拘束している縄は切れない。
 自分はどこにいるのか?なぜこんな事になっているのか?エリアスは自分の身に起きた
事を振りかえる。
 「確か・・・男の子を助けて・・・それから・・・あっ!?」
 エリアスは少年の1人に怪しげな薬物を嗅がされて意識を失っていた事を思い出した。
 「まさか、あの子達が・・・」
 そう言った瞬間、部屋の一角から光が差し込んできた。
 「よう、女神様。目が覚めたかい?」
 「うっ・・・誰?」
 眩しいランプの光は、エリアスが捕らわれている部屋の中と、鎧を着たまま拘束されて
いるエリアスを照らした。
 どうやら、さっき少年達をかくまっていた空家の中らしい。
 「どうして私を・・・はっ!?あなたは・・・デトレイドの皇太子セルドック!!」
 ランプに映し出された人物を見てエリアスは驚愕した。
 背の低い、軟弱そうなその男は、隣国デトレイドの皇太子であるセルドックであった。
 デトレイドの民達から(サド殿下)とあだ名されているセルドックは、そのサディステ
ィックな性格と、情緒不安定な言動から多くの人々に忌み嫌われている。
 そして、彼の悪評はネイロス国内にも知れ渡っていた。
 「デトレイドのサド殿下が、私に一体何用なの!?」
 捕らわれの身になっている恐怖を振り払い、サド殿下に言い寄るエリアス。
 「ふふん、さすがはネイロスの戦女神だ。威勢だけはいいな。いつまでそうしていられ
るか見物だぜ。」
 邪悪な目を向けるセルドックは、下品な口調でエリアスを見下した。
 「俺はネイロスの女神と称えられてるお前を陵辱しようと策略を巡らしてたのさ。でも、
ただ辱めたのでは面白くない。お前の女神のごとき優しさを逆手にとって虐めてやろうと
思って、こいつ等を派遣したのだ、こっちに来い。」
 セルドックの声に答える様に、背後からエリアスに助けられた少年達が姿を見せた。
 「うふふ・・・気分はどう?お姫様。」
 背後から姿を見せた少年達は、意地悪そうな声でエリアスを見ている。
 「あなた達・・・セルドックの手下だったの!?」
 エリアスは、自分が助けた少年達が悪党の手先である事を知って愕然とした。
 「ネイロスの城下に出没している悪党の噂を流したのは・・・あなただったのねセルド
ックッ!!」
 「そーいう事。てめえをおびき出すためにネイロスの城下に噂を流したのさ。でも、こ
んなに安直に引っかかるとは思わなかったがな。ヒャハハッ。」
 下卑た声で嘲笑うセルドック。その顔を見るなり、エリアスは怒りを露にした。
 「あなたは最悪よっ、私を陵辱するですって?出来るものならやってみなさいっ、この
軟弱チビ殿下!!」
 エリアスは声を張り上げた。だが・・・その言葉はサド殿下の逆鱗に触れてしまった。
 「てめえ・・・俺を軟弱とか言いやがったな・・・」
 軟弱呼ばわりされたセルドックの頭から、ブチッと(キレる)音が響く・・・
 「誰が軟弱だっ、このアマーッ!!」
 鎧の装備が無いエリアスの腹に、セルドックの膝蹴りの連打が炸裂した。
 「はうっ。」
 「おらおらーっ。もう一度言って見やがれーっ!!ネイロスの女神だとぉ!?てめえは
只のメスだっ!!思い知らせてやるー!!」
 「あぐっ・・・ううう。」
 荒れ狂うセルドックを止める者はいない。身動きの取れないエリアスは、腹を蹴られて
苦悶の声を吐いた。
 「どーだ、俺の事を軟弱とか言った事を後悔してるか?あン?」
 エリアスの長い金髪を掴んで毒づいているセルドック。その顔を、エリアスは苦痛に苛
まれながら睨んだ。
 「フン・・・この程度なの?笑わせないで。所詮は軟弱者ね、たかが知れてるわ。」
 「ケッ、ほざきやがれクソアマッ。」
 とどめとばかりに、もう一度腹を蹴った。
 「ううっ・・・」
 「さあて、お楽しみといこうか。」
 呻き声をあげるエリアスを見ながらセルドックは、指をパチンと鳴らした。すると、背
後に控えていた少年達が邪悪な笑いを浮かべながらエリアスに近寄った。
 「ねえ、だいじょうぶ?お姫さま。」
 エリアスを前に、少年達はクスクス笑った。
 「た、助けてっ。お願い・・・」
 「ダメだよぉ、お姫さまはこれからぼくたちにイジメられるんだからぁ。」
 「えっ?それはどう言う事っ。」
 「ウフフ・・・」
 少年達は一体何をしようとしているのか・・・エリアスは困惑した。でもセルドックは
ともかく、こんないたいけな子供が自分をイジメると言うのだ。子供の悪戯程度のものだ
ろう、エリアスはそう思った。
 「子供を使って私を陵辱するって言うの?何をバカな・・・そんな下らない事で私をか
どわかしたの?どうなの。」
 尋ねるエリアスに、セルドックはニヤリと笑って答えた。
 「これを見ても下らねえとか言えるかな?見せてやれ。」
 セルドックの命令に、少年達は全員ズボンを下ろした。それを見たエリアスは、あっと
声を上げた。
 少年達の股間には、異様な物体がぶら下がっていたのだ。
 「あわわ・・・何これ・・・」
 それは毛こそ生えていないが、大人のイチモツより遥かに巨大なペニスだった。
 あどけない容姿と、それに相反するペニスの大きさが異様な雰囲気を出している。
 「どーだ、驚いただろう。こいつらは俺様が直々に鍛え上げた特務性交幼年部隊なんだ
よ。子供だと思って油断したのが運のつきだな。うれしいぜ、俺様の思惑通りに引っかか
ってくれてよ。」
 「そ、そんな・・・」
 エリアスは悪い夢でも見ているようであった。だが、眼前にかざされた少年達の巨大な
ペニスを前にして、それが現実である事を思い知らされた。
 「えへへ、イジメてあげるよ、お姫さま〜。」
 少年達の手がエリアスの体に伸びてくる。そしてその目は、悪魔の様に邪悪に光ってい
た。
 「ま、まってっ・・・何をするのっ、やめなさいっ!!」
 悲鳴を上げるエリアス。だが、両腕を縄で拘束されているため、迫りくる少年達の手か
ら逃れられない。
 「だ、ダメッ、そんなところを触らないで・・・あひ、ひや・・・アヒャヒャッ・・・
いや、あひひっ、くすぐったいっ・・・」
 無数の小さな手がエリアスの鎧の隙間から差し込まれ、わきの下や腹をくすぐった。
 「くすぐりゴーモンだ〜。」
 半裸の少年達は、小悪魔の様にエリアスに取りつき、容赦なく身体中をくすぐりまくっ
た。
 「コラ、やめなさいってっ・・・てぇ・・・ひゃははっ、ダメ・・・そこは・・・うは
っ、あひゃははっ!!」
 苦しいとも可笑しいともつかない顔で笑い悶えるエリアス。稚拙ではあるが、その効果
は絶大だった。くすぐり拷問は尚も続き、延々10数分にもおよんだ。
 「あは・・・はあ・・・・ハアハア・・・」
 ようやく、くすぐり拷問から開放されたエリアスだったが、彼女に対する辱めはこれで
終わったわけではなかった。
 鎧に差し込まれたままの少年達の手が、今度は大きな乳房や乳首、そして大事な部分を
弄り始めた。
 「わーい、やわらかいオッパイだー。先っちょが固くなってるぅー。」
 「なにこれぇ?いっぱい濡れてるよぉ。」
 口々に下品な言葉を発しながら、少年達は身動きの取れないエリアスを責めたてる。そ
の手の動きは子供のものとは思えない。女の悦ぶ個所を的確に責めているのだ。
 「気持ちいいか?そうだろう。こいつらには幼い頃からセックスに関する知識や技術を
教え込んでるんだ。正に女を悦ばせる為の秘密兵器ってわけだ。」
 「そ、そこはダメ・・・いい、ああっ!!」
 喘ぎ声をあげるエリアスを、ニヤニヤと笑って見ているセルドック。
 「ウヒヒッ、いい眺めだ。ガキどもにイジメられる気分ってのはどうだい女神様よお。」
 「ふ、ふざけないで・・・ひいっ、た、助けてっ、誰か・・・」
 「いくら叫んでも無駄だぜ。てめえを守ってくれる警備隊員どもは今頃、俺様の手下達
と追いかけっこでもしてるぜ。」
 「この、軟弱チビ・・・あうああっ!!」
 おぞましい快感がエリアスを襲う。逃げようにも両手を広げたままなので、どうにもな
らない。
 「ケッ、また軟弱と言いやがった・・・おいガキども、俺様を軟弱と言った奴はどうな
るのかな?」
 「はーい、とっても痛いめにあいまーす。」
 手を上げて答える少年達。
 「ピンポーン大正解。と、言うわけでエリアス。てめえにはタップリと味わってもらう
ぜ、地獄の責め苦と快楽をよ。」
 巨大なペニスを少年達が手でしごくと、見る見る内に怒張し、長さ25センチ程に達し
た。それはビクビクと蠢き、先端から先走りがにじみ出ている。
 そして自分が少年達に何をされるかを理解し、エリアスは怯えた。
 「ひい・・・何をするの・・・やめて・・・」
 鎧を着たままのエリアスは、身体を震わせて怯える。身体の震えによって鎧がカチャカ
チャと音を立てた。
 「えへへ、後ろから入れてあげるよ〜。」
 エリアスの背後に回った少年が、ハイレグ型のウェストガードの金具を外し始めた。
 「やめてっ、やめなさいっ!!ひいっ!!」
 泣き叫ぶエリアスにかまわず、少年はウェストガードを半分外し、パンティーをずり下
ろした。
 「わーい、ピンク色だぁっ。」
 中腰状態のエリアスの股の間から、きれいなピンク色の秘部が露になる。
 「ああ・・・み、みないでぇ・・・」
 「やだよー、こーしてあげる。」
 少年の指が秘部を弄る。そしてクリトリスをいじられた秘部から愛液が溢れた。
 「お、おおお・・・」
 辱めと秘部をいじられる苦痛に身をよじらせるエリアス。
 「!!・・・あ?」
 秘部に異様な感触を感じて振りかえる。背後に立つ少年が、怒張したイチモツを秘部に
押し付けているのだ。
 少年の目が、異常なまでにギラギラしている。
 「ダメ・・・やめてーっ!!」
 絶叫するエリアス。彼女の大切な部分に、巨大なペニスが刺し込まれる。
 「ひいっ!!あいいいっ!!」
 巨大なペニスをねじ込まれ秘部に激痛が走る。だが、それも一瞬の事であり、苦痛は速
やかに快楽へと変わった。
 「あう、あう・・・」
 少年が腰を振る度に、エリアスは悶えた。そしてエリアスの眼前に立った少年が、ペニ
スをエリアスの口の中にねじ込んだ。
 「もっと上手にしゃぶってよ。噛んだら承知しないよぉ。」
 意地悪く笑う少年は、エリアスの頭を掴んで腰を振った。
 「あぐ・・・ぐぶっ!?」
 エリアスの口の中におぞましい液体がぶちまけられた。口いっぱいに噴出した精液は、
残らずエリアスの喉の奥に流し込まれた。
 「んぐぐ・・・ううっ!!」
 今度は膣内に精液が放出される。
 「早くしてよぉ、次はぼくだよ。」
 「何いってんの、ぼくの番だよ。」
 周囲に群がった少年達は、次々とエリアスを責めたてた。
 鎧を着ている完全武装状態のまま、抵抗する事も出来ず少年達のオモチャにされている。
 セルドックの姦計にまんまとはまった自身の不甲斐なさと恥かしさに、エリアスは唇を
噛んだ。
 「うひひ、悔しいか?もっと悔しがるがいいぜ。今のてめえは女神なんかじゃねえ、只
のメスだよ、ガキどものオモチャにされて悶える淫乱なメス犬だぜ、ギャハハッ!」
 セルドックの卑劣な言葉がエリアスを苦しめる。少年達が果てるまで責め苦は休むまも
なく続き、ネイロスの美しき女神は、苦痛と疲労に苛まれ力尽きた。
 「ハアハア・・・」
 極限の疲労によって、うなだれているエリアスに、セルドックは邪悪な笑いを浮かべて
歩み寄った。
 「これで終わったと思うなよ。てめえにはもっと恥かしい思いをしてもらうんだからな。
」
 「恥かしい思いですって・・・これ以上私をどうするつもり、あ?」
 傍らに立っている少年の手に、巨大な浣腸用の注射器があった。
 「ま、まさか・・・」
 エリアスは真っ青になる。ニヤリと笑った少年は、背後に回りエリアスのお尻の穴に注
射器を刺し込んだ。
 「ひぃいいいっ!!ああっ。」
 注射器からドロドロした液体がエリアスの中に流し込まれた。身体中の力が抜けてゆき、
おぞましい快感がエリアスを虜にしていく。
 「はあ・・・こ、これは・・・ああ・・・」
 「どーだ?気持ちいいだろう。この浣腸にはな、超強力な媚薬が含まれてるのさ。お前
は自分の意思とは関係なく、男を欲しがるようになる。そう、男と見れば見境なく求める
淫乱なメスになるのさ、ヒヒッ。」
 セルドックはそう言うなり、エリアスの口に薬物を染み込ませたハンカチを押し付けた。
先ほど少年がエリアスに使ったものと同じ物だ。
 「くうっ、何を・・・むぐ・・・」
 「ここであった事は全部忘れてもらうぜ。そして、お前は何事も無かった様に警備隊員
どもの所に戻る。ただし・・・強力な媚薬の効果でお前は警備隊員どもの前で淫らに悶え
るのさ。てめえの淫乱な姿を見たら、奴等はどんな面するかなぁ?」
 清純な女神を奈落の底に堕とす・・・これこそがセルドックの目的であった。
 「ふ、ふざけないでっ、あなたの思い通りなんか・・・あう・・・」
 意識が急激に薄れていく。そして、セルドックと少年達の薄気味悪い笑い声が響いた。
 「うへへ・・・てめえはもう終わりだア・・・ネイロスの女神はア・・・淫乱なメスに
成り果てるのさア・・・ヒャハハ・・・」
 「う、うう・・・」
 エリアスの意識が完全に閉ざされ、記憶が消えていった。
 
 「姫様ーっ、どこに居られるんですか?姫様ーっ!!」
 チンピラに逃げられていたアレックスは、エリアスの安否を心配して戻ってきた。
 だが、先程エリアスと逸れた場所にはエリアスはいない。悪党から助け出した少年達の
姿も・・・
 「まさか姫様の身になにかあったのかも・・・」
 アレックスの脳裏に嫌な予感が走った。
 「どうか、ご無事で・・・」
 そう呟いたときである。空家の前に、1人の女性が倒れているのが見えた。
 「エリアス姫様っ!!」
 駆け出すアレックスは、横たわるエリアスに近寄った。
 「姫様っ、目を覚ましてください、エリアス姫様っ!!」
 「う・・・うん・・・アレックス?」
 目を覚ましたエリアスの視界に、心配そうな顔をしたアレックスの顔が映った。
 「あ?私は・・・ここで一体何を?」
 酷く困惑したような表情をしているエリアス。
 「お怪我はありませんか。」
 「ええ・・・怪我は無いけど・・・」
 アレックスは、エリアスの言葉に安心する。
 「よかった・・・でもどうなされたのですか。子供達は?」
 「子供達?何の事?」
 「なんのって・・・さっき悪党から助けたじゃありませんか。覚えておられないんです
か?」
 「・・・ごめんなさい・・・頭がボーッとしてて・・・」
 放心したような顔のエリアス。先程の記憶をセルドックに消されているエリアスは、悪
党から子供達を助けた以降の事を全く覚えていなかった。
 無論、チンピラを追っていたアレックスに、エリアスの身に何が起きていたかなど判る
筈も無い。
 何があったのだろう・・・アレックスは疑問に思ったが、今はエリアスの身を気遣う方
が先決であった。
 「疲れておられるんですよ、お城に戻って休まれた方がよろしいのでは。」
 「・・・そうね。」
 曖昧な口調で答えるエリアスはヨロヨロとした足取りで立ちあがった。
 「あ・・・」
 声を上げてよろける。足に力が入らないのである。それだけではない、下腹部が異様に
疼くのだ。
 「う・・・ハアハア・・・」
 「大丈夫ですか姫様。」
 腹を押さえてうずくまるエリアスに、アレックスは心配そうに声をかける。
 だが、エリアスは腹を押さえたまま動こうとはしない。
 「アレックス・・・おんぶして・・・」
 顔色の悪いエリアスがアレックスに寄りかかった。美しい髪がアレックスの顔を撫で、
馨しい香りが鼻腔をくすぐる。
 「あ、あの・・・おんぶですか?ぼくでよろしければ・・・」
 赤面しながらエリアスを背負うアレックス。
 「ありがとう・・・」
 身体をアレックスの背に預け、しがみついた。
 「ううっ、うれしいな〜、警備隊員に志願してよかった〜。」
 ネイロスの女神をおんぶできる役得に感激するアレックス。
 「でも、こんな所を他の隊員に見つかったら只じゃすまないかも・・・」
 同僚の警備隊員達に見つかったら大変だなどと思いながら、城に向かって歩き出した。
 「ハアハア・・・」
 背中のエリアスは相変わらず苦しそうだ。
 「どこか苦しいところでも、えっ?」
 不意にエリアスの手がアレックスの胸に伸びてきた。
 「アレックス・・・ほしい・・・あなたの・・・が・・・」
 「あの、何が欲しいんですか?・・・って、うわっ!?」
 いきなり体重をかけられ、よろめいて膝をつく。
 「どうしたんですか姫さま・・・わあっ。」
 「ほしいぃ・・・」
 エリアスは、いきなりアレックスを仰向けに押し倒し、馬乗りになった。
 「ハアハア・・・あれっくすぅ〜。」
 荒い息をつくエリアス。その目は尋常ではない、まるで何かに取り付かれたかのようだ。
 そして、アレックスの胸倉を掴み、服を引き裂いた。
 「ひえっ!?」
 「んん・・・かわいいわね・・・イジメてあげる・・・」
 エリアスはそう言うや否や、上半身に装備した鎧を外し豊かな巨乳を露にした。
 「な、何をするのですか、むふうっ。」
 アレックスの顔に白い巨乳が覆い被さった。胸の谷間で口を押さえられ、窒息状態にな
る。
 「ほしいのよぉ・・・あなたがぁ・・・」
 エリアスの手がアレックスの股間に伸びてきた。そしてズボンをずり下ろすと勃起した
イチモツをしごき始めた。
 「のおっ!?姫様、やめて・・・」
 「いれてちょうだいぃ・・・私のなかにぃ・・・」
 ウェストガードを下ろし、全裸になったエリアスはアレックスのイチモツを握り締めて
腰を下ろした。
 「わあっ、ダメです、それは・・・わああっ!!」
 アレックスのモノが、エリアスの秘部にめり込んだ。ヌルヌルした感触が股間を刺激す
る。
 「おおお・・・きもち・・・イイイ・・・」
 両手で巨乳を揉みながら激しく悶えるエリアス。
 「うああ・・・ダメ・・・もう・・・んんっ!!」
 声を上げ、射精するアレックス。
 「もうイッたのぉ?ダメよお・・・」
 エリアスは再び腰を動かし、アレックスを責めた。
 
 「おい・・・これはどう言う事だ・・・」
 警備隊員達は声を失った。
 セルドックの手下達に右往左往させられた上に逃げられてしまった警備隊員達は、エリ
アスを探している内に異様な光景にぶつかった。
 なんと・・・地面に転がされたアレックスに全裸のエリアスが馬乗りになり、激しく腰
を振って悶えているのだ。
 「おおお・・・もっとよぉ〜もっとイカせてぇ〜」
 その姿は彼等の知っているネイロスの女神ではなかった。性欲の快楽に狂った淫乱なオ
ンナであった。
 「あひ・・・助けて、たいちょう・・・うっ!?」
 馬乗りにされていたアレックスが、呻き声をあげながら射精し、白目を向いて気絶した。
 「姫様・・・一体何をされているんですか・・・」
 豹変したエリアスに、恐る恐る近寄る警備隊長とその部下。
 「ああン・・・あなた達も・・・イジメてあげるぅ・・・」
 エリアスは、いきなり近寄った隊長と部下のズボンを下ろし、イチモツを手でしごきな
がらしゃぶりだした。
 「お、おやめください姫様っ、私には妻と子が・・・ぬおっ!?」
 「のおっ・・・きもちいい・・・うおっ。」
 エリアスにイチモツをしゃぶられた2人は、エリアスの顔に大量の精液をぶちまけた。
 「んん・・・おいしいわぁ・・・もっとちょうだぁい・・・」
 セルドックの媚薬によって淫乱な恥女と化したエリアスは、狂った様に警備隊員達を逆
強姦した。
 そして・・・それは媚薬の効果が消える夜明けまで続いた。



         ネイロスの3戦姫番外編 END



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