魔戦姫伝説(アンジェラ・閃光の魔戦姫8)


  第28話 ノクターン兵士に犯されるアリエルの悲劇
原作者えのきさん

  卑劣なアントニウスは、兵士達に泣きついて虚言を労する。
 「あの女のせいで・・・アリエル姫様はグリードルに捕まって・・・嬲り殺しにされた
んだあ〜。ああ可哀想な姫様・・・みんなで姫様の敵をとるんだっ!!」
 アントニウスのウソに騙され、兵士達はアリエルに憎悪の視線を向けた。
 「貴様のせいでノクターンは・・・姫様は・・・おのれえっ!!」
 逆上した兵士達は、完全に罠に嵌った。そしてアントニウスの策略がアリエルを追い詰
める。
 「お前には贖罪の舞いを踊ってもらうぞ。みんなの見ている前で、恥かしく舞い踊れっ!
!」
 アントニウスが声をかけると、アリエルの身体が操り人形のように踊り始めた。
 「あふあっ!?やめへっ、いやあっ。」
 いくら逆らおうとも、身体の自由はきかない。アントニウスに命ぜられるまま足を広げ、
信頼した兵士達の前で秘部を丸出しにさせられてしまうアリエル・・・
 しかも激しく悶えながら胸を手で揉み、秘部を弄りながら淫乱に舞い踊らされた。
 極度の憔悴と悲嘆によって絶望していた兵士達は、我を忘れて淫乱な舞いに見入ってし
まう。
 そして興奮状態が絶頂になった兵士達は、怨みと憎しみを込めてアリエルに襲いかかっ
た。
 「裏切り者めえっ!!姫様の怨み、思い知れっ!!」
 「貴様のために俺の家族は殺されたんだああっ!!苦しむがいいっ!!」
 アリエルは絶望の底に叩き堕とされた・・・信頼し、労苦を共にした兵士達が、獣と化
して自分を強姦する・・・
 (いやああ・・・みんなやめて・・・わたしです・・・ありえるですうう・・・)
 声も出せず、ひたすら味方によって陵辱されるアリエル・・・
 これほどの絶望があろうか・・・これほどの辱めはあろうか・・・
 全て陵辱者達の思惑通りになった。
 そして、せいえき塗れでボロボロになったアリエルを、アントニウスはようやく自由に
した。
 「よーし、もう動いていいぞ♪」
 その言葉にアリエルの身体がやっと動くようになった。しかし、極限まで嬲られたアリ
エルは、指も動かせないほど疲弊していた。
 そして、最悪のシチュエーションで兵士を絶望に叩き落すガルア。
 「フフフ、お前等、こいつが本当に裏切り者とでも思ったのか?バカな奴らだ、こいつ
の本当の顔を見るがいいっ!!」
 ガルアに被されたマスクを引き剥がされ、アリエルは悲鳴をあげる。
 「や、やめてええっ、わたしの顔をみないでええっ!!」
 しかし、遅かった・・・
 その素顔を見た途端、ノクターン兵士達は絶叫した。
 「うわああっ!?ひ、ひ、ひめさまあ〜っ!?」
 「ああ・・・俺達は・・・な、なんてことをーっ!!」
 凄まじい衝撃と絶望に打ちのめされる兵士達・・・心から尊敬し、愛した美しい我等の
アリエル姫を・・・この手で辱めてしまったのだ・・・
 その絶望した兵士の1人が、錯乱した顔でアリエルに歩み寄って来た。
 「はっ、あはは・・・おまえが姫さまなもんか・・・姫さまがあんな恥ずかしいおどり
なんか踊るもんか・・・おまえはニセモノだ・・・ニセモノなんだああ〜っ!!」
 喚いた兵士は、怒張したイチモツをアリエルの口に捻じ込んだ。
 絶望に追い討ちをかけられるアリエルは、錯乱した兵士に犯された・・・
 「うぐぐ・・・わたひは、わらひは・・・うううぐっ!?」
 口に迸る精液・・・それを涙ながらにアリエルは飲んだ。
 (あなたはわるくないのですわ・・・だましたアントニウスがわるいのですわ・・・)
 信頼した兵士の罪を飲み干すアリエルに、裏切り者アントニウスの嘲笑が浴びせられる。
 それでもなお、アリエルは父と母の言葉を守った。
 憎しみは憎しみしか生まない・・・
 優しさは不滅なり、心は永遠なり・・・
 絶望の中、アリエルはクモの糸の如き教えに縋る。それが心を留め置く光であったから・
・・
 アリエルは優しさを失うまいと、ひたすら絶望に逆らうのであった・・・



  To・Be・Continued・・・



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