魔戦姫伝説(ミスティーア・炎の魔戦姫)第一話3


  ミスティーア蹂躙される
ムーンライズ

 全ての平和と安らぎを奪われたミスティーアと2人の侍女達が連れてこられたのは、会
場の近くにある来賓客用の控え室だった。
 ガスタークは、ミスティーアを控え室の真中に投げ出して彼女を見据えた。
 「フフ・・・覚悟は出来てるかい、お姫様よぉ。」
 ガスタークの鋭い眼光に怯えながらもミスティーアは、家族や来賓達を血祭りに上げた
悪烈なるガスタークを睨んだ。
 「よ、よくもみんなを・・・お父様やお母様や兄さん達を・・・あなた達こそ覚悟する
がいいわっ!!」
 「ほ〜う・・・まだそんな事言ってやがるのか。自分の立場ってのを理解させてやろう
じゃねーか。」
 不敵に笑うガスタークは、指をボキボキ鳴らしながらミスティーアの前に立った。そし
て片手を上げて手下のラットに何か要求する仕草をした。
 「おいネズ公、ロープよこせ。」
 「へい、ボス。」
 ボスの命令にラットは、腰に下げた袋から荒縄を取り出し、ガスタークに手渡した。
 ロープを渡されたガスタークは、怯えるミスティーアを押し倒して縛り始めた。
 「ひっ、何を・・・い、痛いっ!!」
 後ろ手に縛り上げられたミスティーアは、床に転がったまま身動きが取れなくなる。
 悲鳴を上げるミスティーアのカールヘアーを掴んだガスタークは、彼女の視線を強制的
に侍女達に向けさせた。
 視線の先には・・・ラットとグスタフの2人に捕らわれているエルとアルの2人がいる。
 「ひ、姫様・・・」
 泣きじゃくっているエルとアル。非力な彼女等は、抵抗する事も助けを請う事も出来な
い。
 無論、ミスティーアにも彼女等を助ける力も無い。できる事と言えば、ガスタークを睨
むぐらいだ。
 「あなたの目的は私をイジメる事でしょう!?あの子達は関係無いわっ。エルとアルを
解放しなさいっ!!」
 「ダメだぜ、あの双子どもには、お前を苦しめるための道具になってもらう。このオレ
様に文句を言いやがった事をタップリ後悔させてやるぜ。」
 そして視線を手下達に向けると、非情な指示を下した。
 「そいつ等を好きな様に可愛がってやりな。お姫様に見える様、盛大になあ。」
 ボスの声に、手下達は嬉々とした顔になる。
 「へへっ、待ってましたっ。」
 そう言うや否や、ラットがエルのドレスの胸元を引き裂いた。エルの悲鳴が部屋に響く。
 「きゃあっ!!」
 「キヒッ、たまんねえ。中々カワイイおっぱいだ、オレがナメナメしてやるぜぇ〜。」
 卑猥な声でそう言ったラットは、エルの乳房をベロベロと舐め始める。
 「ひいっ、もうやめて・・・気持悪いですわ・・・」
 「ぬアにぃ〜、気持悪いだとおっ。オレにナメナメされるのがそんなにイヤかよっ、こ
の小娘がっ。」
 エルの言葉に逆上したラットは、黄ばんだ歯で乳房や腹部に噛みついた。その様は、飢
えた卑しいネズミがチーズを貪り食っているのとソックリであった。
 「キヒヒッ、もっと泣け、もぉっと泣けーっ!!」
 「い、痛いいっ!!いや、いやっ、いやですわーっ!!」
 露にされた上半身に無数の歯型をつけられ、エルは金切り声を上げて泣き叫んだ。
 そんな泣き叫ぶエルを見ていたグスタフが、興奮した様な顔で捕まえているアルを見た。
 「グヘへ・・・もう我慢でぎねえ・・・へへっ、ヤラせろっ。」
 顔面ツギハギだらけのグスタフに迫られたアルが、真っ青になりながら首を横に振った。
 「あう・・・そんなのダメですの・・・ひっ!?」
 怯えるアルの体が宙に浮き、彼女の体はグスタフの豪腕の脇に下半身を前に出した状態
で抱えられた。
 「し、尻みせろお〜。」
 アルを小脇に抱えたグスタフは、もう片手でアルのスカートを掴み、パンティーもろと
も引き破った。
 「おお〜う。き、きれいな尻だあ〜、桃みてえだあ〜。」
 「ああ、見ちゃダメですのーっ!!」
 下半身を丸出しにされたアルはジタバタと足掻いたが、丸太のようなグスタフの腕に掴
まれた状態のため、殆ど抵抗にすらならなかった。
 「ウヒヒ・・・うまそうな桃だあ、イタダキまーすっ。」
 グスタフは、その大きな口でアルのカワイイお尻に噛みついた。グチャグチャ、グチュ
グチュと下品な音を立て、グスタフはアルの尻を貪った。
 「あ、あたしのお尻は桃じゃないですの・・・あひい・・・」
 尻を貪られ、アルはエル同様泣きじゃくった。
 「ああ・・・エル、アル・・・酷い・・・」
 非情な責め苦を受ける大切な侍女達を見せられているミスティーアは、思わず目を背け
た。
 だが、そんな彼女をガスタークは許さなかった。
 「目ェそらすんじゃねえっ、しっかり見やがれっ!!見なけりゃテメエの目玉抉り出す
ぞっ!!」
 ミスティーアの眼前に鋭いナイフの切っ先が付き付けられた。ギラギラ光る切っ先が、
ミスティーアの恐怖心を増加させた。
 「あひ、ひっ・・・」
 「そうそう、大人しく見学すりゃあいいんだよ。」
 抵抗できないミスティーアを見て、ガスタークは満足げに笑った。
 ナイフを付き付けられ、強制的にエルとアルが辱められる姿を見せ付けられ、ミスティ
ーアは声も上げる事も出来ずに震えている。
 実の妹の様に愛しんでいた2人が、目の前で辱められている・・・ミスティーアは、ま
るで自分の両腕を引き千切られるかのような苦痛に苛まれ、嘆いた。
 そして耐えきれなくなった彼女は、涙声で懇願した。
 「お願い・・・あの子達をイジメないで・・・どうか・・・お願いです、お願いします・
・・」
 恥も階分も忘れ、卑劣なガスタークに何度も何度も頭を下げて懇願するミスティーア。
 家族の、そして愛するアドニス兄さんの仇に頭を下げねばならない・・・いくら状況が
どうであれ、これ程の屈辱があろうか。
 だが今の彼女には、もはや・・・ガスタークに許しを請うしか手立てはなかった。
 涙声で訴えるミスティーアだったが、その訴えはガスタークにあっさりと却下された。
 「ハッ、オレがあいつ等をどうしようとオレ様の勝手だ。丁度いい、暗黒街でのオレ様
の掟を教えてやるぜ。相手が誰であろうと容赦するな、たとえ女子供だろうと虫ケラだろ
うとだ。わかったかい?世間知らずのお姫様よぉ〜。」
 嘲笑うガスタークの口から発せられたのは、問答無用、情け無用のセリフであった。
 もはや許しも涙も通用しない。ミスティーアと侍女達にあるのは、ただ絶望のみ・・・
 「そ、そんな・・・た、助けて・・・誰か・・・」
 「誰か助けてだってぇ〜。囚われのお姫様を助けに来る白馬の騎士様でも期待してるの
かい?それとも神様におすがりしようってのかい?ギャハハッ!!無駄、無駄、無駄ーっ!
!騎士様も神様もみーんなオネンネさっ。あきらめなっ!!あきらめて大人しくオレ様に
イジメられるがいいぜーっ!!」
 そしてガスタークは、狂った様に純白のドレスを引き裂いた。
 「きゃああーっ!!」
 白いドレスが四散し、縛られているミスティーアは下着だけの姿にされた。
 「あひ、ひ・・・いや・・・」
 薄いピンク色のブラジャーとパンティーに白のロングソックス姿のミスティーアを見た
ガスタークは、ケモノの如き欲情を露にした。
 「おおう、なーんてお上品な下着だぁ〜。まさにお姫様って感じだぜ〜。」
 ガスタークは、目をギラギラさせてミスティーアの胸に手を伸ばした。その手はミステ
ィーアの豊かな乳房を狙っている。
 「触らないでーっ!!」
 叫んだミスティーアが、ガスタークの胸板を蹴飛ばした。不意を付かれたガスタークが
怒りを露にした。
 「てめえ・・・何しやがるっ!!」
 ミスティーアの頬に平手打ちが飛び、彼女は床に倒れた。
 「うう・・・」
 「へっ、手間かけさせんじゃねーよ、ジャジャ馬が。」
 抵抗する気力を失っているミスティーアを、足で蹴飛ばして仰向けに寝かせる。
 そしてロングコートのポケットから白い粉の入った小さな袋を取り出し、手の平に粉を
のせた。
 「こいつで大人しくさせてやるぜ。」
 そう言いながら、ミスティーアの顔に粉を吹きかける。白い粉が顔に直撃し、鼻腔に吸
い込まれた。
 「うぶっ!?う・・・?うう・・・あ。」
 粉を吸いこんだ途端、ミスティーアの目が大きく開かれる。吸いこんだ粉が鼻腔を強く
刺激し、脳髄に強烈な衝撃が走った。
 ミスティーアが吸いこんだ粉は、即効性の媚薬だったのだ。
 「あが、ああっ・・・ううぐ・・・うああっ!!」
 体を激しく痙攣させ、凄まじい刺激に翻弄されるミスティーア。全身の神経が剥き出し
状態になったような感覚になり、体中が痺れて思うように動く事が出来なくなる。
 その有様を、面白い物を観るかのように笑っているガスターク。
 「ヒヒッ、効くだろう?こいつを食らったら最後、どんな奴でも快楽の地獄にまっ逆さ
まってわけよ。」
 「はが、ああが・・・あああ・・・」
 彼女を襲う感覚はまさに地獄の快楽であった。巨大なアリ地獄に嵌ったエモノの様に、
足掻けば足掻くほど奈落に堕ちていく・・・
 悪漢ガスタークは、この悪魔の白い粉で何人もの罪無き若い娘を奈落に蹴落とし、蹂躙
してきた。
 その恐ろしき魔力の虜になった者は、身も心もズタズタになるまで快楽の地獄に翻弄さ
れ、そして果てていった。
 ガスタークの毒牙にかかって廃人にされた若い娘は数知れず。そして今度はミスティー
アが、新たな被害者となった。
 卑猥に蠢く指が、穢れない白い肌をまさぐる。
 「へへ、極上のきれいな肌だぜ〜。これほどの上物はみたことねえ。」
 指はミスティーアのオヘソをいじり、徐々に胸のふくらみへと移動した。全身が性感帯
と化したミスティーアの神経が激しく反応し、体を仰け反らせて悶えた。
 「はうああっ、いやあ・・・」
 「いやだってぇ〜?ウソつけ、こんなに感じてるじゃねーか。」
 そう言いながら、なおも肌を弄り続ける。その度にミスティーアは体をビクビクと痙攣
させてのた打ち回った。
 悶え苦しむミスティーアの豊かな乳房にガスタークの邪悪な手が伸び、乳房を覆ってい
るブラジャーを引き剥がした。
 白く柔らかな乳房がプリンと揺れる。
 「小娘のくせに中々の巨乳だぜ。やっぱ、お姫様は育ちがいいねぇ〜。」
 「いあ、さ、さわらない、で・・・ええ・・・」
 胸を揉まれ、先端の乳首がピクンと起った。そのピンク色の乳首を、ガスタークはケモ
ノのようにしゃぶり、歯を立てて噛んだ。神経が剥き出し状態の乳首に、激しい痛みが走
る。
 「あいいっ、いたいいっ!!」
 「グヒヒ、痛てえか〜。じゃあもっと噛んでやるぜ。」
 苦しむミスティーアを、容赦無く責めたてるガスターク。
 「こっちはどうかなぁ?」
 ニヤリと笑ったガスタークは、内股に手を伸ばし、パンティーの上から秘部を弄った。
 神経が高ぶっているため、下着を通してもおぞましい感触が激しく伝わってくる。下着
の下の秘部が、グチョグチョと音を立てた。
 「もうこんなに濡れてやがる・・・淫乱お姫様がよ・・・どれだけイヤらしく濡れてる
か拝んでやるぜ。」
 下着を掴まれたミスティーアは、最後の砦であるパンティーを奪われまいと抵抗した。
 「だ、ダメッ・・・そこは・・・」
 「へっ、無駄な足掻きは止めるんだなぁっ!!」
 そして、ミスティーアの身につけている最後の衣服が無情にも奪われた。
 媚薬の影響で手足が痺れて力が出ない。閉じていた足も強引に開かれ、汚れない秘部が
露になってしまった。
 その汚れ無きミスティーアの大切な部分を見たガスタークが狂喜した。
 「うひょおっ、なぁんてキレイなオ○×コだぁ〜。こんなの始めてだぜっ!!」
 狂喜するガスタークの長い舌が、秘部をイヤらしく舐めまわした。愛液で塗れ、大きく
膨らんだクリトリスを、舌は容赦無く刺激する。
 「さ〜てと・・・そろそろ本番といこうか・・・」
 ガスタークの目が邪悪に光った。そしてズボンを下ろすと、いきり立ったイチモツをミ
スティーアの眼前にかざした。
 巨大なイチモツには幾つもの真珠が仕込まれており、カリ首の下には無数のイボイボが
突起している。
 その異様なイチモツを前にして、哀れな姫君は極度に怯えた。
 「ああ・・・いや・・・ダメ・・・」
 その怯える様が、悪漢の精神を激しく高揚させる。
 「んん〜、いいねエ。その怯えた顔、最高だぜ・・・グヒヒ・・・イカせてやる・・・
そのキレイな面、メチャクチャにしてやンぜっ!!」
 叫んだガスタークは、反り立ったイチモツを汚れない秘部に突き立てた。
 「あぎっ、いい・・・ひいいーっ!!」
 激しい痛みがミスティーアを襲う。破られた処女膜から鮮血が流れた。
 「おおうっ・・・締まるぜ・・・」
 狂喜の笑いを浮かべたガスタークは、激しく腰を振って責めたてた。イチモツに仕込ま
れた真珠が膣内やクリトリスを強制的に刺激する。その刺激は媚薬の影響とあいまって、
ミスティーアの全身を襲った。
 「はうっ、あうっ、うあっ・・・」
 「オラオラ〜ッ、参ってんじゃねえ。クライマックスはこれからよっ。」
 喚きながらなおも責めたてられ、耐えきれなくなったミスティーアは、涙を流して許し
を請った。
 「あひい・・・やめて・・・もうやめてぇ・・・」
 「ヤダね、もっと感じさせてやる、それそれっ。」
 ミスティーアの懇願など意に介さず、強姦に専念するガスターク。
 そしてエルとアルの2人をイジメているガスタークの手下達は、興奮した様に2人の侍
女を休み無く責めている。
 「キヒッ、俺のチ○コをナメな。」
 エルの顔を掴んだラットが、薄汚いイチモツをエルの口の中に捻じ込んだ。
 長いこと体を洗っていないラットのイチモツは不潔極まりなく、異様な悪臭が漂ってい
る。その汚らわしいイチモツを捻じ込まれたエルは、血相を変えて抵抗する。
 「むグっ・・・汚いで・・・すわ・・・ううっ。」
 「もっと舐めてきれいにするんだよ。俺の○ンコを噛みやがったら承知しねえぞ。」
 ラットはそう言いながらエルの喉の奥にまでイチモツを押しこんだ。
 「キキッ、いいぜ〜、もうイッチまう・・・おおうっ。」
 汚いイチモツから更に汚い精液が発射され、エルの口の中に溢れた。
 「うべっ、ケホケホッ・・・」
 苦悶の表情で精液を吐き出したエルだったが、ラットはそんなエルに容赦しなかった。
 「へ、俺の汚ねえ汁は飲めねえってか?文句言うんじゃねえっ。さあ、もう一度だっ。」
 そして再びイチモツを嫌がるエルの口に捻じ込む。
 おぞましい責め苦に苦しんでいるのはミスティーアやエルだけではない。エルの双子の
妹、アルも同様だった。
 「イヤですのーっ、もうやめてくださいのーっ。」
 お尻を丸出しにされ泣き叫んでいるアルを、間抜けな顔の大男グスタフが責めている。
 「うへへ・・・うまいお尻だ〜。このお尻におれのチ○コをねじ込んでやる〜。」
 アルを床に這いつくばらせたグスタフは、ズボンを脱いでアルの後ろに立った。
 その股間にあるイチモツは、普通のモノより軽く2倍はあった。灰色がかった薄気味悪
い巨大物体が、アルの背後から迫ってくる。
 「あひ・・・大きいですの・・・そんなの入れたら・・・こ、壊れますの・・・」
 巨大な物体を直視したアルは、恐怖の余り動けなくなっている。
 「でへへ〜、コワじてやるぞぉー。おめえのオ○ン○、メチャクチャにしでやるぞぉー。
」
 そして・・・巨大物体がアルの股間の割れ目に押し当てられた。
 「ひ、ダメ・・・」
 「突入だぁ〜!!」
 グスタフの声と共に、巨大物体が小さな割れ目に押し込まれた。
 「ひいっ!!い、痛いですのーっ!!」
 絶叫するアル。
 無理もないだろう。未完通の、それもまだ濡れてもいない状態で巨大なイチモツを押し
こまれるのだ。アルの股間に、又裂きをされるような激痛が走った。
 「ん〜、ぎつくて先っぽしか入ンねえ。ごのっ。」
 「あひいっ!?」
 無理やりねじ込まれる強烈な痛みに耐えかねるアル。
 「う〜、濡れてぎたぞお。やっと全部入だ〜。」
 大男は、ようやくイチモツを全部入れて喜んだ。正確には濡れているのではなく、処女
膜を裂かれた時の出血で濡れているのだが、グスタフはお構いなしにアルを責めたてた。
 そんな手下達の行動を見たボスのガスタークは、さらに激しく腰を動かしてミスティー
アを責めた。
 「へっ、てめえらも頑張ってるじゃねーか。さあ、そろそろフィニッシュだぜ〜!!」
 腰が動くたび、床に寝かされたミスティーアの乳房がプルンプルンと揺れた。
 媚薬の影響で声が出なくなっているミスティーアは、目を白目にして喘いでいた。
 「あ・・・はう・・・はっ・・・」
 その喘ぎ声は、殆ど声にすらなっていない。体が痺れ、異常な感覚に翻弄されているミ
スティーアの意識は半ば失われていた。
 「イクぜ、イクぜっ。お、おおう・・・おうっ!!」
 声と共に、ミスティーアの中へ精液がぶちまけられた。
 「のおうっ・・・」
 「んごおっ・・・」
 2人の手下達も同時に発射した。そしてミスティーアと2人の侍女は全員、気を失って
しまった。
 「ハッ、ネンネにゃ早過ぎるぜっ。」
 ガスターク達の責め苦は尚も続いた。
 気を失っても、動けなくなっても、ミスティーア達に休む事は許されなかった。
 ミスティーアと次女達は、延々2時間近く責め苦を受ける羽目になった。
 陵辱が終わり、やっとの事でミスティーア達はガスターク達から開放された。責め疲れ
たガスタークと手下達は、満足げな顔でズボンを履きなおしている。
 「ふう、満足したぜ、お姫様よお。」
 「ウキキッ、これほどヤッたの久しぶりだぜ〜。」
 「でへへ・・・きもちよかったど〜。」
 満足そうに喜ぶガスターク達の責め苦によって、ミスティーアと侍女達は疲労が限界ま
できていた。
 特にミスティーアは強い媚薬を吸引させられた影響で、立ちあがる気力さえ無くなって
いた。
 「うう、姫様・・・」
 愛するミスティーア姫の凄惨な姿を見たエルとアル達は、自分の状況も忘れて泣き続け
た。
 自分が苦しめられるのならまだ我慢できる。しかし、大切なミスティーア姫が苦しめら
れた事の方が彼女等にとって苦痛なのだ。
 「姫様をお助けできませんでしたわ・・・お許しくださいい・・・」
 「ひ、姫様・・・ゴメンなさいですの・・・」
 エルとアルに咎はない。だが、それでも謝らずにはおけなかった。ミスティーアの侍女
として姫君を守れなかった事は、エルとアルにとって耐え難いことだったから・・・
 だが、そんな彼女等の苦痛を知ってか知らずしてか、ガスターク達は侮蔑の目でミステ
ィーア達を見下ろしている。
 「ボス、こいつらどうします?」
 「へっ、外の奴等にくれてやろう。どうせ女の数が足りなくて困ってるだろうからな。」
 「ウキキッ、じゃあ俺が外の奴等に言ってきますぜ。」
 ボスの声に、ラットは部屋の外へ出ると、会場であぶれている仲間達に声をかけた。
 「おーい、てめえらっ。ボスがお姫様をお裾分けしてくれるってよ。」
 ラットの言葉に、女にありつけなかった手下達が喜びの声を上げた。
 「ほ、本当ですかい?ラットの兄貴っ。」
 「おう、侍女も2人いるぜ。」
 「やったーっ!!」
 嬉々とした顔の手下達がミスティーア達の所に飛びこんできた。そして・・・苦痛から
解放されたばかりのミスティーア達は、再度、悪夢の責め苦を受ける羽目になった。
 外で女とヤレなかった事による欲求不満を解消するべく、手下達は狂った様にミスティ
ーア達を責めたてた。
 「アバヨお姫様。最高によかったぜ。」
 手下達に責められているミスティーア達を見捨てて、ガスタークは部屋を後にした。
 「あぐぐ・・・がすた・・・く・・・ゆる・・・さない・・・」
 背を向ける悪漢の後姿を、ミスティーアは憎々しげに睨んだ。
 それは侍女達も同様だった。
 「よくも姫様を、ゆるしませんわ・・・」
 「姫様の仇は、必ずとりますの・・・」
 もはや神に縋る気持も、白馬の騎士に助けてもらう気持もなかった。誰でもいい・・・
この恨みを晴らしてくれるなら、悪魔に魂を売ってもいい・・・
 3人の怒りと悲しみは闇に吸いこまれ、闇の住人に聞き入れられた。
 そして・・・それに答え、彼女等は来たっ。





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