魔戦姫伝説異聞〜白兎之章〜


 白い少女 第22話 
Simon

 

――ブシュッ!……ビュクッ

「…お…ぉ……ぉ」

ほとんど崩れ落ちるように、男が少女の上から転がり降りた

入れ替わり立ち代り、何度吐き出したのか、もう自分でも分からなくなっていた
こけた頬と乾ききった唇、土気色の肌――ただその眼だけが、熱に浮かされたよ
うに揺らめいていた

放り出された少女は、人形の様にピクリとも動かず、ただその乳房だけが微かに
上下している
濁りきった瞳は瞬きすら忘れ、乾いた涙と涎の後が、その頬を汚していた
無残にも妊婦のように膨れ上がった腹は、濡れた肌とも相まって水死体を彷彿と
させ
炎症を起こしたのだろう、赤く爛れきったおま○こは、今度こそ閉じることもな
く、収縮していく子宮から噴きこぼれる精液を垂れ流していた

ラムズたちは酒瓶を回し飲み、何とか声を出す気力を取り戻した

「――へへ…へ…ざま見ろ…こいつぁもう、女じゃねぇ…」

男たちはへらへらと笑う――腹に力が入らなくて、笑いを止めることができない

――ブチュ…ブピュ…

少女の意思に関わりなく、おま○こは汚液を吐き出し続ける

「ブタだ……こいつはメスブタだよ」

「なら、ブタらしい格好、させてやろうぜ」

壁に並べられた拘束具から、20センチほどの鎖で繋がれた枷を2組取ってくる

「おい? どうする気だ」

「まぁ、見てろって」

少女を蹴り転がしてうつ伏せにする――腹が圧されて、おま○こから大量の精液
が噴出した

「うわっ きったねぇ」

ゲラゲラとやじを飛ばされながら、少女は虚ろな表情のまま、手足をいいように
弄り回されていた

少女の背中で、右手首と左の足首が鎖で繋がれ、交差するように左手首と右の足
首が繋がれる

「そのまんま、吊るし上げんのか?」

「いや、それもいいんだけどよ、やっぱりここは――」

言うなり、少女を再び突き転がした

「――おぉ!」

「ヒューッ やるじゃねぇか!」

大股開きの上に、腰を大きく突き上げてのブリッジ
鎖は少女の陰になってほとんど見えず、まるで少女が自分の意思でおま○こを晒
しているように見える
しかもぽっかりと口を開けたおま○こからは、未だに精液が垂れ流しになってい
る
それが会陰から窄まったアヌスまで、更に尻の割れ目を伝って背中を汚していく
のだ

「ギャハハ、メスブタどころじゃねぇ! 便所だ便所!」

「そーだよな、 ブタだってこいつなんかと一緒にされたかぁねぇよな!」

「ちょうどいいや――おい、客なんざ、もういないんだろ? 他の連中にも使わ
せてやろうぜ」

「あっ、俺も、もう一回使っちゃおっかな」

「うわっ こいつ、もう回復してやんの!」

「いいじゃねぇか 小便でも何でもぶち込んでやろうぜ」

「なんせ、便所だからな!」



馬鹿笑いの最中、呼鐘が鳴らされたその一瞬だけ、ユウナの肩がピクリと震えた
ことには、誰一人として気付くことはなかった



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