リレー小説2『魔戦姫伝説』


 第1話 サーヤの初陣.6
山本昭乃

 
 一方、サーヤのふたりの侍女たちは..

「この召し使い、いいマ○コしてやがる。何回突っ込んでもきついままだぜ」
「薬かなんかで鍛えてあるんじゃねえのか? 王さまのお相手用とかによお」
「ちげえねえや! お姫さまの前じゃまじめぶってたくせに、とんだ淫乱女だぜ!!」
 次々に浴びせかけられる侮蔑的な言葉に、ベスの目からはとめどなく涙があふれ、喉が
悔しさのあまりヒクヒクと震える。
「ちがう.. わたしはそんなこと..」
「何が違うっていうんだよ?! この淫乱女が!!」
 男が乱暴に腰を打ち込む。ベスがかすれた悲鳴を上げた。

 ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷ..
「んっ、んんっく、んんんっ....」
 リンが泣きながら、男たちのモノをくわえる。
 肉棒をくわえるには狭すぎるその秘部を犯す者は少なかったが、その代わり、ベスを犯
す番が回って来るまで、彼女は口と両手にモノをくわえさせられていた。
 拒めば容赦なく頬をぶたれ、髪を抜けんばかりの勢いで引っ張られた。
 頭の両側にクロワッサンのようにまとめていたリンの髪は、その片方がほどけ、凌辱と
虐待の激しさを物語っていた。

「つ.. 次は俺の番だぜ..」 リンに奉仕させていた男が乱暴に肉棒を引き抜き、ベ
スの方に向かって歩き出す。その足がもつれた。
「とっとと..」
 周りの者がどっと笑う。
「おいおい、もうへばっちまったか?」
「トシなんじゃねえの?」
「な、なんの.. まだまだこれからだぜ..」

 サーヤたちを連れ去ってから三日三晩の間、一滴の水も一切れの肉も口にする事なく
彼女らを犯し続けている事に、盗賊たちの誰一人として気付いてはいなかった。

(サーヤ様が最初の首を上げられたようです)
 ベスの言葉に、リンが棒読みのような淡々とした口調で答える。
(じゃあ、赤飯炊いてお祝いしないと..)





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