kinshishoさんからいただいたCG
ありがとうございます設定もいただいておりますのでご紹介します。

 彼女の名は、閑令徳院宮 飛鳥(かんれいとくいんのみや あすか)。閑令徳院宮家の末っ子で、軍と政治の架け橋であると同時に、軍事面における最高責任者である国防大臣を努めている。
 身長173cm 、体重56kg、上から88・58・85。血液型は調整役など影の補佐役向きと言われるAB型。
 予定より一ヶ月早く産まれた上に未熟児だったため、幼少期は幾度となく生死を彷徨う大病を患う。二次性徴が始まる頃から徐々に健康を回復するが、それでも上の三姫と違い、あまり激しいことはさせてもらえなかった。しかし、末っ子故か、政治的なバランス感覚は天性のものがあり、国防大臣に就任することに。ただ、国防大臣就任の条件は現役もしくは予備役の中将以上となっているため、一旦陸軍に入って大将まで進級した後に大臣となった。
 日本皇国では軍事と政治の役割分担がはっきりとしており、各々が各分野に於いて責任を執る制度となっている。 国防大臣の主な仕事は、各軍種の利害調整及び予算分配、軍事行動の円滑な運営、そして政治的な折衝と、かなりの激務である。しかし、国防大臣のお陰で後顧の憂いなく各軍の指揮官は思う存分戦うことができるのだ。
 そんな彼女の趣味は幼少期の頃の影響かピアノ。このため執務室の隣の部屋にはグランドピアノが置かれていて、仕事が煮詰まったときには決まって何時間でも気の済むまで弾く。楽譜を見ることなく弾ける曲は既に500曲以上にも達している。
 この他にはストレス解消にドライブも楽しんでおり、愛車は全てスポーツカーである。
 もともと愛嬌ある雰囲気のせいか、誰からも可愛がられる性質でもあり、彼女が国防大臣に就任してからは揉め事が減った。優しい一声でも十分仲裁が可能なのだ。
 ただ、それが災いしている点としては、病弱だった幼少期と周りから可愛がられるせいで子供染みた一面があり、少々気に障ることで泣き出してしまうこともある。一説には困り果てた時の泣き落としの可能性もあり、その証拠にこの手が通用しない皇帝陛下の前では絶対にしない。
 姉の有璃紗と並んで海外訪問も多く、ファミーユ姫とは交遊関係でもある。
 普段の格好のせいか、ドレスは動きにくくその上女官に脱ぎ着を任せて私は着せ替え人形じゃないといって着ようとはしない。この辺は複雑な乙女心か。
 因みに日本皇国ではお姫様は幼少期は和装で過ごし、12歳になる頃から洋装を身に纏い始める。その後は和装、洋装の選択は自由となるが、洋装派が圧倒的に多く、和装で過ごすことが多いのはこの四姉妹のなかでは長女の愛璃だけである。
 余談を承知でいうと、この世界の日本皇国では近代産業国家にも関わらず、洋装はまだ珍しく、和装の方が多い。そのためお姫様たちが見せる華麗な洋装姿は民衆の目を釘付けにする。


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