kinshishoさんからいただいたCG
ありがとうございます設定もいただいておりますのでご紹介します。

  彼女は、閑令徳院宮 有璃紗(かんれいとくいんのみや ありさ)。五親王家の一つ、閑令徳院宮家の三女で、日本空軍の管制本部総長と戦略航空軍司令長官を兼任する多忙な日々を送る。 身長180cm、体重65kg、血液型は特異なカリスマを有するといわれるB型。実は四姉妹のなかで最もスタイルがよく、上から92・59・90。 閑令徳院宮家は代々陸軍軍人の家系で、上の姉二人には体力、剣術が共に劣るため、父親の反対を押切って空軍を選んだ(最終的には先帝の勅許により認められることに)。  彼女が空軍に入った意味は大きかった。それまで空軍は高性能な航空機と錬度の高い搭乗員を擁しながら、士気が他の軍種と比べてやや低かったのだ。加えてその特殊性故か物腰こそ洗練されているものの一癖も二癖もある個性のキツイ人材ばかりで組織をコントロールするのも容易ではなかった。原因は単純で、空軍には創設以来、お姫様がいなかったのである。日本皇国の軍隊の特徴として、誰もが勝利の女神として君臨するお姫様を心の拠り所にして戦ってきた。しかし、空軍はどうしても人材を選ばざるをえず、空軍が務まる適性を持ったお姫様はなかなかいなかった。だが、空軍は創設から日も浅いため、人間に例えるなら新生児のようなものであり、有能なお姫様を尚更必要としていた。そんな時、彼女は現れたのである。  有璃紗はこれまでのお姫様軍人のなかでは最も有能といわれ、加えて強烈なカリスマをも有していた。  彼女が空軍に着任することになったその日、上空をとりどりの航空機が編隊を組んで飛び、鼓膜が今にも粉々になるかと思うような熱狂的な歓呼の声。空軍にとっては初めてのお姫様。その歓迎の規模は他の軍種でのお姫様着任の比ではなかった。そして、あれだけ扱いにくい部下が彼女を前にして湧き上がる忠誠心を抑えられずにいた。  皇国最強の軍種、日本空軍誕生の瞬間である。  有璃紗の着任以降、空軍は大きく変わった。意気消沈していた士気が一気に盛り上がり、官僚的だった組織の態度を改め、組織としてのまとまりを見せるようになった。特に激変したのが爆撃機部隊で、有璃紗自身爆撃機パイロットのため、士気と錬度の高さでは戦闘機部隊をも上回るようになった。  そして、ある爆撃機の配備が始まったことで、日本空軍戦略航空軍は世界最強の打撃部隊としての地位を不動のものとした。六発の超重爆撃機「富嶽(ふがく)」が配備されたのだ。  以降、数々の実戦でこれを敵とする者を震え上らせる武功を立てた。  彼女は有能であるが故、作戦の殆どが政治的に配慮されており、敵国の重要な記念日や国家元首などの誕生日などを狙って行われた。  富嶽が一旦上空に現れると、これを敵とする者に食止める術はない。高度15000m以上の上空を密集隊形を組んで高速で飛行してくる。このため富嶽が通過した後には灰となった地上が残るのみ。こうした残酷な破壊の所業から、彼女は「血塗れの成層圏」という可愛らしい顔立ちに似合わぬ二つ名を頂くようになった。  しかし、これによって表向きは敵対的な態度を示す国がいなくなったことも事実だった。  そんな彼女の趣味は意外にもフルート。暇なときを見つけては吹いている姿を見かけている者は多く、その影響からか音楽のほか文学趣味に目覚める者が増えた。  敵国からは如何にも残酷なイメージで語られがちだが、フルートを嗜むように教養豊かであり、達筆でもある。普段は部下思いの優しい性格でもあり、とても残酷な作戦に関わっているようには見えない。ただ、誤解なきように言うと、祖国に仇なす輩には徹底した仕打を加えねばならないという彼女の信念がそうさせているのであって、享楽的殺人趣味は持合わせていない。しかし、金鵄章功一級を二度も授与するほどの卓抜した武功に比例するかのように多くの命を奪ったことは否定できない

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