kinshishoさんからいただいたCG
ありがとうございます設定もいただいておりますのでご紹介します。

 彼女の名は閑令徳院宮 綾奈(かんれいとくいんのみや あやな)と言います。 日本皇国という架空の国のお姫様で、五親王家十一宮家の内、五親王家の一つ、閑令徳院宮家の次女で、現在陸軍の参謀総長を務めており、黒大将の二つ名を持つ。因みに、この国の最高統治者の呼称は天皇ではなく皇帝です(天皇はさすがに畏れ多くて使えません)。
 日本皇国についてのデータを大まかに記すと、皇族が全てを動かしてはいるのですが、一般国民から選出された政府があるのが特徴で、皇族による完全独裁ではないところが他の王国や帝国とやや違うところです。
 人口は1億5千万人。あまり天然資源に恵まれておらず、主要産業は高度技術による工業製品が中心です。所謂近代産業国家ですね。日本皇国の国民は皇族も含めて基本的に魔法は使えません。そのため、近隣諸国の脅威に対抗するために近代国家となる道を選びました。魔法が使えないからといって諦めはしなかったのです。
 ミッドガルドと同じく文武両道を国是としており、初等教育が全国民に義務付けられ、また奨学金制度の充実もあって上級学校へ進学する者も少なくありません。
 軍事制度についてはこの間まで兵役の義務がありましたが、完全志願制に移行しました。
 主な友好国としては、血縁よりも深い関係であると自他共に認める満州帝国を筆頭に、ミッドガルド、グランディア、オラン、バンバリアといった国々とも各種条約を締結して友好関係を保っています。
 随分と前置きが長くなってしまいましたが、彼女のデータについて言うと、身長176cm、体重60kg、上から90.60.88のA型。豪傑肌で面倒見がよく、末端の兵士にも気軽に接するなど、人心掌握に長けており、これが陸軍の強さの一翼を担っていることはいうまでもなく、また後方に閉篭もっているのを由とせず、幕僚とともに第一線を自ら積極的に視察するなど、敵味方をして『黒大将は十人いる』と言わしめた。
 豪傑ではあるものの、普段はひっそりとしていることも多く、趣味は古文書の解読ほか異国文化の研究。というのも、歴戦の指揮官でもあるが故に他国の文化に触れる機会も多かったために自然と興味を持つに至ったのでした。このため他国の軍隊にはない独自の部隊として異国文化を軍事的にではなく学術的に研究する部隊を発足させた。無論、これらの成果が様々な方面に活かされていることは言うに及ばず。
 陸軍の軍人としては海外訪問も比較的多く、ギネビア姫やオーロラ姫、ファミーユ姫などにも謁見したことがあります。トパーズは同じ姫君でありながら軍人として活躍していることに感銘したとか。
 そんな彼女ですが、ドレスは職務の性質上これまで着たことがなく、軍の正装で晩餐会などに出席しています。その度、周りはその威厳溢れる姿に圧倒されるとか。
 こんな強いお姫様もたまにはいいですよね?

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