オーロラ姫外伝・夢の中へ2


  翌日は舞踏会の日であった。オーロラには青いドレスが良く似合った。大きく裾を膨ら
ませた舞踏会用のドレスに身を包んだオーロラ姫は誰の目から見ても近隣まれにみる美姫
であった。
 しかしオーロラの心は晴れていなかった。 相も変わらず、着飾った貴族達がなれなれ
しく媚びを売る。最初はてきとうに相槌を打っていたオーロラも、やがて、あまりの嫌悪
感にこっそり席を外して、既に暗くなった廊下へと逃げ出していった。
 その廊下は裏庭へと通じている。
「親衛隊のトパーズでも呼び出して、エスコートしてもらおうかしら・・・」
 すっかり、お気に入りの女兵士にエスコートしてもらって、他のなよなよした貴族達の
鼻をあかしてやろうと思ったのだ。
「トパーズ。トパーズはいますか」
 裏庭に出るとオーロラはトパーズの名を呼んだ。しかし、あたりは静まり返って、物音
一つしない。
「へんね・・・誰もいないなんて・・・」
 舞踏会には今で言えば各国のVIPが集まるのである。本来であれば、あたりの警戒は
普段以上にきびしいはずなのだ。
 その時、闇の中から幾つかの黒い影が飛び出して、オーロラ姫に襲いかかった。
 
 気づいたとき、オーロラは洞窟のような暗い場所にいた。あたりを照らすのは、古びた
ランプのみ。
「へへへ・・・お姫様がお目覚めだぜ」
「きゃっ!」
 突然目の前にあの、船乗り達の顔が現れた
。
相変わらず、半裸の彼らは、いやらしい笑みを浮かべて、オーロラ姫の顔をのぞき込んで
いる。
「あ、あなたたち!なにをするんです無礼な!」 オーロラは精一杯の虚勢を張る。
「へへへ・・・お姫様。そんな格好で虚勢を張ったって恐くないんだよ」
「え?きゃあああ」
 オーロラはその時自分の格好に気づいた。すでに舞踏会用の豪華なドレスは脱がされ、
その下の、幾重にも襞の入ったペチコートすらも脱がされている。
 すでに、胸の先を隠すのみのビスチエと、裾にふんだんにレースとリボンをあしらった
ドロワースという。男にとってもっとも欲情をそそる姿に引き剥かれていたのだ。
 しかも、男たちの汗と垢にまみれたベットに乗せられ、男たちの欲望の目に曝されてい
る。
「ひいい!いや!いやああ!見ないでえ!」オーロラ姫はできうる限り、男たちの獣欲の
視線から恥ずかしい下着姿を隠そうと、胸に手をあて、身体を丸める。
「へへへ・・・そんなに恥ずかしがることはないんだぜ」
「そうそう・・姫様も俺達にこうしてもらいたかったんだろ」
「荷役所で俺達の姿を見て興奮してたんだろ」 荒くれ男たちが、次々といやらしい言葉
を投げかける。
「そんなこと、そんなこと、ありません」
 オーロラは必死になって身を丸め、耳を塞いで男たちに訴えかける。
 それを聞くと男たちは、けらけらと笑ってオーロラの前に一冊の本を広げてみせる。
「ひいっ!そ、それは」
 それは、父の書斎で覗き見したあのおぞましい艶本だった。
「へへへ・・・お姫様が夜こんな本をこっそりお読みとはね」
「お姫様の部屋でこれを見つけたときはびっくりしたぜ・・・この本を読んでオナニーで
もしてたのかってな」
「だから俺達がこうして、お姫様をさらったってわけさ」
「お寂しいお姫様をお慰めしようってな」
 そこまで言うと男たちは再びげらげらと大笑いを始めた。
「そんな!そんな本知らない」
 オーロラは必死になって否定するとますます身体を丸める。それが男たちにとって、ま
すます好都合になることも知らずに。
「へへへ・・・紐を解いて頂戴ってか」
「お姫様の下着の紐が解きやすくなったぜ」
え?ひっ!やあああ!」
 既に手遅れだった。男たちはビスチェの紐を解き。ドロワースの紐さえ解いてしまって
いたのである。
「ひいっ!いやあ!いや〜」
 ビスチェが引き剥がされ。姫の豊かな乳房が露になる。
「ほお〜!いいおっぱいをしてるじゃねえか」
「なんてすべすべの肌だ。乳首はまだピンクいろじゃないか」
 男たちがオーロラ姫の乳房に群がって、鷲掴みにする。まるでサクランボのような臼桃
色の乳首をつまみあげて悲鳴を上げさせる。
「ひいっ!痛い!痛い!乱暴にしないで!」
 今度は、ドロワースが引き吊り降ろされ靴下だけの下半身が露になる。白く柔らかなラ
インをもったふくよかなお尻が男たちの目に曝された。
「なんて、肉付きのいい尻をしてるんだ」
「へへへ・・・一生かかってもお目にかかれねえお姫様のお尻だぜ」
  男たちは今度はオーロラ姫のお尻に手を這わせいやらしく揉み上げる。お尻の肉をもて
あそび、まだ完全には熟し切らない太股を撫でさする。さらにその手は、処女の本能で必
死に閉じようとする姫の陰毛を探り、その下の純潔の果実に容赦なく這い回る。
「こ、恐い恐い!」
 オーロラはくるくると男たちの手に翻弄されるがまま。全身を撫で回され、敏感な乳房
や、クリトリスをごつごつとしたいやらしい手がつまみあげては悲鳴を上げさせる。
 やがて、足が大きく開かれ、熱い火箸のような物が自分の中に入ってきた。
「ああっ!あの蛇が体の中に・・・」
 オーロラ姫の頭に昨夜のあのあやしげな艶本の絵がリアルによみがえってきた。
 男の股間の、蛇のような恐ろしい男根が今自分の乙女の純潔を引き裂いているのだ。
「おおお、なんときつい!さすがに姫様だ。俺は姫様の純潔をいただくぜ」
「ひい!痛い!裂けちゃう!」
 オーロラは必死に腰を振って男の進入から身を守ろうとするのだが、それは、何の効果
も得られなかった。
「おおっ!入った入った。姫君の処女膜を突き破ったぜ」
「ひいっ!痛い!痛い〜」
 オーロラの悲鳴になどお構いなく、男はオーロラ姫の秘所を突き上げて、歓声を上げた。
「おおお・・・・・」
 オーロラは男たちに翻弄されるまま、男たちの臭い男根をくわえさせられ。そして子種
を放出される。
「ひぎい!だめ!だめよお!お母さまお母さま!オーロラを助けてえ!」
「おお!姫様の満腔は最高だ!きつくて小さくて!・・・おおお」
やがて、オーロラは激しい放出を膣内にうけ。そのまま気を失っていった。


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