ダーナ氷の女王 第二部 第6話 3

「くうっ・・・・くううう・・・・・」
ぐりゅ・・・ぶちぶちぶち・・・・・・・。
触手が激しく動き、ダーナの内蔵を暴れ回る。
そのたびに、膣内の内壁は圧迫され、ダーナに悲鳴をあげさせる。
前も後ろも、極太の触手が奧へ奧へと入り込む。
いったいどこまで・・・。
「くふうう・・・・ひうううう・・・・」
男性の肉棒はいくら巨大なものでも自ずと限界がある。
だが、こいつらといったらいくらでも入り込んでくる。
本当に内蔵まで達するのではないかと、恐怖に震える。
そうなれば命の保証など有りはしない。
ぐじゅるじゅるるううう・・・・・。
それは男の本能の権化なのか、それとも本当にダーナの
内蔵を食い尽くそうとしているのか。
誰にもしれはしなかった。
「ああ・・・わたしはもう・・・ここで死んでしまうの?・・・・・こんな化け物に
内蔵を食い尽くされて・・・・・ああ・・・せめて娘に一目・・・」
肉体が生命の危機を感じたのだろうか?それとも娘への思いなのか。
アンデッドどもに吸い尽くされたかと思われた母乳が、再び沸き上がってくる。
「・・ああ・・どうして?・・どうしてこんな時に・・・」
ダーナはなにがなんだかわけが分からない・・。
乳房が張り、乳首からは乳が溢れそうだ・・。
きゅきゅうう・・・・・・・。
「え・・・・?あ・・・な、なに・・・いやあ・・・・・」
じゅるじゅるじゅる・・・・・・。
内蔵に入り込んでいた触手が、それに気づいたのか、
ダーナの中から這い出してくると乳房に巻き付いた。
「ああ・・だめっ・・・だめえ・・・・」
きゅい・・・。きゅるううう・・・・・。
不可思議な泣き声をあげながら、
触手がダーナの乳房に巻き付いて乳を搾り出そうとする・・。
あまりのおぞましさに、ダーナはとぎれとぎれに悲鳴を上げる。
「くう・・・だめえ・・・いやあああ・・・・」
ダーナの乳房から、母乳が搾り出される。
触手が、その母乳をあさるように暴れ回った。


キラとガインのにらみ合いはまだ続いていた。
あまりの騒がしさに目が覚めたのか、マナが目を擦りながら
起きあがってきた。 「・・・だれ・・・・なんなの・・せっかくおっきな魚をつかめた夢を見たのに・・」
ようやくあたりの雰囲気に気づくと、キラに向かってふーっと唸った。
ガインの後ろに回ると、顔だけ出してにらんでいる。
「おやおや・・お姫様がお目覚めだね・・・」
キラはマナに気づくと軽口を叩いた。
「お前嫌い!でてけ!」
マナはキラをさらに睨み付けた。
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