ダーナ氷の女王 1話 4

 後ろ手を取ったノーズも手をこまねいていたわけではない。聖衣の背中に、長いダーナの髪に隠れたボタンを見つけると、上から順々に外していく。
 腰の部分まであるボタンを全て外し終えると、ダーナの肩に手をやって、聖衣を引き下ろす。
「きゃあああっ!」
「うひょお!こいつはいいぜ!」
「なかなか!色っぽい下着付けてるじゃねえか!」
 男たちの口から歓声や、それに続いて、いやらしい言葉が吐かれる。聖衣の下から、薄いピンク色のキャミソールが現れる。薄い生地で織られたそのキャミソールは、頭から被るネグリジェのようなものだ。薄手のシルクで作られたそのキャミソールは、ダーナの乳房や、その下に付けたコルセットを隠してはいない。
「や、やだ!見ないで!見ないでえ!」
 首を激しく振り、涙を流しながら、悲痛な叫びを上げるダーナ。しかし、後ろ手をしっかりと捕まれ、胸を隠すこともできない。
「・・・さすがは姫様だぜ、こんな色っぽい下着見たこと無いぜ!どうだいこの手触りはよう」
 ドモンは、涎を垂らすように、ダーナの胸に近ずくと、ねちねちと上半身を撫で回す。 そのあまりの嫌らしさに、ダーナは鳥肌が立つ。一方、ノーズはダーナの肩から背中へとねちっこく手を這わせる。しかし、ダーナの手を掴んでいるためそれ以上のコトは出来ない。
 これまたにやにやと笑いながら二人を囃し立てていた大男のガインは、前後を挟まれたダーナの横から手を伸ばすと、腰からお尻のあたりを撫で回す。
「ひいっ!や、そこ!やめてくださいっ!」

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