みだら人形(第11話)


「はあはあ・・・・なんて気持ちいいんだ・・・」
英里子のツンにたっぷりと濃い精液を吐き出したにもかかわらず、
男のペニスは萎えることなく次の発射に備えるようにむくむくと膨らみ
残った精液が入り交じった我慢汁を溢れさせている。

「・・・・・」
英里子は頭の中が真っ白になった。
漂う栗の花の生臭い臭いに、吐き気を催す。
汚れた男の欲望が、自分の衣装を汚したのだ。
おまけに危機は去ってはいない。
そしてそれは現実の物となった。
「さあて、いよいよいただいちゃおうかな。
本物の英里子ちゃんの処女を・・・」
「・・・・やだ・・・」
いくら英里子が人形のフリをしたとしても、それが人形であるか英里子であるかも判らな
いはずはない。ましてや、それが巧妙に仕掛けられた罠であることなど英里子に気付くは
こうはずもなかった。

両足が大きく広げられた。
次に男の手が、唯一大事なところを被うプテッテイに伸びる。
その小さな布きれは、あっという間にずらされてしまう。
「ひょう!見えたぜ、英里子ちゃんの大事なわれめちゃんが!」
「・・・やあっ」
股間が直接空気に触れるひやっとした感触に、英里子の全身から汗が噴き出した。
だが、かなしいかな英里子はやはり身動きできない。
いかがわしい男の前に、一番隠したいところがさらけ出されている。
くちゃ・・・
脂ぎった男の指が、英里子のスリットに沿って蠢いた。
英里子は心の中で泣き叫んだ。
「いやああっ!やだ!やだああ・・・・」
男はごくっと唾液を飲み込むと、自分の性器を英里子のスリットに押しつけてきた。
「えへへへ・・・・いよいよだよ!英里子ちゃんの・・・いただいちゃう」
『だめっ!だめええ・・・』
「よ、よおし・・・こ、ここへ・・・・ぶすっと・・・あれ・・・」 男は手慣れていないようだ、もしかすると童貞男かもしれない。 押し込んではにゅるっと押し出され、再び押し込んでいく。 そのたびに英里子の身体を突き刺すような痛みが走った。 やがて、何度目かの挿入がまともに入り込んだ。 「おおっ!は、入った!よ、ようし・・・・」 『いたっ!だめ!そんな急に!あっ!』 男はやたらに押し込んでくる。手加減を知らない男の暴力が、英里子の膣内にまで 入り込んできた。 「おおっ!気持ちいい!最高だ!英里子ちゃんのおま○こ!」 『・・・・くう・・・・』 英里子は息もできずに男の暴力に耐えることしかできない。 なんどか、乱暴な押し込みを受けているうち。 男は勝手に暴発した。 「おおっ!すごいも、もうでちゃうよ!だめだ・・・・あっ!・・・」 ぶしゅ!・・・・・。 どろどろどろ・・・ 『・・・ああ、だめえ中で出すなんて・・・・』 英里子の惨めな初体験。 そして中出しまで。 英里子は、そのまま気を失っていった。

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